【管理栄養士監修】「ナッツ」は太りやすい?気になるカロリーと炭水化物量まとめ
2021/06/01
この記事では「ナッツ」のカロリーについて解説していきます。また、ダイエット中などカロリーがとくに気になるときに取り入れたい食べ方についてもご紹介します。
なお、文中のカロリー値は文末に載せた参考データを元にしています(一部、参考データを元に独自計算をしている場合もあります)。
ナッツを食べると太りやすい?
おつまみやおやつ、小腹が減ったときなどにピッタリのナッツ。一方で、太りやすい食べ物として、その名が挙がることも少なくありません。実際はどうなのでしょうか?
カロリーを気にせずにナッツを食べるため、ナッツのことや、食べる際の注意点などについて把握しておきましょう。
ナッツのカロリー
ナッツにはいろいろな種類があり、それぞれカロリーも異なります。そのため、まずはよく食べられている定番のナッツのカロリーから確認しておきましょう。
食べ物のカロリーを把握することで、摂取カロリーから食べ過ぎかどうかを判断できるようになります。
アーモンドナッツのカロリー
アーモンドはいろいろな味付けをされているものがあります。そのため、商品によってそのカロリーは異なります。しかし、一般的な素焼きのものであれば、そのカロリー10gで60kcalです。
10粒くらいでは大したこのないカロリー数のように思えますが、ナッツは気づいたら1袋食べてしまっていたということがありがち。そうなると、かなりのカロリーとなるので注意しましょう。
くるみのカロリー
くるみは様々なお菓子にも用いられるナッツです。カロリーは、くるみ10gで68kcalあります。これはナッツ類の中でも比較的高いカロリーだと言えます。
カシューナッツのカロリー
カシューナッツはアーモンドやピーナッツと比べると柔らかい食感が特徴のナッツです。カロリーは10gで58kcalです。
ほかのナッツ類と大差はありませんが、カシューナッツも食べすぎには注意が必要でしょう。
ナッツの炭水化物量は?
先述のとおり、ナッツにはいろいろな種類があり、その種類によって炭水化物量も変わります。
それぞれ10gであれば、その炭水化物量はアーモンドが1.97gg、くるみが1.17g、カシューナッツが2.67gとなっています。
ナッツを食べる際のポイント
ナッツはカロリーが高い食べ物です。そのため、ダイエット中には不向きな食べ物のように感じている方も多いでしょう。
しかし、ナッツはミネラルやビタミンをはじめ、豊富な食物繊維や健康効果の高い脂質が含まれており栄養価が高い食品です。工夫次第でダイエット中でも取り入れることは可能です。ナッツを食べる際のポイントを解説していきます。
無塩のものを選ぶ
ナッツには種類によっては油で揚げられた物や、飴やはちみつなどでコーティングされた物などがあります。
当然ながら、これらのナッツはカロリーが高くなってしまいます。また、味が付いていることによって、食べ進めやすくなり、食べ過ぎに繋がるためカロリーの気になるダイエット中にナッツを食べるのであれば、できるだけ素焼きで無塩の物を選ぶようにしましょう。
食べ過ぎない
ナッツはカロリーが高いので食べ過ぎには注意が必要です。1日の食事の中で、間食によるカロリーは200kcal以内にすることが望ましいので、種類にもよりますがナッツを食べるのであれば1日に25gほどを目安にすると良いでしょう。
ただし、油で揚げられていたり、味付けされたりなどしているナッツの場合は、少し数を減らす必要があります。
間食で食べるのがおすすめ
ナッツを食べるのであれば、間食で食べると良いでしょう。ナッツは腹持ちが良いので、ダイエット中の空腹感を紛らわせてくれます。また、腹持ちが良いことで、食事の際の食べ過ぎを防ぐ効果が期待できます。
ただし、1日に食べるナッツの量は、25gほどが推奨されていますので、どのタイミングで何粒食べるか、調節しましょう。
ナッツのカロリーについて知り食べ方を工夫しよう!
ナッツはカロリーが高い食べ物です。そのため、ダイエットに不向きと思われることも少なくありません。
しかし、ナッツはいくつかのポイントを守れば、ダイエット中でも食べられます。ナッツは栄養価も高いので、ナッツのことをよく知り、食べ方を工夫しておいしく食べられるようにしましょう。