【4人家族で食費3万円】子ども2人ママが1週間を乗り切るための献立
2021/08/10
節約生活で効果的だといわれているのが「食費の削減」。けれどかたよった食事内容になったり、食べたいものを食べられないストレスが原因で挫折しがちな部分も。
そこでバランスを考え、大人にも子どもにもウケがいいご飯をつくりながら、毎月の食費を3万円台にキープしているという二児のワーママであるおおつかはじめさんに、実際にどんな食事を作っているのか聞いてみました。
食材の買い出しは冷蔵庫の8割目安で!
まず、食費を3万円台にキープするコツとしてあげられるのが、食材の買い出し方法です。
オススメなのが、冷蔵庫の8割を目安として買い出しをすること。2割の余白があることで、食材が管理しやすく、先出し食材が見つけやすくなります。また食材ロスが少なくなると、不思議と食費が節約できるようになり、いつでも冷蔵庫の中身がキレイに保たれるようになります。
食材の購入は週1のまとめ買いですませて、足りないものは週に1回だけドラッグストアで買い足すようにしています。買い物の回数を物理的に減らすことも食費削減に繋がります。
では、ここからは実際にどんなメニューをつくっているのかを、曜日ごとにご紹介します。
月曜日:麺類+副菜
月曜日のメニュー
・味噌ラーメン
・マカロニサラダ
子どものリクエストで3食パックのラーメンを必ず買うようにしています。海苔やもやしなどをトッピングして、ラーメン屋さんのように食卓に出すだけでみんなのテンションがアップ!
キュウリやトマトなどの旬の野菜を使ったマカロニサラダなど、バランスを考慮した副菜を一品つけるスタイルが定番化しています。
火曜日:豚汁+揚げ物+煮物
火曜日のメニュー
・豚汁
・白身フライ
・とうもろこしの煮物
余り野菜が増えてきたときの救済メニューに、豚汁は欠かせません!人参、玉ねぎ、大根は使い切れずに野菜室に眠らせておくとロスになりやすいので、豚肉や油揚げを加えて家族大好きメニューにしてしまいます。
揚げ物は少ない油で揚げられるものを選び、添えるキャベツはカットキャベツにして時短を狙います。
旬の食材はテレビや雑誌でレシピを見てつくるとハズレがないので、メニューに困ったときはオススメです。
水曜日:そうめん+副菜
水曜日のメニュー
・そうめん
・豆腐とオクラの冷やし汁
・水晶鶏
暑いときは食欲が減退しがちなので、さらりと食べられるそうめんを重宝しています。そして麺類のときは必ず旬の野菜を使った副菜を用意するようにして、バランスを考えます。
さらに鶏ムネ肉はグラムが安いときにまとめ買いをして節約食材として大活躍!片栗粉をまぶして茹でると口当たりがつるっとした食感になり、食が進みます。
木曜日:丼+煮物+サラダ+汁物
木曜日のメニュー
・カルビ丼風
・大根と豚バラ煮
・水菜ツナサラダ
・ツルムラサキのお浸し
牛肉よりも柔らかく食べやすい豚バラと焼肉のたれでカルビ丼風にすれば、子どもも大人もパクパク食べてくれます。
ストックでツナ缶は必ず置いてあるので、サラダやパスタに使えて便利!食材のほかにストック食品を多用して、平日のごはんを時短にしています。
金曜日:カレー+サラダ
金曜日のメニュー
・チキンカレー
・サラダ
平日の最後はルーの日!これも野菜の残りを使ってつくることが多いので、冷蔵庫を一掃できるメニューです。
圧力鍋を使えば、レンジでチンしなくても約5分煮込むことでとろっとろのカレーができあがります。朝、出かける前に炊飯予約をしておけば時間の節約にもなります。
もちろん、野菜はカット野菜を使って上手に手間抜きします。
土曜日:刺身+アヒージョ+カルパッチョ
土曜日のメニュー
・お刺身
・ウィンナーとしめじのアヒージョ
・真鯛のカルパッチョ
週末に買い出しに行くことが多いので、買い出し当日はお刺身を購入します。カットされているものよりも柵で買うほうがお得なので、カルパッチョやお刺身として楽しみます。
ウィンナーは大容量パックを購入しておいて、半分ずつに袋で分けて冷凍しておくようにしています。
日曜日:すき焼き風+モダン焼き+サラダ+副菜
日曜日のメニュー
・フライパンですき焼き風
・パリパリサラダ
・モダン焼き
・エンドウとしめじのペペロンチーノ風
フライパンに玉ねぎとしらたきと油揚げと豚肉を敷き詰めて、砂糖、お酒、塩、醤油をいれて煮るだけの簡単すき焼き風メニューが大当たり!敷いて煮込むだけの楽メニューです。
モダン焼きは余りの焼きそばの1パックを使った残り物メニューの一つ。冷蔵庫一掃メニューを2〜3レシピ持っておくと、いざというときに助かります。
食材を使い切ることが節約のポイント!
週1のまとめ買いで使う費用は約6,000円。追加分を考えると週で7,500〜8,000円くらいで計算しています。
食費削減のポイントは、とにかく食材ロスを出さないこと。100円の豆腐を消費期限が過ぎたからと捨てる行為は、100円のお金を捨てることと一緒なのです。
・買い物に行く前に冷蔵庫の中身を把握する
・買い物をする時は消費期限や賞味期限を確認してお買い得品を買いすぎない
・買い物後は先出し食材をわかるところに置き、冷蔵庫に余白をつくる
この3つを守れば食費を1万円以上節約することができるはず!楽しく、時にはラクしながら一週間を乗り切りましょう。
◼︎執筆/おおつかはじめさん…2018年にアウトドアに魅了され、年間5回以上家族でキャンプに行くアクティブママ。10年のレストラン勤務経験のある調理師でもあり、その経験を生かしたアウトドア飯も発信。インスタグラムは@hazime1106。
編集/サンキュ!編集部