「烏(からす)」の「賊」とは穏やかじゃない?難読漢字「烏賊」の正体は誰もが知っているあいつだった!

2021/10/04

日常生活で使う機会はほとんどないけれども、知っているとちょっと自慢できる難読漢字。漢検準一級を有するサンキュ!STYLEライターのdanngoさんがチョイスした、難読漢字をご紹介します。

国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの主婦でライター。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です...

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知っていると自慢できる!?難読漢字クイズ

こんにちは、サンキュ!STYLEライターのdanngoです。漢検準一級を持つ私、テレビの難読漢字クイズではいつも夫に答えを教えています。

「烏(からす)」の「賊」と書いて「烏賊」。

なんとなくこわい難読漢字ですね。

カラスが集まってつくった強盗集団のようなものを想像してしまいますが、実際はまったく違うものです。

絶対にみなさんが知っているはずの生き物をさしている言葉なので、いろいろと思い浮かべてみてください。

さて、なんと読むかわかりましたか?

正解を知りたいかたは、もう少しスクロールしてみてくださいね。
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正解は……

正解は「イカ」でした!

もちろん、寿司ネタとして根強い人気のあるあのイカのことです。

ダイオウイカのように大きな種類も確かにありますが、一般的には小さくて弱そうな生き物のイメージですよね。

「烏賊」の字は中国の伝説に由来しているといわれています。

海の上をただよって死んだふりをしたイカが、それを食べようとやってきたカラスをつかまえて食べてしまったという伝説です。「カラスに害をなすもの」という意味での「烏賊」という字だったわけですね。

また、イカの墨がカラスのように黒いことと関係しているという説もありますよ。

というわけで、難読漢字クイズでした。いかがでしたか?ぜひご家族やお友達に「知ってる?」と聞いて自慢してみてくださいね。



◆記事を書いたのは・・・danngo
国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの主婦。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です。本を読むのが大好きですが、一度読み始めると家事がおろそかになってしまうのが悩み。子どもの遊び相手をすると本気になりすぎて怒られ、家事は手抜きになる一方です。甘いもの、日本の古いものをこよなく愛しています。

 
 

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