【連載】コウケンテツさん親子の「いっしょに作ったよ!」ミニチヂミ

2018/06/19

梅雨の季節がやって来ました。韓国では、「雨が降るとチヂミが食べたくなる」と言われていて、僕の家でも梅雨の時期はチヂミがよく登場していました。諸説ありますが、チヂミを焼く音が雨の音に似ているからというのが一般的。今回紹介したチヂミは、シンプルな食材なので思い立ったらすぐに作れます。

なにより、外はカリッ、中はもちっとした食感は子どもが大好きなもの。外に遊びに行けない雨の日は、家でのんびり、チヂミ作りに挑戦してみませんか。

料理研究家。テレビ番組でもおなじみ。料理が苦手な人にも作りやすいよう配信しているYouTubeはダントツの人...

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材料(作りやすい分量)

とうもろこし…½本
枝豆(塩ゆで)…1袋(さやつきで約150g)
A(卵½個 小麦粉30g 上新粉〈なければ片栗粉〉20g 
しょうゆ小さじ2 水40㎖ 塩少々)
B(酢、しょうゆ各大さじ1 白いりごま小さじ½)
ごま油大さじ1

1.具の準備をします

とうもろこしはこそげ取る。枝豆はさやから出す。

2.生地を作ります

ボウルにAを混ぜ合わせ、を加えて混ぜる。

3.焼いて仕上げます

フライパンにごま油をひいて中火で熱し、一度火を止め、生地をスプーンなどで直径7~8㎝の円形に広げる。弱めの中火にして、両面をこんがり焼く。仕上げにごま油大さじ1(分量外)を加えて回しかける。皿に盛り、Bを混ぜ合わせたたれを添える。

ONE MORE ADVICE 子どもが火を使うときの注意点

大人がそばについて、目を離さないようにしましょう。フライパンの柄を引っ掛けないように、向こう側にセッティングするのもポイント。生地を広げるときは、一度火を止めると、慌てることなく作業できます。スプーンの柄は長いタイプを。そして、子どもはフライパンの上ばかり注目してしまいがちですが、フライパンの縁に触れないように伝えましょう。やけどしないように注意してチャレンジしてください。

ポイント1.枝豆は手のひらに 出すようにして

枝豆をさやから出すのは、幼児でもできるお手伝い。両手で押し出すと、思わぬ方向に飛んでいってしまうこともあるので、手のひらの上にもう片方の手で押し出すようにするとうまくいきます。

ポイント2.大人が焼きの 仕上げをします

生地を広げ、弱めの中火で2~3分こんがりと焼いたら裏返します。そして縁がカリッとしてきたら、再び裏返し、ごま油大さじ1を加えて回しかけると、カリッと焼き上がります。熱くなるので、必ず大人が担当して。

調理/コウケンテツ 撮影/馬場わかな スタイリスト/河野亜紀 構成・文/松崎祐子

 
 

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