”保存容器”の寿命ってどのくらい?買い替えのタイミングはいつ?
2024/10/01
余ったおかずや作り置きをいれておくのに便利なプラスチック製の”保存容器”、何年くらい使い続けていますか?丈夫で壊れにくいので、買い替えのタイミングが難しいですよね。
今回は頑張り過ぎないシンプル収納、お掃除しやすいお部屋づくりを発信している村上真由美さんが、保存容器の寿命と買い替えの目安について考えてみました。
それ、もう捨てたら?
私は、整理収納アドバイザーの資格を持っている片づけオタク、一方で夫は、片づけにさほど興味がありません。
そんな夫ですが、ある日突然「それ、もう捨てたら?」と声をかけてきたのです。
捨てたら?と言われたものは、フタが欠けている容器。普段であれば壊れたものをすぐに捨てる私ですが、その容器だけはフタが欠けていても使い続けていました。
【壊れていても、使い続けていた理由】
1.フタが欠けているので開けやすい
2.使いやすいサイズ感(容量)だったこと
せっかくなので、家にある全ての”保存容器”を一つひとつチェックしてみました。
一般的なプラスチック容器の寿命は約3年と言われています。
我が家の保存容器は引っ越しの時に購入したものです。現在の住まいに引っ越してきて5年経過、ということは保存容器も5年は使い続けている計算に。なかには、引っ越し前から使っているもっと古い保存容器もあるんです…。
あまりに古いと衛生的にもよくありません。丈夫で壊れにくいからこそ、意識して見直すことが必要ですね!
買い替えの目安
保存容器にこんなサインが出たら、買い替えの目安です。主な目安は経年劣化。
・匂い移りした容器
・色移りした容器
・フタの一部が欠けている or 割れている
・容器にヒビ(亀裂)がはいっている
・フタがゆがんでいる(レンジで温めすぎて、変形している)
保管スペースを決める
100均で簡単に手にいれることができる”保存容器”。
すぐに購入できるということは、どんどんと数が増えてしまうということですよね。
「一膳分のごはんを冷凍しておくのに、ちょうどいいかも」
「汁物は、丸い容器が便利かも」
「このシリーズは、重ねられるからいいかも」
と、様々な口実を理由にあっという間に増えてしまいます。
我が家にある全ての保存容器を並べたときに「こんなにあったの!?」と驚くほどの量がありました。食器棚の一段すべてを保存容器が占領していたのです。
勝手に増えてしまわないように、”ここにはいる分だけ”と保管スペースを決めることをおすすめします。
スペースを決めれば、ひと目で判断できるので管理もラクラク♪さらに、一つ買ったら一つ捨てるを心がければ完璧です。
全部並べてチェック
まずは、どのぐらいあるかチェックから始めてみませんか!?
1.机の上に、全ての保存容器を並べる
2.経年劣化したもの、数が多すぎるものは処分
3.スペースを決めて収める
4.必要であれば、新しいものに買い替える
フタと容器の数が合わないものも手放しの対象です。是非やってみてくださいね。
■執筆/村上真由美…頑張り過ぎないシンプル収納、お掃除しやすいお部屋づくりを発信!自分時間を生み出す、ワーママ。整理収納アドバイザー1級とクリンネスト1級の資格を持つ。
編集/サンキュ!編集部