習慣にすればつらくない!「家事ぐせ」で自然と家事が楽になる
2021/09/29
つくって食べて片づけて、使って汚れて掃除して。そんな風に終わりなく毎日続くのが家事。少しでも楽にできたらうれしいですよね。
そこで今回は、元家政婦で2級家事クリエイターの資格を持つマミさんに、自然と家事が楽になる「家事ぐせ」の習慣を教えてもらいました。
生活ルーティンの「ついで」にやる「家事ぐせ」
わざわざ家事をするためだけの時間をつくるのは、大変だしおっくうに感じるものです。でも何かのついでなら、それほど苦にならずにできると思いませんか?それを、ふだん気にせず行っている歯磨きなどの生活ルーティンといっしょに組み込めば忘れることもありません。
たとえば、歯磨きをしながら洗面台のまわりを拭いてしまうとか、トイレに行った帰りにどこか1ヵ所を軽く拭いてくるとか、帰宅時にはすぐ靴を脱がずそのまま玄関掃除をしてしまうとか。
料理中などキッチンで手を洗うことがある際は、必ず何かついでに洗い物もするなどもいいですね。ちょっとした隙に軽くできることを決めて「くせづけ」していきましょう。
ちょっとだけ「先取り」する「家事ぐせ」
何においてもそうですが、準備から片づけまでを一度に全部やるよりも、下準備だけでも先にやっておけばスムーズにいきますよね。
朝食の支度をお米を研ぐところからやるよりも、前日に研いでタイマーセットでご飯を炊いた方が楽です。これはだいたいのかたがされていることだと思います。同じように、いろいろな家事をできるときにちょっとだけ「先取り」しておきましょう。
たとえば、朝食の準備をするときに夕飯に使う野菜をいっしょに切っておくとか、夕飯のおかずを多めにつくって、お弁当や朝食用に小分けに冷凍しておくとか。
ゴミの日の前夜にゴミをまとめて、朝にすぐ出せるようにしておくなどもいいですね。ちょっとしたことでいいので、未来の自分が少し楽になるような家事の「先取り」を心がけてみましょう。
「溜めない」のが大切です
ガスコンロがギトギトになってから掃除をするのは大変ですし、お風呂がカビだらけになってから掃除をするのは嫌なものです。溜まってからやる家事は一層おっくうに感じますよね。「家事ぐせ」をつけてちょこちょこやる家事が習慣になっていけば、いつの間にか家事が楽になっていきますよ。
■執筆/マミさん…以前家政婦として活動していた知識と20年超えの主婦業で培った経験を生かした、簡単な掃除や料理アイデアが人気の家事クリエイター。インスタグラムは@m.a.m.i.a
編集/サンキュ!編集部