割り箸と小皿

ササッとつくれる!箸袋でつくる1番かんたんな箸置きの折り方とマナー

2025/10/06

外食のときや、お呼ばれのときに箸の置き場所に困った経験はありませんか?使い捨ての割り箸の場合も、箸袋を使った箸置きの作り方を知っていると便利です。
ササッと作れる箸置きの折り方と箸置きのメリットを、調理師で食育インストラクターのracssが解説します。

サンキュ!STYLEライター。調理師・食育インストラクター2級・菜園家。食材を大事に使う節約料理や保存テクな...

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箸袋で作るシンプルな箸置きの折り方

箸袋を外して三つ折りにする
箸袋を外して三つ折りにする

箸袋を外して、横三つ折りにします。箸置きを折る間、箸は近くの小皿にかけておくと汚れません。

山折りにする
山折りにする

続いて半分に折りたたみ、背をつくります。

三つ折りにした箸袋
三つ折りにした箸袋

これだけでも立体的になり、軽い割り箸なら載せられます。
より安定感を出したい場合はもうひと手間。

端を折り込む
端を折り込む

両端を内側へ折り込み、三角にすると安定感がアップ。

箸袋の箸置き完成
箸袋の箸置き完成

できあがりです。多少の重さがかかってもつぶれない、安定感のある箸置きになりました。

箸置きを使うメリット

箸置きにのせた割り箸
箸置きにのせた割り箸

箸置きを使うことにはこんなメリットがあります。
1:テーブルに直に箸を置いて汚してしまうことを避けられて衛生的
2:箸が転がって無作法になってしまうことを避けられる
3:一口ごとに箸を箸置きへ戻す食べ方はダイエットにも効果的(どか食いを避けたい人におすすめ)
4:大事な席でも、マナーのいい人という印象を与えることができる

箸置きを使うときのマナーってある?

凝った折り方にしない

箸置きがない場合、箸袋を使って箸置きをつくるのはマナー違反ではありません。
ただし、食前に時間をかけて凝った折り方をするのはNG。「箸置きがなかったことへの嫌味」ととられてしまったり、ベタベタさわって折ることには衛生面の問題も出てくるからです。
箸袋の面白い折り方を知っている場合は、リラックスした食後の余興として楽しむといいですね。

使用中は箸先を出す

使用中の箸先は箸置きから出す
使用中の箸先は箸置きから出す

食事中の箸は、箸先がつかないように箸置きから数cmはみ出すように置きましょう。
箸置きに料理の汚れがついてしまうと衛生的ではありません。

使用後は箸先をしまう

使用後はわかるように
使用後はわかるように

食べ終わって片づけの際には、使用ずみ割り箸であることがわかるようにするほうが、片づける人に親切です。
折った箸置きを開いて、箸先を入れ込めばOK。箸先の汚れを見せないのは上品な大人のマナーでもありますよ。

シンプルな箸袋の箸置きで楽しい食事時間に

シンプルな箸置きの折り方を知っていると、箸置きがセットされていないシーンでも困ることはありません。
お店での食事のときなどにササッとつくって、割り箸も衛生的に使いたいですね。
きれいなお箸の使い方はぜひ家族で共有して、お子さんの食育にも役立ててください。

■執筆/racss
調理師・食育インストラクター2級・菜園家。食材を大事に使う節約料理や保存テクなど、毎日の料理が楽しくなるひと工夫を中心に執筆している。「racssblog」では、ごはん雑記や菜園の様子を発信中。

編集/サンキュ!編集部

 
 

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