冷蔵庫の製氷機、どれくらいの頻度で掃除するべき?簡単なお手入れ方法もご紹介!
2024/07/07
日々の家事で気になるものの、正解がよくわからないことについて、家事代行サービスを展開するカジタクに所属する、家事代行スタッフに教えてもらいました。
今回のテーマは「冷蔵庫の製氷機(自動)を掃除する頻度や掃除方法」についてです。
「え、そもそも掃除が必要なの!?」と焦っている人もいるのでは。じつは、けっこう汚れやすいらしいんです……。
※本記事は、過去に掲載した以下記事を統合したうえで一部編集を加えたものです
■【100均】もう製氷機の洗浄した?1回約36円の高コスパクリーナーで簡単スッキリ(2021/06/23掲載)
■冷蔵庫の製氷機、どれくらいの頻度で掃除するべき?(2019/08/17掲載)
■カインズの製氷機クリーナーで初めて自動製氷機を掃除してみた!(2021/04/14掲載)
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製氷機を掃除したほうがいい理由とは?
製氷機は冷蔵庫の中にあるから、カビなどとは無縁…と考えている人は少なくありません。とくに冬場は氷を作る機会がほとんどないので大丈夫だろうと、過信している人が多いです。
残念ながら、冷蔵庫の中でもカビなどの細菌は死滅するわけではなく、あくまでも増殖が緩やかになっているだけ。そのため、製氷機や給水タンクを掃除しないまま使っていると、カビが混じった水を凍らせた氷ができてしまいます。あまり使いたくはないですよね。
このような状態を防ぐためにも、製氷機や給水タンクを定期的に掃除してきれいな状況を保つことが大切です。
製氷機はどれくらいの頻度で掃除するべき?
製氷機の給水タンクは、基本的に1週間に1回のペースで掃除することが望ましいとされています。そうすることでカビが発生しても繁殖を予防できますし、パイプ内など製氷機内部にもカビが発生しにくくなるのです。
どうしても掃除をする暇がないという場合でも、隔週ペース(月2回)は維持したいです。たとえば、冷蔵庫内の整理とまとめて掃除すれば忘れずに行えるでしょう。また、製氷皿が取り外し可能となっているものであれば、こちらも1年に1、2回のペースで掃除をしましょう。
そしてもう一つ、定期的に掃除する必要があるのが浄水フィルターです。こちらは普段の掃除では水洗い程度で問題はありません。ただ2、3年に1度は新品に交換する必要があります。
製氷機を掃除する方法は?
製氷機の基本的な掃除方法としては、まず給水タンクを冷蔵庫から取り出します。蓋などの取り外せるパーツは全て取り外し、タンク部分をスポンジで水洗いしましょう。もし目に見える汚れがある場合は、食器用洗剤を使って落としておけば、あとからお酢やクエン酸を使用するときも汚れが落ちやすいです。
蓋を掃除する時は浄水フィルターなどの付属パーツを外し、それぞれのパーツを別々に洗います。浄水フィルターには水垢がついていることが多いので、流水で洗い流すことをおすすめします。
また、細かいパーツはお酢やクエン酸につけておくと、見えない部分の汚れも落とすことができます。そうして全てのパーツを洗い終わったら乾燥させ、組み立てて冷蔵庫内に戻せば掃除完了です。
【100均】1回約36円の高コスパクリーナーで簡単スッキリ!
冷蔵庫の製氷機(自動)を掃除する頻度について紹介してきました。
ここからは、お掃除スペシャリストのサンキュ!STYLEライターいつきさんが実践している掃除方法を紹介していきます!
おすすめのダイソーとセリアどちらにも取り扱いのあった「自動製氷機洗浄剤」をご紹介します。
コスパ良しで手間も無し
自動製氷機洗浄剤は、ひと袋110円(税込)に3回分が入っています。
1回分が約36円だと考えるととてもコスパが良いですよね。
冷蔵庫や冷凍庫は、冷えているからカビや菌が繁殖しないと思われがちですが、殺菌・死滅できているわけではなく生育がゆっくりなだけで増殖しているのです。
自動製氷機洗浄剤の主成分であるクエン酸には、雑菌の増殖を抑える効果があるため、水道水のカルシウム汚れなどを落としながら消臭・除菌することが期待できます。
以前はクエン酸と食紅を使って洗浄剤を作っていたそうです。しかし、クエン酸を計量するのが面倒で食紅は使い切ることができずに手放してしまったので、こちらを選ぶことにしたとのこと。
水に溶かすだけでOKなので超簡単!
パッケージの後ろに説明が書いてあるので、よく読みながら行っていきます。
まずは給水タンクの浄水フィルターを取り外します。
※メーカーにより異なるので取り扱い説明書に従ってください。
給水タンク内に水道水を300ml入れ、洗浄剤を1回分入れます。
粉末が残らないようによく混ぜたら給水タンクを冷蔵庫にセットします。
水がピンク色になっていますよね。これには理由があり、製氷した氷が透明になってきたら洗浄が完了というサインになるのです。
掃除完了が色で判断できるから分かりやすい!
ピンクの氷はもちろん口にすることはできません。
給水タンクの水が無くなったら水道水を継ぎ足し、氷に色が付かなくなるまで製氷を繰り返します。
24時間製氷を続けましたが、氷の色が無くなったので給水タンクを洗い流し洗浄は完了しました。
こうして自動製氷機の洗浄をしておけば、これから気持ちよく氷を使うことができます。
洗浄している最中は、家族に洗浄していることを知らせて、使える氷は別の容器に入れて避けるなど工夫をしていたそうです。購入したらすぐに使える自動製氷機洗浄剤、ぜひお試しください。
カインズの製氷機クリーナーで初めて自動製氷機を掃除してみた!
自称「家事ズボリスト」やりくり、生活術が得意でサンキュ!STYLEライターのmiiです!
突然ですが、皆さんは普段冷蔵庫の自動製氷機の掃除ってしていますか?
私はマイホームに住み始めて2年近くなりますが、そもそも自動製氷機の掃除をするという発想がなく、1度も掃除したことがありませんでした。
ここからは、インスタグラムで話題になっていたカインズホームのある商品を使って、初めて自動製氷機の掃除をしてみた様子をお送りします。
自動製氷機の掃除にはカインズのコレ!
製氷機の掃除に使用したのがこちら!
カインズの「冷蔵庫の自動製氷機クリーナー」398円
食器洗い洗剤のコーナーに展開されていましたよ。
実際にやってみた!
やり方はとっても簡単!
①空の給水タンクにクリーナー丸ごと1本と水200mlを入れて混ぜます。
②普段氷を作るのと同じように給水タンクをセット!
③しばらくしてピンク色の氷が出てきたら給水タンクに残っているピンク色の液は捨ててオッケー。
給水タンクを洗っていつもと同じように水を入れて給水タンクをセットします。
④ピンク色の氷が出てこなくなったら洗浄は終了です!
こちらのクリーナーは1、2か月に1度の使用がおすすめなのだそう。
とっても簡単に掃除が完了しました!
気軽に自動製氷機の掃除ができる万能アイテムだった!
自動製氷機は氷を作る過程で給水タンクに雑菌が繁殖しやすいので定期的な掃除が必要なんだそう。
カインズのクリーナーはクエン酸と梅果汁抽出物から作られたものなので、安心して使うことができました。また、ピンク色の氷が出るので掃除中なのが一目で分かるのもメリットだと思います。
気になる氷の方は…臭いがなく、おいしい!
知らぬ間に給水タンクが汚れ、綺麗じゃない氷を食べていたのかと思うとゾッとします。
これからは、いつでも安心しておいしい氷が作れるように定期的な掃除を心がけようと思います。
気になった方はぜひお試し下さい!
◆この記事を書いたのは・・・mii
自称「家事ズボリスト」やりくり、生活術が得意なフルタイム主婦。
ズボラ主婦ならではの家計管理や生活術、幸せな生き方について発信中!
※商品情報は記事執筆時点(2021年3月)のものです。店舗によっては取り扱いがない場合があります。
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