いちご

意外と知らない!いちごをおいしく長持ちさせる裏ワザを料理家が伝授

2025/01/23

サンキュ!STYLEライターの料理研究家&気象予報士の石田よしみです。
季節の食養生を提案するお天気ママとしても活動をしています。

今回は、旬を迎えているいちごをおいしく長持ちさせる裏ワザを紹介します。

洗い方と保存法を変えると、より甘く感じて長く楽しめますよ。ぜひ参考にしてくださいね。

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いちごは追熟しない

いちご

意外と知られていないのが、いちごは追熟をしない果物であるということです。
時間が経つと、酸味が和らいで甘くなったような感じを受けることもありますが、
糖度が増すことはないので、常温に置いておくメリットはありません。

むしろ常温では早く傷んでしまうので、できるだけ冷蔵庫での保存がおすすめです。

またパックに入ったままでは、圧力がかかってしまい、傷みの原因になります。
私の場合、購入したらできるだけ早く洗って、余裕のある容器で保存するようにしています。

塩水でより甘く

塩水

いちごを洗う場合は、水道水ではなく、塩水で洗うのがおすすめです。

あんこに少し塩を入れると甘く感じるように、
いちごも塩味をまとうことで、甘さが引き立ちます。

また塩には殺菌作用があるので、傷みを防ぐ効果もあります。

いちご

■いちごの洗い方

(1)ボールに水と塩を入れる。
(塩はボール1杯のお水に、小さじ1程度が目安です。)

(2)ヘタがついたままいちごを入れて、2~3回さっとかき混ぜて、水気を切る。
(長く水に浸すと味が薄れるので、さっとで大丈夫です。)

(3)ヘタを取り除いて保存する。

逆さで保存容器で

いちご

いちごは先端の頂果部(ちょうかぶ)ほど糖度が高く、柔らかく傷みやすいです。

このため、洗ってヘタを取ったあとは、ヘタがついていたほうを下にして保存するのがポイントです。

傷みやすい頂果部に圧力がかからないので、傷みにくく長く保存することができます。

いちご

ちなみに、以前に検証したときには、5日後でもほぼ変わらずにおいしく食べることができました。

まとめ

今回は、いちごをおいしく長持ちさせる洗い方と保存法を紹介しました。
・購入したらパックから早く解放する
・塩水で洗ってヘタを取って保存
・保存の際はヘタがついていたほうを下にする
上記3つで、おいしく長い間楽しむことができます。
ぜひ試してみてくださいね。

◆この記事を書いたのは・・・石田よしみ(お天気ママ)
料理家や気象予報士の経験をいかして、季節のレシピや裏ワザの記事を配信中です。
せっかちな性格ゆえ、簡単に手早くできる料理が多いので、ぜひ参考にしてくださいね。

 
 

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