週末のつくり置きはNG?「時間も人手も足りない!」忙しい人にピッタリのつくり置き術
2024/10/22
暮らしのモヤっとする時間を短縮!サンキュ!STYLEライターで時短研究家ママのあらきあゆみです。
「週末につくり置きして平日ラクしよう!」というのは、実は時間も人手も足りないママには不向きかもしれません。週末にまとまった時間を確保できなかったときに、平日のリズムが大幅に崩れやすくなるからです。
そこで、おすすめしたいのは週末に無理せず、平日少しずつのつくり置きをする方法。忙しいママでも無理なくできるつくり置きのコツをご紹介します!
完成品のつくり置きよりも「準備段階」のつくり置き
多くのママが「つくり置き=完成した料理」と思いがちですが、それだと大量の料理を一度につくる手間がかかりますし、同じ料理を食べ続けることになるので家族から「またこれ?」とクレームになることも。
そこでおすすめなのが、「調理の準備だけをしておく」という方法です。例えば、もやしをレンジで加熱して保存しておく「もやしのナムル」のような簡単な副菜をつくっておくんです。これだけで、平日の食事準備が驚くほど楽になります!調理工程をゼロから始めなくていいので、帰宅後にパパッと一品完成できるのがポイントです。
3日以内に消費できる「ミニつくり置き」を心がける
つくり置きしたものが冷蔵庫に長期間残ってしまうと、「もう食べたくないな…」と感じることもありますよね。それを防ぐために、3日以内に消費できる分量だけをつくっておくのがベスト。
例えば、初日に「もやしのナムル」をつくったら、2日目はそのナムルを使ってワカメと溶き卵で「中華スープ」にアレンジ。そして3日目には「餃子の付け合わせ」として出すなど、少しずつバリエーションを変えることで飽きずに消費できます。
つくり置きは保存期間が5日ほど可能なものもありますが、「つくり置きは3日以内に消費する」とルールを決めておけば、ウッカリ期限を過ぎて廃棄することもなくなりますよ。
毎日の調理ついでに少しずつつくり置きを実践!
「今日はつくり置きの日!」と決めるのではなく、普段の調理のついでに、つくり置きをするのが時短のコツ。
たとえば、夕食の野菜を切るときに、少し多めに切って保存しておいたり、お味噌汁の具材をあらかじめ準備しておく。こうするだけで次の日の調理がとてもラクになります。つくり置くができない時に「カット野菜」を活用することで工程を省くことも同様の時短方法です。
こうすることで毎日同じ負荷でルーティンを回せますから、週末につくり置きするルーティンをつくるよりも、時間がないママにはぴったりの時短テクニックですよ。
完成系ではなく、準備段階を平日に少しずつつくり置きをすることで、献立に困ることも減りますし、調理時間も短縮できます。毎日の夕食づくりにモヤっとしたら今回紹介した方法を試してみてくださいね!
◆この記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライター&時短研究家ママ(あらきあゆみ)
プチプラ活用・デジタル活用・マルチタスク術など……ママのモヤっとする時間を短縮する問題解決のアイデアを提案|育児と介護のダブルケア。3歳4歳やんちゃ男子の母、80代義母と同居中|FP2級&終活ライフコーディネーター。