年末が近づくと、家をスッキリと整えたくなりますよね。片づけていると、「今年中に処分しておきたい」と思うものが次々と出てくることも…。でも、いざ処分しようとしたら「粗大ゴミが予約でいっぱい」 「リサイクルショップが混雑していて査定に時間がかかった」なんて経験はありませんか?
そこでおすすめなのが、ゴミ出しが混雑する年末前の11月中に不用品を整理しておくこと。整理収納アドバイザー×クリンネストである村上真由美が、早めに見直しておきたいアイテムをご紹介します。
1. 粗大ゴミは11月中に予約&処分
粗大ゴミの処分は、処理券を購入して指定日に出すか、クリーンセンターへの持ち込みが主な方法です。年末にかけては予約がすぐ埋まり、12月に入ると希望日に出せないことも。クリーンセンターもゴミを捨てたい人で混雑し、処分に時間がかかってしまいます。
処分予定の大型家具や壊れたまま放置している家電、もう必要ないなら11月中に手放しましょう。状態のいいものはリサイクルショップへ持ち込みもおすすめです。
2. 冬物衣類&靴の見直し
本格的に寒くなる前に、コートやブーツを見直してみませんか。「去年はよく着ていたけれど、今はあまり好きじゃないかも…」「体形が変わってサイズが合わない」そんなときは手放しサイン。今年は出番がない可能性が高いですよ。
子ども服も要チェック!思っていたより早くサイズアウトしていることもあります。リサイクルショップに持ち込むなら、シーズン前がおすすめ。需要が増える前に売ると高値になりやすいですよ。今シーズン必要なものだけを用意して、冬を迎えましょう。
3. 紙もの整理
片づけの中でも後回しにしがちな紙もの。たまれば溜まるほど面倒になるので、この時期にスッキリさせましょう。
・保証書の期限は切れていない?
・手放したものの取扱説明書、残ってない?
・それ、何年前の年賀状?(保管期限を決めよう)
この時期だからこそ、普段はチェックしない書類にも目を通してみませんか。 仕分けのコツは「残す基準を決める」こと。自分が管理できる範囲を意識して整理するとスムーズに進みます。
4. キッチンまわり
年末年始はイベントが増え、料理の機会も多くなります。ドタバタする前にキッチンを整えておきましょう。
賞味期限切れの食品、使い切れていない保存食、もらったけど出番のない粗品やキッチングッズ…。気づかないうちに増えていませんか?
使えるものは早めに使い切り、不要なものは手放す。食品は「あるものを使い切る」を意識することで、無駄買い防止にもつながります。スッキリできてお財布にも優しいと嬉しいことばかり。キッチンの引き出しを全部開けてチェックしてみてくださいね。
早めの行動で12月はバタバタしない
12月に入った途端、「あれもこれも」と焦ってしまった経験はありませんか? 11月中に不要品の整理やものの見直しを済ませておくだけで、余裕を持って12月を迎えられます。
早めの行動で、今年はスムーズに家全体がスッキリ。心地よい空間で新年を迎えられるように、そろそろ片づけを始めませんか。
■執筆/村上真由美
片づけオタクなワーママ。SNSで話題の片づけ術を取り入れながら、ドタバタ時間を減らすコツを探求中。整理収納アドバイザー×クリンネスト。欲張りママの毎日に役立つヒントを発信している。インスタグラムは@mayumi321.jp
編集/サンキュ!編集部