「ヨーグルトの汁」はそのまま捨てないで!簡単でおいしい「ラッシー」の作り方
2024/06/09
料理をする際、「もったいないけれど、これは使えないな」と、捨てる部分ってありますよね。でも、今まで捨てていたものでも、意外と活用できる場合もあるんですよ。たとえば、水切りヨーグルトを使ったときに出る汁も、捨てずに使うと、おいしい飲み物に変身しちゃうんです。
今回は、元家政婦で家事クリエイターのマミさんに「ヨーグルトの汁」を使った簡単レシピを教えてもらいました。
ヨーグルトの汁は「ホエイ」
ヨーグルトの上澄みや、水切りヨーグルトをつくったときに出る汁は、「ホエイ」です。乳清とも呼ばれますね。「ホエイ」は、ヨーグルトの乳脂肪や一部のたんぱく質が除かれた状態のもの。
なんとなく、もう栄養がないような気がしますが、ビタミンやラクトフェリンなどのたんぱく質が含まれた、栄養が豊富な液体なんですよ。しかも、ホエイはたんぱく質の吸収がいいといわれています。そのまま捨てるのはもったいないですよね。
「ホエイ」でラッシーが簡単にできる!
ホエイと牛乳で、簡単にラッシーがつくれます。材料も少なく混ぜるだけだから、本当にすぐできますよ。ラッシーは、自宅ではなかなかつくる機会がありませんが、ホエイで簡単にできるとなれば、つくってみたくなりませんか?
ホエイを使ったラッシーの材料
水切りヨーグルトの汁(ホエイ)100cc
牛乳 100cc
はちみつ 小さじ1~3(好みで)
レモン汁少々
ホエイを使ったラッシーのつくりかた
グラスにホエイとはちみつを入れ、よく混ぜてはちみつを溶かします。そこに牛乳とレモン汁少々を入れて、さらによく混ぜれば完成。お好みで氷を入れてください。
はちみつが苦手だったり、溶けにくいと感じたりする場合は、ガムシロップを使ってもOKです。また、はちみつやガムシロップ代わりにジャムを入れれば、フルーツラッシーも簡単にできますよ。甘さは好みに合わせて加減してください。
牛乳とホエイが1対1であれば、あとの量は結構適当でも大丈夫です。自分好みの甘さを見つけてみてくださいね。
ヨーグルトの汁は捨てないで!
「使い道がわからないし、そのまま飲んでいいものかもわからない…」と、捨てがちだったヨーグルトの汁。牛乳と混ぜてはちみつを入れるだけで、簡単にラッシーができますよ。はちみつではなく、ガムシロップでつくってもいいですし、ジャムを入れればアレンジもいろいろ。ヨーグルトの汁は捨てずに、ラッシーにして飲みましょう。
■執筆/マミさん…以前家政婦として活動していた知識と20年超えの主婦業で培った経験を生かした、簡単な掃除や料理アイデアが人気の家事クリエイター。Instagramは「@m.a.m.i.a」。
編集/サンキュ!編集部