きじまりゅうたさんに教わる!秋に食べたい「炊き込みご飯」5選
2018/10/18
秋は新米がおいしい季節でもあります。旬の味覚を詰め込んだ「炊き込みご飯」は、食欲の秋にもぴったり!そこで今回は、料理研究家・きじまりゅうたさんおすすめの「炊き込みご飯」を5品お届けします。
基本の作り方
1.米をとぐ
米はといでざるに上げ、水をきる。
2.具を準備する
具を料理に合わせた大きさ、形に切る。調味料を用意する。
3.炊飯器で炊く
炊飯器に米、調味料などを入れてから、2合の目盛りに合わせて水を注ぎ、具をのせて炊く。※水分量に指定がある場合は、それに合わせる。
4.混ぜ合わせる
炊き上がったら、ざっくり混ぜる。器に盛り、トッピングがあればのせる。
秋の味覚満載「炊き込みご飯」5選
定番の和風炊き込みご飯だけでなく、洋風の炊き込みご飯にもチャレンジすれば、いろいろな味を楽しめます。メイン材料を2つにしぼり、たっぷり入れれば、手軽にボリューム満点のごちそうができ上がり!
北海道炊き込みご飯
【材料】
・鮭…(大)2切れ(生鮭の切り身。 一口大に切る)
・コーン…(大)1缶(190g)
・米…2合
・A(バター10g、塩小さじ½)
● コーンは缶汁と実に分け、缶汁はAと一緒に炊飯器に入れる。水を目盛りまで注ぎ、鮭、コーンの実をのせて炊く。
焼きさんまの茶めし
【材料】
・さんま…2尾(塩焼きしたもの。ささがきにする半分に切る)
・ごぼう…小1本(ささがきにする)
・米…2合
・A(塩小さじ½ 緑茶〈ペットボトル〉200ml)
● 緑茶を入れたら、目盛りまで水を注ぐ。
● 炊き上がったら、さんまの骨、頭などをはずして混ぜる。
さつまいもとベーコンのピラフ
【材料】
・さつまいも…200g(厚さ1.5㎝の半月切りにする)
・ベーコン…4枚(スライス。幅3㎝に切る)
・米…2合
・A(バター20g おろしにんにく小さじ½)
・黒いりごま、塩…各適量
● 仕上げに黒いりごま、塩をふる。
里いもとツナの梅ご飯
【材料】
・里いも…200g(皮をむいて厚さ1㎝の半月切りにする)
・ツナ…(小)1缶(70g)※汁けをきる
・米…2合
・A(梅干し2個 酒大さじ2塩小さじ¼)
● 里いもは切ったあと、塩(分量外)と水少々でもんでぬめりを取り、水で洗って水けをきる。
● Aの梅干しは種をはずしてちぎり、種ごと入れて炊く。
サムゲタン風炊き込みご飯
【材料】
・鶏肉…手羽元4本
・甘栗…12粒(皮をむく)
・米…2合
・A(ごま油、鶏ガラスープの素各大さじ1 おろししょうが小さじ½ 塩小さじ¼)
*炊飯器について
・ この特集では、5.5合炊きの炊飯器を使用しています。
・ 炊飯器の機種によっては調理に向かない場合があります。取扱説明書をご確認ください。
・ 圧力式炊飯器での調理はできません。その他の機種については、取扱説明書をご確認いただくか、メーカーにお問い合わせください。
*電子レンジについて
・ 電子レンジの加熱時間は、600Wの場合の目安です。500Wの場合は、1.2倍の時間で加熱してください。その他の場合は、メーカーにお問い合わせください。
・ 電子レンジで液体を加熱するとき、沸点に達していても、沸騰しないことがごくまれにあります。この状態の液体が、ちょっとした刺激で急激に沸騰を起こし、液体が激しく飛び散ることがあります(=突沸現象)。やけどの原因になりますので、ご注意ください。
*だしについて
だしは昆布と削り節や市販のだしパックでとるか、和風だしの素を表示どおりに薄めて使ってください。
■教えてくれたのは……
きじまりゅうたさん(料理研究家)
祖母、母が料理研究家という環境に育ち、幼いころから料理に親しむ。若い世代ならではの目線で作るアイデアメニューが人気となり、雑誌やテレビなどで活躍。
季節感満載の「炊き込みご飯」はどれもおいしそう。お米と具材を合わせて炊飯器で炊くだけなのでとっても簡単!忙しい日のごはんにも便利です。秋の食卓にぜひどうぞ!
参照:『サンキュ!』11月号「炊き込みご飯×具だくさんみそ汁」より。掲載している情報は18年9月現在のものです。調理/きじまりゅうた 撮影/豊田朋子 構成・文/田久晶子 編集/サンキュ!編集部
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