夏に向けて知っておきたい!冷凍保存のコツと裏技
2023/07/29
サンキュ!STYLEライターのこじまはるなです。
皆さんは食品を冷凍保存する事はありますか?
今回は、これからの暑い季節に役立つ冷凍の裏技をご紹介します。
食品を冷凍する時のコツ
1.空気を抜く
空気に触れている部分があると、そこから劣化が始まってしまいます。
お肉やお魚も、少し手間ですが買ってきたトレイから保存袋などに入れ替え、空気を抜いてから冷凍して下さい。
空気を抜くと使用するスペースも少なくて済みます。
2.小分けにする
冷凍すると固くなるため、後から少量取り出す事が難しいです。また、少量ずつ小分けにする事で、冷凍や解凍にかかる時間を少なくでき、食品の美味しさもキープできます。
3.水分を取る
食品から水分が出ている場合はよく拭き取ります。
水分がついたまま冷凍すると霜ができ、解凍する時に美味しさを奪ってしまう原因になります。
4.中身が分かるようにする
冷凍した日や中身が後からでも分かるように明記しておきましょう。冷凍してしまうと、全体が白っぽくなり見た目で判断がしづらくなります。
また、冷凍した日が分かると賞味期限の目安にもなります。
5.急速冷凍をする
冷凍に時間がかかると細胞が壊れて傷みやすくなり、また解凍時に旨味や栄養が出てしまいます。
急速冷凍機能がなくても、温かいものは十分冷めてから冷凍庫に入れ、食品を凍らせる間は温度設定を下げ、冷凍庫の開け閉めはなるべくしないように気をつけて下さい。
冷凍庫内のスペースに余裕があれば、冷気が当たりやすい場所を「凍らせるもの専用」のスペースにするのもオススメです。
冷凍の裏技
1.パセリを色よく保存
彩りのために使われる事もある乾燥パセリですが、買ってきて暫くすると色がくすんでしまいます。
しかし、冷凍庫に保存するだけで、鮮やかな緑が保てます!
写真は左側が冷凍したパセリ、右側が常温保存のパセリです。(写真の加工はしていません)
生のパセリもそのまま冷凍保存すると綺麗な緑色がキープでき、かつ手で細かくしやすいのでオススメです。
2.ピザ用チーズ
毎日使わないと傷みがちなチーズですが、そのまま冷凍すると写真右側のように
全部くっついてしまい使いたい量が出せません。
そこで冷凍する前に少量の片栗粉をまぶすと写真左側のようにパラパラのまま冷凍できます。
そのまま冷凍して1時間後に一度全体を混ぜても、同じようにくっつかずに冷凍できます。
3.小口切りのねぎ
一度にたくさん冷凍するとくっついてしまいやすいですが、
凍らせる時に下にキッチンペーパーを敷くとパラパラのまま凍り、使いやすいです。
4.小麦粉や片栗粉などの粉もの
常温だと虫がわいてしまう事もある粉物も、冷凍保存が便利です。
常温だと1〜2ヶ月で使い切らなくてはいけないところ、
冷凍すると半年ほど保存が可能です。
冷凍しても固まらないため使い勝手は変わりませんが、
結露が発生すると湿気ってしまうため、小分けでの冷凍がオススメです。
5.生姜
なかなか丸ごと使い切る事が難しい生姜ですが、
冷凍すると長持ちするだけでなくすり下ろしやすいのでオススメです!
おわりに
冷凍保存する事で、食品を長持ちさせる事ができるのはもちろんですが、
他にも火が通りやすくなったり、旨み成分が出やすくなったりと嬉しいメリットもたくさんあります。
皆さんもよく使う食材がありましたら、ぜひ冷凍できるか調べて見てください。
◆この記事を書いたのは・・・こじまはるな
食べる事が大好き!家族が楽しく食べられる食事作りを目指しています!穏やかな主人と息子と、3人暮らしです。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。