旬を迎えている「パセリ」。料理にちょっと添えてあるだけ、というイメージがあるかもしれませんが、じつは栄養豊富で、美容効果も期待できる、積極的に摂取したいハーブです。
今回は、育児料理アドバイザーの菅智香さんが、パセリのおすすめ保存方法と合わせて、パセリの消費レシピをご紹介します。ぜひチェックしてくださいね。

パセリは冷凍保存が便利!
パセリは冷凍ストックしておくととても便利です。冷凍方法はとても簡単ですよ。パセリを洗ったあと、しっかり水気を拭き取り、葉と茎を分けましょう。
葉と茎、それぞれを密閉できる冷凍用保存袋に入れ、冷凍庫に入れてくださいね。葉の部分は少し空気を入れた状態で冷凍し、凍ったあとに袋の上からもむとパセリがみじん切りの状態になり、使うとき便利ですよ。
次の項目では、パセリの茎と葉、それぞれをたっぷり消費するレシピをご紹介します。
茎を使おう!パセリとしいたけのスープ
パセリの茎はスープを風味豊かにしてくれます。みじん切りにすれば、パセリの茎の固い部分でも食べやすくなりますよ。
材料
ウィンナーソーセージ 5本
パセリの茎 40g
玉ねぎ 1/4個
しいたけ 2個
顆粒コンソメ 大さじ1
白ワイン 50ml
水 600ml
オリーブオイル 小さじ2
作り方
(1)ウィンナーソーセージは3cm程度の厚さに切る。
パセリの茎はみじんぎりにし、玉ねぎ、しいたけは薄切りにする。
(2)フライパンにオリーブオイルを入れて中火にかけ、ウィンナーソーセージ、玉ねぎを加えて炒める。
(3)しいたけ、パセリの茎をいれて全体をさっと炒める。
(4)顆粒コンソメ、白ワイン、水を入れてひと煮立ちさせる。
(5)塩(分量外)で調味して完成。
葉を使う!豚肉とパセリのチャーハン
パセリの葉の部分をチャーハンにたっぷり加えれば、少ない具材のチャーハンでもおいしく仕上がりますよ。
材料
ご飯 150g
豚ひき肉 60g
卵 1個
パセリ 10g
オイスターソース 大さじ1/2
しょうゆ 小さじ1
酒 小さじ2
オリーブオイル 小さじ1
作り方
(1)パセリはみじん切りにし、卵は溶く。
(2)フライパンにオリーブオイルを入れて中火にかけ、豚ひき肉をほぐしながら炒める。
(3)豚ひき肉の色が変わったら酒を加えて全体を炒め合わせる。
(4)ご飯を加えてほぐしながら加熱する。
(5)溶き卵、パセリ、オイスターソース、しょうゆを加えて全体を炒め合わせて完成。
パセリは栄養豊富で美容効果も期待できるハーブです。冷凍保存を取り入れて、日々の食卓にパセリを加えてくださいね。
■執筆/菅智香…育児料理アドバイザー。子どもに食べさせたい料理、子どもと作りたい料理、美容に良い料理の提案が得意。
編集/サンキュ!編集部