「衣食住とお金を整える」をテーマに、見た目も使い勝手もよい収納やラク家事を日々模索している、サンキュ!STYLEライター mamiです。
いそがしい毎日、家事は少しでも減らしたいですよね。なかでも細々した「名もなき家事」と呼ばれるものがあります。
今回は、そもそもコレってなぜやっているのだっけ?を突き詰めて考えた結果、必要ないことに気づいてやめたこと、そしてそれに伴い減らすことのできた名もなき家事をご紹介します。
1 ティッシュカバーをつけるのをやめた
ボックスティッシュのカバー・ケース交換って、何気に面倒な名もなき家事ではないではないでしょうか。
さらに、わが家では夫が使い終わって新しいものと交換するとき、カバーをつけ替えてくれないのがプチストレスでした。
ですが、使い終わったらカバーをつけ替えてよ!と押しつけるのも、ちょっと待てと。
そもそもカバーをつけるのは何のため?
答えは、生活感をなくしたいから。
では、生活感をなくしたいのはなぜ??
ここで、改めて自分の心理を掘り下げると、“見栄のため”だと気がつきました。
もちろん、インテリアとして細部まで素敵なデザインであることが心の満足度アップになるという人もいると思いますが、私の場合、“見栄えをよくして人を呼んだときによく見られたい“という思いが根底にあったのです。
心境の変化を経て
子どもが産まれライフスタイルに変化があった今、そうやって見栄を張り巡らせて生きるのはしんどいし、家に招くくらい気の許せる友人に自分を取りつくろう必要はないんじゃないか、そもそも人は案外そんなこまかいところまで見ないんじゃないか、と思うようになりました。
そう思うようになり、今はカバーをつけるのをやめました。そのまま出してもテンションが上がる柄のティッシュを探すのも楽しいです。
2 引き出しの中のモノトーン化をやめた
インスタグラムでインテリアや収納のアカウントを見ていると、キッチンやリビングの引き出しの中まできれいにモノトーンで統一され、しまっている道具や調味料すらもごちゃつかず素敵に収納されているかたの多いこと!
達人のマネをしてみても...
キッチンツールを買い換えてみたり排水溝ネットやダスターを白いケースに収納してみた時期もありましたが、自分には向かないと諦めました。
あくまで私の場合ですが、詰め替えることで使いづらくなったり、そもそも詰め替えが手間だったり、使いやすくてお気に入りの道具がカラフルだったりするのです。
潔く諦めると...!
生活感にあふれていたって自分と家族が使いやすければよいじゃん!と自信を持って思えるので、詰め替えなどの名もなき家事も減らすことができました。
3 棚のディスプレイをやめた
リビングにIKEAのキャビネットを置いているのですが、ここも以前はおシャレに飾れないものかと、ポスターやら花瓶やらキャンドルやらを置いて試行錯誤していました。
でも結局、センスに乏しく満足のいくようにはできず、気づけばホコリまみれ。
片づけ下手のディスプレイは危険!
すでにたくさんモノが置かれていると、追加で何か置いても景観に変化がないので、モノを置くハードルが下がり、どんどんモノが積まれていくことになりました。
手前のダイニングテーブルにあるモノを食事前に片づけるときの一時避難場所になり、気づくと一時でなくて定住所に。
ある日、思い切って全撤去すると...
リビングの印象がガラリと変わりました!
これだけスッキリすると、常にきれいをキープしていようという気持ちが以前より働くようになり、結果リビング全体も散らかり知らずになり、飾りについたホコリや棚の上に積まれたものを片づけるという家事から解放されました。
最後に
ここ最近私が強く感じているのが「見栄を捨てたら家事が減る!」ということ。
当たり前のようにやっている家事や作業も、改めて何のためにしていることか?本当にやる必要があるのか?を一度振り返ってみると、意外とやらなくてよいかも!と思える自分に出会えるかもしれません。
そうすればきっと、誰かみたいにがんばらないとと暗示をかけていた【心】からも、【名もなき家事】からも解放されるはずです。
◆この記事を書いたのは・・・mami
出産を機に脱・グータラ主婦を決意!「衣・食・住とお金を整える」をテーマに、暮らしの立て直し方法や見た目も使い勝手も良い収納、効率的な家事アイデアを試行錯誤中。
※ご紹介した内容は個人の感想です。