一度食べたらふつうの明太パスタに戻れなくなるかも…!入れるとやみつきになる調味料とは?
2024/09/18
子どもも大人も大好きな人が多い明太パスタやたらこパスタは、家庭でつくるパスタの定番メニューですよね。じつは、いつもの調味料をちょっと変えるだけで、やみつきになるほど風味が変わるのです。
今回は、野菜ソムリエ・食育インストラクター・気象予報士として活躍する植松愛実さんに、一度食べたら戻れなくなる!という明太パスタ・たらこパスタの作り方を教えてもらいます。
- 入れる醤油を半分入れ替えるだけ!
- 【レシピ】鍋だけで簡単!白だし入り明太パスタ(たらこもOK)
- 味はうすくならない?じつはほぼ同じ塩分濃度
- いつもの明太パスタ・たらこパスタを簡単にグレードアップしよう!
入れる醤油を半分入れ替えるだけ!
明太パスタやたらこパスタを作るとき、たいていのレシピでは、ゆでたパスタにほぐした明太子orたらこと、醤油とバターを混ぜ合わせて完成!ですよね。レシピによっては牛乳や生クリームなどを足すこともありますが、味つけの調味料としては醤油が主役です。
この醤油を、半分だけ白だしに変えてみてください。たとえば、ふだん醤油を大さじ2入れている場合は、醤油を大さじ1にして、白だしを大さじ1加える、といった具合です。
たったそれだけ?と思われるかもしれませんが、だしの風味で全体の旨味もぐんとアップして、もうふつうの味つけには戻れなくなるほどやみつきになるのです。
【レシピ】鍋だけで簡単!白だし入り明太パスタ(たらこもOK)
ふだんからつくっている明太パスタのレシピがある場合は、そのレシピのまま醤油の半分を白だしに変えるだけでOKですが、とくに定番レシピがない!という人のために、筆者がいつもつくるレシピを紹介します。
[材料](2人分)
・パスタ(スパゲティやリングイネなどお好みで)…180g
・明太子(たらこ可)…2腹
・醤油…大さじ1
・白だし…大さじ1
・有塩バター…大さじ2程度(20gくらい)
・塩…大さじ1程度(ゆで用)
・あればきざみ海苔や大葉…お好みで
[作り方]
1.鍋に湯をわかし、塩(目安は水1Lに対し大さじ1程度)を加え、パスタを表示どおりゆでる。
2.明太子(たらこ)は粗くほぐし、醤油・白だし・バターと混ぜ合わせておく。
3.ゆで上がったパスタの水を切り、鍋に戻して2.の調味料を加えて混ぜる。
4.全体がよく混ざったら、皿に盛りつけ、好みできざみ海苔や大葉を添える。
味はうすくならない?じつはほぼ同じ塩分濃度
白だしは名前のとおり色がうすくて白っぽく、醤油と比べると味もうすそうに見えます。そのため、醤油の半分も白だしに変えてしまっては物足りない味つけになるのでは?と不安に思う人もいるかもしれません。
じつはあまり知られていないのですが、たいていのメーカーの白だしは、醤油と同程度の塩分濃度なのです。つまり、同じくらい塩味が足されるので、醤油を減らす分量と同じ量の白だしを入れるだけで、しっかりした味つけになるというわけです。
なお、ふだん醤油ではなくめんつゆで明太パスタをつくっている場合、めんつゆより白だしのほうが塩分濃度が高いことが多いため、めんつゆを同量の白だしで入れ替えると塩味が濃くなることがあります。その場合は有塩バターを使う量を少し減らすなど調整してください。
いつもの明太パスタ・たらこパスタを簡単にグレードアップしよう!
定番料理はおいしいので定番になっているわけですが、やっぱりおいしくてもちょっと飽きることはありますよね。そんなとき、調味料を少し入れ替えるだけで簡単に風味が変わる白だしは、ぜひ試していただきたいところです。
ふだんと大きく作り方を変えようとすると家事の負担が大きくなりますが、同量の醤油と白だしを入れ替えるだけなら、いつでも気軽にできるというのも魅力。ぜひいつものパスタを簡単にグレードアップしてみてくださいね!