【キッチン汚れ予防法】五徳に油を散らさないためのひと手間

2022/10/22

日々の小さな心がけで汚れもイライラも溜まらないようなコツを発信する、ハウスクリーニング士の坂田亜希さんに教わる掃除のコツ。
今回は「五徳に油を散らさないためのひと手間」について教えてもらいました。

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五徳が汚れる原因

IHの方は、料理後にフラットな部分を拭くことでキレイをキープしやすくなっていますよね。もちろんIHも焦げなどを放置していると頑固な汚れに成長してしまうので、油断は禁物です。
ガスコンロの場合は、コンロまわりだけでなく、五徳に油が散ってしまったり、火力が強すぎた場合に吹きこぼれたものがついてしまったりと、さまざまな汚れがついてしまいます。五徳に汚れがついたまま使い続けていると、そこが使用するたびに熱せられて焦げていきます。

汚さないための工夫

五徳が3カ所あるご家庭も多いと思います。使う頻度が高いコンロの場所によって、五徳の汚れ方も変わってきます。意識して五徳も掃除していかないと、頑固な汚れに成長し、簡単には取ることができなくなってしまいます。使わない五徳は油散りで汚さないためにも、出しておかないという手段があります。使う五徳だけセットして、使わないものはセットしなければ汚れることもありません。そこで、わが家の五徳はキッチンの壁に吊り下げています。これで汚れることから回避することができます。

吊り下げる道具の種類

吊り下げる手段はいくつかありますが、わが家は吸盤タイプのフックを使用しています。このほかにも、磁石や強力粘着テープなどの方法もあります。ご家庭のキッチンにあわせたタイプをお選びくださいね。五徳もなかなか重みがありますので、吊り下げた際に、重みでフックなどが落下しないようにお気をつけください。

キレイをキープするために

五徳を吊り下げることで、コンロまわりもしっかりと拭き掃除することができます。料理後に、まだ少し温かいコンロを水拭きすると、油汚れも落ちやすくなります。その際は、火傷しない程度の温かさまで下げるようにしてください。五徳は汚れた箇所だけ、食器と同じようにスポンジと食器洗剤で洗うか、または食洗機にいれて洗いましょう。汚れたらすぐに拭くか洗うという習慣をつけるだけで、汚れの溜まり具合も変わってきます。頑固な汚れを掃除することは大変ですので、汚さない工夫を心がけてみてください。

◆記事を書いたのは・・・坂田亜希
家事代行業ハウスクリーニング士。キレイにすることが大好き。家事代行を通して、お客様の日々の掃除の負担を減らし、時間と気持ちにゆとりを生み出すこと意識しております。洗剤や道具の上手な使い方などを発信していきます。

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

 
 

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