どうして夜がいいの?毎日がラクになる夜家事のメリット

2019/09/10

やろうと思えば、いつまでも際限なく続いてしまう家事。がんばれば家の中は整いますが、いくら快適に暮らしたいからといって、1日中家事ばかりしているのはウンザリです。そこで今回は、暮らしスタイリストとして料理を始め家事全般の情報を日々発信されている河野真希さんに、夜家事に変えることで毎日をラクにするヒントについてお伺いしました。

家事はまとめるほど時短&効率アップができる

みじん切りの野菜プラスチック製容器
Ben6/gettyimages

掃除に洗濯、片づけに料理…家事にはキリがなく、きちんと暮らそうとすればするほど、終わりが見えなくなってしまいます。もちろん家事の行き届いた家で暮らせるのは気持ちがいいものですが、終わりがないことを完璧にしようとしても疲れてしまいます。毎日の家事はどこかで時間を区切って、まとめてやることで、作業にも気持ちにもメリハリがつきます。

家事は育った環境などによって「洗濯は朝にするもの」「夜に掃除はしちゃいけない」「ごはんは食べる直前につくるもの」といった思い込みがある人も少なくありません。でも、そのイメージに縛られて、朝も夜も時間を取られていると、ずっと家事に縛られているような気持ちになってしまいます。

家事を1日のうちのどこかの時間にまとめることで、際限なく続く家事に区切りをつくります。その時間内に終わらなかったら、今日はもうおしまい。そう割り切ることで、ダラダラと家事を続けずに済み、時間短縮につながります。

また、家事をまとめると、今まで二度手間になっていたことが一度で済んで、効率アップが図れる場合もあります。例えば、朝ごはんと夕ごはんの支度も食材を切ったり、野菜を茹でておくといった下ごしらえまでなら同時に進められることも多く、何度も調理器具を出したり洗ったりする手間が省けます。

ちなみに、どの時間に家事をまとめるのがいいのかというと、おすすめしたいのは夜です。

夜は「ついで家事」のベストタイミング

若い女の子の手が洗濯機ドラムに衣服を入れる
Yana Tikhonova/gettyimages

すべての家事を夜だけに収めることはむずかしいです。でも、できるだけ夜にまとめることで、時間の使い方がスムーズになります。

家の中の場所やものを、夜寝る前やその日の最後に使ったときの「ついで」に家事をしておくと、やり忘れが少なくなります。例えば、『夜洗濯が時短&効率アップにつながる理由とは?』で紹介したように、お風呂を使ったついでに洗濯機を回してしまったり、『トイレ掃除は「夜にちょこっと」するのが正解!』で紹介したように、寝る前にトイレを使ったついでにさっと拭いておくなど、「ついで」にできる家事は一日の締めくくりとして習慣にもなりやすいでしょう。

また、朝や日中やったほうがいい家事も、夜のうちに段取りを整えておくと、時短かつ効率アップにつながることがあります。『子どもがいてもスッキリする夜片づけのススメ』で紹介したように、朝にやりたい床掃除をスムーズに進めるためには、夜のうちに片づけを済ませておくのがポイント。慌ただしい朝の家事も、短時間で無理なく済ませることができます。

朝からスッキリ気持ちよく過ごせる!

風に揺れるカーテン
byryo/gettyimages

通勤や通学、登園などで、家族それぞれに時間の制限がある朝は、どうしても慌ただしくなりがちです。さらに家事もやらなくてはならないと思うと、気持ちが焦って、ついイライラしてしまうこともあるのではないでしょうか。

でも、朝起きたら、部屋はすっきり片づいていて、洗濯ものは干してあり、朝ごはんの下ごしらえは終わっていたとしたら…?それだけで気持ちにも時間にもゆとりが生まれて、家族にも余裕を持って接することができるはずです。

夜家事の最大のメリットは、朝の時間を快適に過ごせることにあります。朝を笑顔で気持ちよく迎えたい人にぜひおすすめしたい方法です。


◆監修・執筆/河野 真希
暮らしスタイリスト・一人暮らしアドバイザー・料理家。料理や家事、インテリアなど、気持ちのいい暮らしを作る、はじめるためのライフスタイル提案を行う。流行や思い込みにとらわれずに、無理なく持続可能で快適な自分らしい暮らしづくりを応援。 『料理教室つづくらす食堂』主宰。

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