寝室のにおい対策として知っておくべき要注意のスポットを紹介!
2022/06/10
湿度や温度が高い時期になると、部屋のなかがムワッとしがちですよね。とくに寝室は、寝具が置かれていることや長時間いることもあって、湿気、そしてイヤーな感じの臭いが充満することも。
ところで、寝室のなんとなくイヤーな臭いの原因ってなんなんでしょうか?家事代行サービスを展開するカジタクに所属する「片付け名人」の山口さんに聞いてみました。
※本記事は、過去に掲載した以下記事を統合したうえで一部編集を加えたものです
■なんだか寝室がクサい……その原因は意外すぎるところにあった!(2020/07/10掲載)
■くさい寝室には意外な原因が!むわっと漂う夏のいや~なにおい、原因と対策を解説(2021/08/06掲載)
■放置したらやっぱりまずかった!驚くほど汚れていた寝室のアレ(2021/09/04掲載)
何をやっても寝室がクサいときに疑うべきこととは?
夏場、寝室の臭いが気になった経験はありますか?一般的に、寝室の臭いの原因は寝具の汚れや生活臭、体臭と言われています。
しかし、いくら掃除をしても、シーツやカバーを洗濯しても、なんだかクサい……汗による臭いや加齢臭も疑って、お風呂やシャワーで清潔にしたのになんだかクサい……という経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。
実は、上記で挙げた以外にもっと深刻な臭いの原因があるのです。
それは、口臭です。
当然ですが睡眠中も人は呼吸をしていますから、口臭もひと晩中吐き出されることになります。また年齢が上がるほど、口内の環境が悪くなるため、より口臭は寝室にこもりがちになります。寝たきりのかたがいる部屋の独特な臭いも、口臭が大きな原因なのだそうです。
もし、なにをやっても寝室のイヤーな臭いが取れない場合は、自身や家族の口臭を疑ってみるのもいいかもしれません。そして、そこに原因がありそうだったら、歯のケアなどをしっかり行ってみるようにしましょう。もしかすると、寝室の臭いがスッキリ消えるかもしれませんよ。
要注意のにおいスポットを紹介!
暑い季節になると、家の中がむわっとにおってお困りの人も多いのでは?そこで今回は、家の中でどこがにおいやすいのかについて詳しく紹介していきます!
要注意においスポットについて知りたいという方は、ぜひチェックしてみてください。
要注意においスポット1:寝室
暑い時期の寝室は非常ににおいやすい場所。発生源になりやすいのが「枕カバー」。ぜひ頻繁に洗濯機にポイッと追加して洗ってしまいましょう。天気のよい日の朝には、枕ごと洗って、外に干したいですね。
シーツとブランケットもにおいがちなので要注意。寝汗、脇汗、首周りの汚れ、そして夏は裸足で歩き回ることが多いので足裏の汚れなども、シーツやブランケットに付着していきます。
洗濯する際には、洗剤と一緒に、粉末の酸素系漂白剤も入れて洗うのがおすすめです。皮脂汚れや汗ジミを洗い落とし、消臭効果も高く、色柄物でも安心です。
それ以外で見落としがちなのが、寝ている人の口臭。夏場は窓を閉めてエアコンをつけて寝ることが多いため、とくににおいがこもりがちです。寝具類を清潔にしているのになんだか寝室がクサイ、といった場合は口内環境を気にしてみてはいかがでしょうか。
要注意においスポット2:キッチン
気温が高いと食品の傷みが早いので、生ゴミのにおい対策が必要です。生ゴミは水分を切ってからポリ袋に入れ、重曹を振りかけてから、空気を抜いて口を結び、臭いが漏れないようにします。重曹を入れることで、臭いを吸い取ってくれますよ。
また、ゴミ箱自体にゴミのにおいが移っていることもあるので、確認してみてください。もしゴミ箱ににおいが移っていたら、アルカリ性のスプレー(重曹水・セスキ水・アルカリ電解水など)を吹き付けて、クロスで拭き取りましょう。いっしょに汚れも取れて、さっぱりしますよ。
まだ臭いが残っている場合は、クエン酸水を吹き付けて、クロスで拭き取ります。最後に、除菌スプレーをまんべんなく吹きかけて除菌します。いつも手指に使っているものでも大丈夫ですよ。
要注意においスポット3:エアコン
夏本番となり、エアコンがフル稼働になると、エアコンから吹き出す空気がカビくさい、ホコリくさい、なんてことはありませんでしたか?
もしそうだとしたら、すぐにエアコンのクリーニングを頼んで、中まで徹底的にお掃除してもらいましょう。ついでに、部屋の掃除もする必要があります。エアコンは、部屋の空気を取り込んでから冷たい空気に変換して吹き出しています。部屋のホコリがエアコンの中を通して、私たちの体の中に入ってきてしまうのです。
掃除は、見た目をきれいにするだけでなく、むしろ健康のために必要なのですね。
驚くほど汚れていた寝室のアレとは?!
毎日掃除しているつもりでも、汚れがたまっている場所ってあるものですよね。ここからは、驚くほど汚れていた寝室のアレについて紹介してもらいます。
サンキュ!STYLEライターのdanngoさんの実体験をまとめていますので、寝室で知らないうちに汚れが溜まっているアレについて気になる!という方は、ぜひチェックしてみてください。
天気がいいから洗濯してみるか、と思ったら……
私はあらゆる家事の中でも、洗濯が特に嫌いです。
下洗いしやすい薄手のものならまだやる気になりますが、厚手のものになると気力ゼロ。
数年前に買った寝室のじゅうたんも、汚れたら雑巾でふくだけでごまかしていました。
ところが先日魔がさしたというか、気分がたまたまのって「今日は天気がいいな。じゅうたんの洗濯でもしてみよう!」となったのです。
軽くじゅうたんに掃除機をかけ、裏側も汚れているかなとめくったとたん絶句。
「この部屋の隣は砂場ですか?」と突っ込みたくなるくらい、細かな砂が落ちていたのです。
子ども達が外遊びしてから部屋で遊び、服から落ちたものがたまったのでしょう。
人にはとてもお見せできるようなものではありません。
というより、あせりすぎて写真を撮ろうとは思いませんでした。
浴室に運び、せっけんをつけてこすり洗いし、シャワーで流し……。
ここでもやはり出てくる細かな砂。
どんなに流しても完璧に洗い上がった気がしませんでしたが、きりがないので適当なところで区切りをつけました。
干す時も大変でした
目の粗いじゅうたんなので水切れはわりと良かったのですが、それでも干すのは重労働。
腰が丈夫で良かったと心底思いました。
思いつきで洗ったので、物干しざおにかけたのは午前11時頃。
夕方近くになってもなかなか乾ききりません。
そこで浴室乾燥機を使うことにしたのですが、ここであることに気づきました。
少しずつ乾くにしたがって、繊維の中から細い髪の毛が出てくるのです。
掃除機をかけたはずなのに、と気が遠くなりました。
長い髪の毛はほとんどなく、短い毛ばかり。
おそらく掃除機で吸い取りやすいのは長い髪の毛で、短いものは繊維の奥に入ってからむとなかなか取れないのでしょう。
その髪が、乾燥機の風圧で落ちて浴室の湯船に散らばる地獄絵図。
あとで風呂掃除もするはめになりました。
結局、浴室乾燥機でも完全に乾かず、一晩じゅうたんを部屋干しすることに。
今後は、夏の間に必ず1回はじゅうたんを洗濯することに決め、もっと計画的にやろうと思います。
時々じゅうたんを完全にめくって入念に掃除機をかけることも忘れないようにしなくては。
じゅうたんを干している間にしっかり床掃除したので、この状態をできるだけキープするのが今後の目標です。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。