【韓国ごはん】特別な材料はいらない!『チャプチェ』を使い慣れた食材で本格的に美味しく作るポイント3つ!

2022/06/23

韓国の代表的な料理で日本でもかなり馴染みのある物になったチャプチェ。皆さんも一度は食べたことがあるのではないでしょうか?海外の食材を扱うお店に行けばチャプチェ用の韓国春雨や専用ソースなども売っていますが、わざわざそれを買う必要はありません!

今回は韓流マニアで韓国ドラマライターのJUMIJUMIさんに、特別な材料は使わずに本格的で美味しいチャプチェを作るポイントを教えてもらいました。

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そもそもチャプチェってどんな料理?

잡채(チャプチェ)は漢字で「雑菜」と書き、色々な材料が入っているという意味があります。お祝いやお客さんを招くときなどの重要な食事には必ず作られる伝統的な料理です。

韓国ではタンミョンという、日本の春雨よりもかなり太いものを使います。具材には牛肉・玉ねぎ・人参・きのこ類などがよく使われます。

ここで豆知識。チャプチェは春雨と野菜の炒め物だと紹介されることが多いですが、実は「和え物」です!昔ならではの本当の作り方はタンミョンを茹で、野菜はそれぞれ別々に味つけをしておきます。最後に全ての材料を混ぜ合わせて完成という、とても手の込んだ料理なのです。
現代では一般的に家庭で作られる時は炒め合わせる方法で作られています。

韓国人の友人も「親戚が集まる時などは正しい作り方をするが、家族で食べる時にそんなことはしない!」と言っていました。

ポイント1:必須の材料はこれだ!

それでは美味しく作るポイント3つを紹介していきます!

1つめのポイントとして、これだけは絶対に用意してほしいという必須材料があります。
それは【牛肉・玉ねぎ・しいたけ】です。
私がこれまでに何十回とチャプチェを作ってきて色々な材料の組み合わせを試してきましたが、この3点が抜けてしまうと定番のチャプチェからは離れてしまうと感じました。

牛肉は他の肉と比べて値が張りますが、細切れなどの購入しやすいものを少量で大丈夫です。
必須材料3つ以外はお好みでご用意ください。今回私は家にあった人参・ピーマンを使用しました。パプリカやほうれん草なども美味しいですね。
主役の春雨は、韓国の太いタンミョンではなく一般的な日本の春雨で問題ありません。

<材料目安(3〜4人分)>
◯春雨:60g
◯牛肉:100g
◯しいたけ:3つ
◯玉ねぎ:大1/4
◯人参:大1/3
◯ピーマン:2つ

ポイント2:しっかり下味で仕上がりが変わる!

ひと手間にはなりますが、これをしておくことで仕上がりの味が本当に変わります。それが2つめのポイント【牛肉に下味をしっかりつけておく】です。

牛肉(約100g)を細切りにしておき、醤油(小さじ1)・酒(小さじ1)・おろしにんにく(少々)・コショウ(少々)を加えてしっかり揉み込んで馴染ませておきましょう。

そして春雨は熱湯に2〜3分浸けて戻したら、ザルにあげておきます。


それでは調理を始めていきます!調味料はあくまで目安なので、お好みで調節してください。

<調味料目安(3〜4人分)>
◯ごま油:大さじ1
◯おろしにんにく:1片分
●醤油:大さじ2
●酒:大さじ1
●みりん:大さじ1
●砂糖:大さじ1
◯ごま:適量

1:フライパンを熱し、ごま油・おろしにんにくを入れて香りが立ったら、牛肉・野菜をよく炒めます。

2:春雨と●の調味料を入れてよく混ぜながら炒め、全体に味が馴染んだら火を止めます。

ポイント3:最後にごま油をひと回し!

火を止めたら最後に【ごま油(材料外)を全体にひと回し】して、もう一度よく混ぜます。

こうすることでより香りが立ってより美味しくなります。仕上がりが少しオイリーなのが本格的なチャプチェに近い仕上がりです。

お皿に盛ったらごまを振りかけて完成です!

ポイントはたった3つなので、簡単により本格的で美味しいチャプチェを作っていただけると思います。我が家ではこのチャプチェが子どもの大好物です!皆さんもぜひ一度お試しください。

■執筆/JUMIJUMI…韓国留学を機に韓国の文化に魅了される。年間30作品以上の韓国ドラマを視聴し、またライターとして情報発信も積極的に行う。ただ作品の内容を説明をするだけでなく、食や生活様式など文化面から掘り下げた解説を得意としている。
編集/サンキュ!編集部

※IHクッキングヒーターをご使用の場合は、説明書を確認し、指定の油量を必ず守って調理してください。

 
 

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