あえてキッチンで洗わない!目からウロコな「レンジフード部材」の効率的な掃除方法
2024/10/11
キッチンの物はキッチンで洗うのが自然な流れですが、取り外せるカバーやフィルターなどの「レンジフード部材」に関しては、実はあえてキッチンで洗わないほうが効率的だそう。
暮らしのスペシャリストで元キッチンメーカー勤務のシンプリストうたさんに、目からウロコな「レンジフード」の効率的な掃除方法を教えてもらいました。
レンジフードの部材はシンクで洗うことをオススメしない理由
レンジフード部材はキッチンで洗ってはいけないという決まりはありませんが、非効率に感じる場面が多いかもしれません。問題点は2つ。
1つ目は、レンジフードカバーのサイズが大きすぎる問題です。
シンクからレンジフードカバーがはみ出してしまうことで洗うのに時間がかかってしまいます。自然と調理台も汚れてしまい、レンジフード部材以外の掃除にも手間がかかってしまいます。
2つ目は、シンクや調理台がふさがってしまう問題です。
浸けおき洗いや乾燥をした結果、キッチンが使いにくくなってしまいます。日中でも使用頻度が高いシンクをわざわざふさぐ必要はありません。
このプチストレスが、レンジフード掃除をつい先延ばしにしてしまう原因にもなるのです。
では、どこで洗うのが良いのでしょうか?
「お風呂場」で洗うとスムーズ
レンジフードの部材の掃除は「お風呂場」で行うとスムーズです。
お風呂場は、部材全てと人が座るくらいスペースにゆとりがあります。そして、日中はお風呂を使わなくても問題ないので、泡洗剤をつけて放置するのにも支障がありません。
浴槽にぬるま湯と薄めた中性洗剤を入れて、浸け置きする手もありますよ。
最後は、洗剤をシャワーで一気に流すことができるので、時短になります。
浴槽洗い用の中性洗剤でもOK
お手入れ方法は、メーカーの取扱説明書によると「中性洗剤で」と書かれているところがほとんどです。
キッチン用の洗剤でも良いのですが、同じ中性洗剤の「浴槽用洗剤」を使っても問題はありません。スポンジは使い捨てスポンジを使えば、後片づけもラクですよ。
自然乾燥でそのまま置いて乾かすこともできるので、掃除のハードルも下がります。
レンジフードの部材はお風呂場で洗ったほうが効率的!
レンジフード部材をお風呂場まで持ち運ぶ手間はありますが、シンクを占領され、作業しにくいストレスに比べれば効率的かつラクです。
毎日のことであればめんどうですが、月に1回だけだと思えばできそうな気がしませんか?
今までキッチンで手洗いしていた人は、ぜひチャレンジしてみて下さいね。
■執筆/シンプリストうたさん…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。68平米のマンションでの家族4人のリアルな暮らしぶりを紹介するインスタグラムが人気。インスタグラムは@utatanenet_home。
編集/サンキュ!編集部