掃除機は押すだけじゃダメ?窓は開けないほうがいい?掃除機のかけ方のNG行為3選
2024/06/10
掃除といえば、まず思いつくのが「掃除機をかける」ですよね。ふだん何気なくやっている人が多いと思いますが、その使い方が合っているかを考えたことがありますか?
今回は、簡単な掃除や料理アイデアが人気の家事クリエイターのマミさんに、掃除機のかけ方のNG行為を教えてもらいました。
1.「押す」をメインに掃除機をかけている
床にヘッドを強く押しながら掃除機をかけていませんか?じつは、掃除機がゴミを吸う力が強いのは押したときではなく、引いたときなんです。
掃除機のヘッドにはブラシがついていますよね。そのブラシで押しながらゴミを集め、引くときにゴミを吸うしくみ。
ですから、一生懸命掃除機を床に押しつけるよりも、軽い力でゆっくりすべらせるように動かしながら掃除機をかけるのがおすすめです。
意外と力を入れないほうがキレイになりますよ。
2.トイレの床に掃除機をかけている
トイレの床に掃除機をかけている人も多いかもしれません。でも、これはやめたほうがいい行為です。
トイレの床には尿などが飛び散っている可能性があり、雑菌が多い場所。そこに掃除機をかけるとヘッドに菌がつきます。その掃除機で他の場所も掃除をすると菌を家中に広めることにも。
また、床に手洗いの水などが飛んでいる場合、それを吸い込むこともありますよね。水分を吸うのは故障の原因にも繋がります。
3.換気をしながら掃除機をかけている
「掃除機をかける前に、まずは窓を開けてから…」と、換気をしながら掃除機をかけていませんか?
掃除機をかける前に換気をしてしまうと、床に落ちていたホコリが舞い上がり空気中へ散ってしまいます。せっかく掃除機をかけても、しばらくするとそのホコリがまた床へ。換気は掃除機をかけ終わった後にするのがいいですよ。
さらに、掃除機をかけるいちばんいいタイミングは、朝起きてすぐ。夜は空気が動くことがなく床にホコリが落ち切っているので、そこにそーっと掃除機をかけると効率よく掃除ができます。
でも、朝いちばんに掃除機をかけられないことも多いですから、同じように空気が動いていない帰宅後でも大丈夫。
また、掃除機がかけられない場合は、同じタイミングでお掃除ワイパーを使うのもおすすめです。
気づいたときから変えていけば大丈夫!
掃除機のかけ方のNGをお話しましたが、やっていたことはありましたか?「わ~!全部やっていた!」と思った人も、大丈夫です。気づいたときから変えていけばいいだけ!正しい掃除機のかけ方で、今までよりも掃除の効率をアップさせていきましょう。
■執筆/マミ…以前家政婦として活動していた知識と20年超えの主婦業で培った経験を生かした、簡単な掃除や料理アイデアが人気の家事クリエイター。
編集/サンキュ!編集部
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