知的家事プロデューサーに聞く!【家事の効率化】のポイント

2018/11/22

年末に向けて忙しさは増していくばかり……。効率よく家事ができたら、うれしいですよね。実は「家事の効率化」は、ささいなことをちょっと変えるだけでできちゃうんです。

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<教えてくれた人>
本間朝子さん……知的家事プロデューサー。自分自身が仕事と家事の両立に悩んだ経験から、家事の効率化に役立つメソッド「知的家事」を考案。
http://honma-asako.com/

効率化のための3つの心得

家事の効率化に必要な3つのポイント、それは、時間、量、シェアリング。まずはこの基本の考え方を覚えておきましょう。

■1.家事の時間を減らす【時間】
〝時間をかける=ていねい〞と思いがちですが、今どきの主婦にとっての豊かな暮らしとは、家事を長時間ていねいにする生活ではなく、家事の時間を減らして、ゆとりを持つ生活なのかも。まずは、家事の時間を減らしてみませんか?

■2.〝やらなくていい家事〞をやらない【量】
掃除機は毎日かけるべき。おかずは数種類作るべき。洗濯物はお日さまに当てるべきと、たくさんの思い込みを抱えていませんか?きれいになっているなら、掃除機がけは毎日する必要はありません。家族が好きな味なら、同じおかずが続いてもいい。清潔であれば、室内干しや乾燥機でOKのはず。「これ、やらなくていいかも?」と少しでも感じたら、試しにやめてみるのも1つの方法です。

■3.自分1人で頑張らない【シェアリング】
自分ばかりが頑張っていると負担に感じるなら、家族に家事を分担してみましょう。とはいえ、今までやらなかった人にゼロから頼むのは難しい。だから〝だれでもお母さんの助けなしにできる仕掛け〞をつくりましょう。いつも使う食器は、子どもも取り出せる低い位置にまとめる、日用品のストック場所を決めるなど、「お母さんしかわからない」ブラックボックスを作らない仕組みが、ムリなく家事を分担することにつながります。

考え方や時間の使い方を変えることで、家事をもっとラクにできます。一人ですべて完璧にやろうと思わず、家族と協力しながらうまく効率化していきませんか?

参照:『サンキュ!』12月号「その家事もっと、ラクできます! 超効率家事アイデア43」より。掲載している情報は18年10月現在のものです。撮影/小田垣吉則 構成/RIKA 取材・文/福山雅美 編集/サンキュ!編集部

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