介護職におすすめの転職サイトランキング!仕事探しで押さえるべきポイントも紹介

2022/04/21

介護職として転職したくても、「子育てや家事と両立できるかな」「夜勤は厳しい…」など、ママの仕事探しに不安はつきもの。自分に合った仕事を見つけたいと、まず転職サイトを覗いてみたかたは多いのではないでしょうか。

しかし、転職サイトは数が多く、どこに登録すべきか迷ってしまいますよね。

そこでこの記事では、介護転職でおすすめの転職サイトと転職に役立つ情報を、業界の裏情報まで含め分かりやすく解説している転職情報メディア『Career Theory』の編集部に解説してもらいます。

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  1. 1. 介護転職におすすめの転職サイトランキング
  2. 1位.きらケア
  3. 2位.かいご畑
  4. 3位.マイナビ介護職
【目次をすべて表示する】

1. 介護転職におすすめの転職サイトランキング

ここでは、介護転職におすすめの転職サイトランキングを紹介します。Career Theoryでは『介護職300人を対象に行った調査』をもとに、以下基準で精査しました。

【介護転職におすすめの転職サイトの選考基準】
・求人数・質
…介護職求人の量や質は十分かどうか
・提案力
…求職者のニーズにぴったりの提案をしてくれるかどうか
・サポート力
…キャリアアドバイザーからの手厚いサポートを受けられるかどうか

利用者の総合評価順にランキング形式でまとめると、介護職におすすめの転職サイトは、以下のとおりとなりました。

1位.きらケア:公開求人数 4.6万件/利用満足度 4.3 2位.かいご畑:公開求人数 1万件/利用満足度 4.1 3位.マイナビ介護職:公開求人数 5万件/利用満足度 4.0 4位.WellCrew Agent:公開求人数 8,400件/利用満足度 3.9 5位.We介護転職:公開求人数 非公開/利用満足度 3.8 ※求人数は2022年3月時点

とくに、上位3サイト(きらケア、かいご畑、マイナビ介護職)は評価が高かったため、好条件の求人を集めるためにも、すべて登録することがおすすめです。
それでは、ここからはランキング上位のサイトを1つずつ紹介していきます。

1位.きらケア

きらケア』は、介護職スタッフ満足度No1の転職サイトです。

正社員の総求人数は2.3万件以上と業界トップクラスで、地域の専門アドバイザーが「自宅から徒歩で通いたい」「人間関係がよい職場に転職したい」といったこまかいニーズに応えてぴったりの職場を提案してくれます。

とくに「未経験・無資格可」の求人も多数扱っており、なかでも訪問介護求人は業界最多です。さらに、「面接に同行してくれる」「ネガティブな情報(離職率や有給消化率など)も包み隠さず教えてくれる」など、転職サイトのなかでもサポートのきめこまやかさは群を抜いています。

「はじめての転職で不安」「次の転職は絶対に失敗したくない」というかたにおすすめです。
なお、Career Theoryではきらケアのキャリアアドバイザーにインタビューを行いました!
きらケアの強みやコロナ禍における介護業界の転職事情をお話いただいたので、登録を検討している方はぜひご覧ください。

こちらでチェック▼
単なる求人紹介では意味がない。きらケアのキャリアアドバイザーが語る「生活を豊かにする」転職サポートとは

2位.かいご畑

かいご畑』は、株式会社ニッソーネットが運営する厚生労働大臣認可の介護就職支援センター(転職サイト)です。長年にわたり福祉に特化した人材サービスであり、無資格・未経験からの介護転職にとくに強みを持っています。

実際に、かいご畑で転職した人の半数以上は、無資格から介護職のキャリアをスタートさせている点は大きな特徴です。全国各地の膨大な求人のなかから、高時給、週3日、日勤のみなどの希望に応じた仕事を選ぶことができるため、自分にぴったりの求人が見つかるでしょう。

また、派遣スタッフとして勤務する場合は以下のような資格講座を無料で受けることができます。
【キャリアアップ応援制度で受講できる講座】
・実務者研修(13万5,000円相当)
・介護福祉士(1万6,000円相当)

「働きながら資格を取得して、手に職をつけたい」「派遣も考えている」というかたにおすすめです。

3位.マイナビ介護職

マイナビ介護職』は、一人ひとりのペースに合わせたサポートを受けられる転職サイトです。求職者の意向に合わせて「スピード転職(数週間で内定を目指す)」「じっくり転職(数カ月かけて探す)」など対応を分けているため、転職を急かされることもありません。

公開求人数は3万8,000件以上、さらに登録者のみが応募可能な3万件以上の非公開求人を保有しています。また、全国23ヵ所に支社があり、平日いそがしい方向けに休日相談会(介護職専任のキャリアアドバイザーに転職に関する悩み相談)を行っています。

来社以外にも、WEB・電話と相談方法が選べるため、「なるべく早く転職先を見つけたい」「働きながら自分のペースで転職活動したい」というかたにおすすめです。

4位.WellCrew Agent

WellCrew Agent』は、介護業界に特化した転職エージェントで、転職した後にも及ぶ継続的なサポートに定評があります。

キャリアアドバイザーには業界経験者も多く、履歴書・職務経歴書の添削や面接対策など、こまかく専門的な見地から徹底的にアドバイスをもらえます。

また転職後も、現職での悩み相談や資格教材補助などのキャリア支援を受けられるため、「転職後も引き続きサポートが欲しい」というかたにおすすめです。

なお、会員登録をするとマッサージ補助・子ども用おむつ補助・エステ補助・勉強会支援・資格取得お祝いといった特典がつくため、興味があるかたはまず登録してみてもよいでしょう。

5位.We介護転職

We介護転職』は人材紹介サービスの中でも、比較的新しい転職サイトで、有資格者向けの優良求人を中心に、無資格・未経験でも応募できる求人も多数保有しています。

情報はそれほど出回っていませんが、運営会社は看護師・医師の転職支援を得意とする東証一部上場企業(株式会社クイック)なので、蓄積された転職ノウハウには期待できます。

「信頼と実績のある大手企業のサービスを使いたい」というかたにおすすめです。(対象エリア:東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・京都・兵庫)

2.介護転職で転職先を探す際に押さえるべき5ポイント

この章では、介護業界で転職先を探す際に、とくに押さえておきたいポイントを以下の5つに厳選しました。

Point1. やりたいと思える仕事か
Point2. 採用担当者の態度は誠実か
Point3. 就業時間や夜勤があることに納得できるか
Point4. 給与面など待遇に納得できるか
Point5. 人材育成制度が充実しているか

では、それぞれについて解説していきます。

Point1|やりたいと思える仕事か

まず、やりたいと思える仕事内容かどうかが重要です。介護職は業界全体で人手不足で、かつ力や体力が要求される仕事でもあるため、離職率が高いという特徴があります。

とくに、仕事内容をきちんと確認せずに入社して、『仕事内容が、入社前のイメージと全然違った!』となる人はとても多いです。

また、一括りに介護職といっても、職種や施設、利用者の介護度や障がい者区分などで仕事内容は大きく異なるので、実際に施設見学をし、働いているイメージをしっかりとつけてから入社先を選びましょう。

以下に求人数が多い施設の一覧を載せているので、参考にしてください。

【1】別養護老人ホーム:介護を目的とした入所施設/入居対象は要介護3~5 【2】介護老人保健施設:機能回復を目的とした短期入所施設(医療ケア、リハビリ中心)/入居対象は要介護1~5 【3】訪問介護(ホームヘルパー):介護を目的とした自宅訪問サービス/入居対象は要介護1~5 【4】通所介護(デイサービス):介護を目的とした日帰り施設/入居対象は要支援1~2、要介護1~5 【5】認知症グループホーム:認知症高齢者が共同生活する施設/入居対象は要支援1~2、要介護1~5

Point2|採用担当者の態度は誠実か

面接の際に、採用担当者の態度が誠実かどうかを確認しましょう。入社してからは、トラブルや困ったことを気軽に相談できる相手がいることが重要です。そのような人がいるかを判断する一つの目安が、採用担当者の誠実さと言えます。

職場で相談できる上司がいたり、窓口があったりすると、セクハラや暴力といったトラブルが起きた際にも頼れますし、慣れない仕事で困ったときに助けを求めることもできます。

また、入社前に職場見学をしておくと、実際の職場環境がわかるためおすすめです。ただ、すべての職場でできるわけではないため、案内がない場合は、キャリアアドバイザー経由で確認してみるとよいでしょう。

Point3|就業時間や夜勤があることに納得できるか

面接を受ける転職先の就業時間や夜勤があることに納得できるかは、事前にチェックが必要です。ワーク・ライフ・バランスという言葉があるように、仕事が私生活の妨げにならないことは重要です。

一言で介護施設と言っても、夜勤の有無は施設によって異なりますし、シフトの組み方や勤務時間は職場ごとに異なります。

入社後に『イメージと違った…』とならないためにも、介護施設ごとの夜勤の有無を確認し、職場別の詳細は、面接時や転職サイトの担当者経由で確認するようにしましょう。

【1】特別養護老人ホーム:夜勤あり 【2】介護老人保健施設:あり 【3】訪問介護(ホームヘルパー):夜勤基本なし 【4】通所介護(デイサービス):夜勤基本なし(お泊まりデイのときはあり) 【5】認知症グループホーム:夜勤あり

Point4|給与面など待遇に納得できるか

給与面を含む、待遇に納得できるかどうかは重要です。実際、介護職の仕事は心身ともに大変なことがとても多く、その対価である給与への不満は、そのまま仕事への不満につながります。

また、残業代が支給されるか、昇給がどの程度見込めるのか、交通費は別で支給されるのか、各種手当(資格手当)があるかなどは確認しておくとよいでしょう。

【1】特別養護老人ホーム:平均月給350,430円 【2】介護老人保健施設:平均月収338,920円 【3】訪問介護(ホームヘルパー):平均月収306,760円 【4】通所介護(デイサービス):平均月収280,600円 【5】認知症グループホーム:平均月収287,770円 参考:令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果- 厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kaigo/jyujisya/20/dl/r02kekka.pdf

Point5|人材育成制度が充実しているか

人材育成制度が充実しているかどうかも、転職先を探す際に押さえておくと安心です。介護職として段階的に成長していくためには、職員の育成制度が整っているか、充実しているかは重要な要素となります。

そのため、入社後にある研修やOJT以外で、長期的な教育システムがどの程度整っているかを確認することがおすすめです。たとえば、各種介護技術の研修や、リーダー研修など、職場の先輩からの講習に加えて、外部講師を招いて実施している施設もあります。

教育システムが充実していれば、段階的に成長することができるため、スキルを磨きながら、自信を持って長く働けるでしょう。

3.介護転職サイトをより効果的に利用する6ポイント

この章では、介護転職サイトをより効果的に利用するためのポイントを6つお伝えします。

Point1. 転職で解決したい問題を明確にする
Point2. 転職サイトは1社だけでなく、複数登録する
Point3. 転職時期は最短可能日程で答える
Point4. 経歴やスキルに嘘をつかない
Point5. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない
Point6. 紹介された会社の実態を口コミサイトで調査する

せっかくよい転職サービスを選んでも、上手に活用できなければもったいないため、チェックしておきましょう。

Point1. 転職で解決したい問題を明確にする

転職サイト登録前に自己分析をおこない、自身が転職で解決したい問題を明確にしておきましょう。これを行うと、転職サイト登録後の初回面談の質が向上し、希望に沿った求人を紹介してもらいやすくなります。

以下は、明確にしておくべきことの一例です。
・転職の目的・理由(なぜ転職したいのか)
・転職後の将来像(5年後、10年後にどんな自分になっていたいか)
・転職の必要性(今の会社では実現できないことなのか、必ず転職しなければいけないのか)
・転職に求める条件(仕事内容・年収・職場環境など)

自己分析の進め方の詳細は、以下の記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
関連記事:プロ直伝!転職成功に導く自己分析4ステップ【シート付】

Point2. 転職サイトは1社だけでなく、複数登録する

転職サイトは1社だけではなく、複数登録することがおすすめです。
リクナビNEXTの調査』によると、転職活動をおこなったかたの6割が2社または3社を活用しており、全体では平均2.3社の転職サイトに登録をしています。

また、複数登録することは、以下2点のメリットがあります。
・メリット1:独占求人をカバーできる
・メリット2:自分に最適なキャリアアドバイザーを選べる

それぞれ解説していきます。

メリット1:独占求人をカバーできる

転職サイトには、その転職サイトでしか取り扱っていない「独占求人」が存在しており、多くの独占求人を集めるためには、複数サイトに登録することが重要です。
このため、転職サイト登録の段階では、まず複数社登録をしておき、できる限り可能性を広げておくようにしましょう。

メリット2:自分に最適なキャリアアドバイザーを選べる

転職サイトを活用する際に重要となるのは、自分に合ったキャリアアドバイザーに担当してもらうことです。相性がよいと感じるキャリアアドバイザーは、自分のことをよく理解していることが多く、自分に最適な求人を紹介してもらえるなど、転職活動が成功に近づきやすくなるからです。

このため、最低でも2〜3社に登録し、実際に利用しながら自分に合うキャリアアドバイザーを見つけましょう。また、もし性格が合わなかったり、知識不足を感じたら別のアドバイザーに変えてもらうことがおすすめです。

【担当変更メール文面例】 いつも大変お世話になっております。 現在転職の支援をして頂いている○○と申します。 ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、 転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。 もし可能であれば、他のキャリアアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。 大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

どうしても担当変更がしづらい場合は、他社のエージェントを活用しましょう。

Point3. 転職時期は最短可能日程で答える

転職時期は、最短可能日程で答えておきましょう。キャリアアドバイザーには売上目標があり、日々求職者の対応に追われています。

登録後の初回面談で、必ず「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれるので、「いいところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。そうするとあなたの転職が売上に繋がりやすいと考え、優先順位をあげて対応してもらいやすくなります。

もちろん現職での退職手続きや引継ぎがあるはずなので、その点は伝えておきましょう。

Point4. 経歴やスキルに嘘をつかない

経歴やスキルに関しては、嘘をつかずに正直に話をすることが大切です。キャリアアドバイザーでよく話題にあがるのが、「去年と今回とで登録情報の内容が違う…」ということです。

この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として案件の紹介を限定されたり、転職後に嘘が発覚すると、最悪の場合解雇となる場合もあります。

もし自身の経歴やスキルを負い目に感じる場合は、キャリアアドバイザーに正直に話をし、印象を悪くせずに伝える方法を一緒に考えてもらいましょう。

Point5. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない

転職サイトに複数登録している場合、同じ案件に複数の転職サイト経由で応募してはいけません。応募先の施設から「ほかの転職サイトからも応募があるんだけど」と担当に連絡が入ってしまいます。

結果、応募先の採用担当者・担当キャリアアドバイザー両者に不信感を与え、場合によっては破談となるリスクさえありますので、注意しましょう。

Point6. 紹介された会社・施設の実態を口コミサイトで調査する

キャリアアドバイザーから求人を紹介されたら、面接前にその会社や施設を『OpenWork
』や『介護のほんね』などの口コミサイトで調べておくことがおすすめです。

実際に働くうえで、職場環境や社内の実態は非常に重要ですが、これらの情報のほとんどは求人の内容からは読み取れないためです。なお、それぞれの口コミサイトには以下の特徴があります。

OpenWork:在籍中または退社した社員が書き込みをするサイトで、会社や施設の実態をイメージしやすい
介護のほんね:利用者が書き込みをする口コミサイト。利用者目線での施設の実態をイメージしやすい

転職後に後悔しないために、社員・利用者双方からの口コミをチェックして、紹介された会社の実態を徹底調査しましょう。また、口コミサイトを見たことで、求人に関する疑問・懸念点が出てきたら、その内容を担当キャリアアドバイザーに確認することをおすすめします。

4.介護転職でよくある質問と回答

ここでは、介護の転職に関してよくある質問に答えていきます。

Q-1. 無資格・未経験から介護業界は狙えますか?
Q-2. 自分に合わない会社・仕事じゃないか心配です
Q-3. 介護転職の履歴書・職務経歴書はどうすればいいですか?
Q-4. 介護の志望動機や転職理由、自己PRが思いつきません
Q-5. 介護の場合、面接は私服ですか?スーツですか?
Q-6. 介護業界の面接では何を聞かれますか?
Q-7. 夜勤がない介護の仕事をしたいのですが…

気になる質問を、ぜひチェックしてみてください。

Q-1. 無資格・未経験から介護業界は狙えますか?

A. 介護業界は人手不足の施設が多く、無資格や未経験であっても転職しやすいです。求人サイトをのぞいてみると、未経験可!無資格可!という求人がたくさんあります。なかには、40代や50代の未経験のかたが転職に成功したケースもたくさんあります。

ただ、業界の知識がないなかで「なんとなく」転職先を決めてしまうと、後悔しやすいことも事実です。そのため、経験者と同様に、まずは転職サイトの担当者に相談してみることをおすすめします。

Q-2. 自分に合わない施設・会社じゃないか心配です

A. 自分に合う施設や会社か、どのような職場環境なのかは、転職サイトのキャリアアドバイザーに相談するとよいでしょう。転職サイトのアドバイザーは、各施設の情報や職場環境を知っていますし、なかには誰も知らないような裏話まで教えてくれることもあります。

また、お願いすれば職場見学もコーディネートしてくれるため、自分の目で職場の雰囲気を確認しておくことがおすすめです。前述の口コミサイトでのチェックも忘れずにおこなっておきましょう。

Q-3. 介護転職の履歴書・職務経歴書はどうすればいいですか?

A. 介護業界での履歴書・職務経歴書は、以下のポイントを押さえて作成します。

履歴書

介護業界での転職履歴書は、JIS規格の履歴書を用意し、手書きで丁寧に書くことをおすすめします。手書きにすることで、人となりや丁寧さ、一生懸命さを伝えることができ、好印象を与えやすいからです。

また、職歴欄は正社員・契約社員のものは必ず記入し、アルバイト経験などでもあなたが打ち込んだことや人柄がアピールできるものであれば書くようにしましょう。なお、介護の資格を含む、すべての資格は正式名称で記入します。

とくに、介護の資格は名前が変わることが多いため、注意が必要です。
(正)介護職員初任者研修/(誤)ホームヘルパー2級
(正)介護支援専門員/(誤)ケアマネジャー

あなたの持っている資格の現在の正式名称を確認し、記入するようにします。

職務経歴書

職務経歴書は書類選考に使われることが多いですが、介護業界では提出を求められないケースも多々あります。もし、職務経歴書の提出を求められた場合は、以下のポイントを押さえて作成します。

・仕事をできるだけ具体的に書く
 …「何人の利用者の施設で」「どんなフロアで(認知症専門など)」「どんな仕事をしていたか」を具体的に記入する
・あなたの人柄を伝える
…同僚・上司・利用者など周囲の人とどうやって信頼関係をつくってきたかのエピソードを交える、など

書き方がわからなければ、転職サイトのアドバイザーに相談をして、書き方のアドバイスをもらうことがおすすめです。

Q-4. 介護の志望動機や自己PR、転職理由が思いつきません

A. 介護業界での志望動機や自己PR、転職理由は、ポイントを押さえることで、ライバルと差をつけることができます。なお、ネットに出ている例文をそのまま記入することはおすすめしません。

なぜなら、例文の転用はバレやすいうえに、あなたの意欲や人柄が伝わらないからです。
そこで、意欲や人柄を伝えるうえで重要なポイントを以下にまとめました。

志望動機

志望動機を作成する際は、以下のポイントを押さえるようにします。

1. 応募施設・法人に惹かれている理由
2. 応募する職種に惹かれている理由
3. そこであなたが活躍できる根拠

注意点としては、前向きでない内容や、条件による志望動機、転職理由は避けるということです。「土日休みだから」「家から近いから」などではなく、「貴社の◯◯◯というビジョンに共感しました」「社員の育成に力を入れている貴社であれば、〜〜」など前向きな労働意欲、成長意欲を見せるようにしましょう。

自己PR

自己PRも志望動機と同様に、伝えるべきポイントは大体決まっていますので、その形に合わせて埋めていきましょう。

1. 仕事内容でがんばったこと
2. 具体的な結果
3. そこからどのような強みを得たか
4. 次の職場でどう活かしたいか

介護職の場合は、結果が見えにくく少しむずかしいかもしれませんが、利用者さんや周囲の人からの言葉など些細なことでもいいので、「がんばった結果」がわかるエピソードを伝えるようにします。

転職理由

転職理由は人によってさまざまですが、「人間関係に問題があった」「会社に不満があった」「収入が少なかった」など、ネガティブな理由をそのまま伝えることはおすすめしていません。

このため、嘘をつくことなく、より印象がよくポジティブな内容に言い換える必要があります。
【転職理由を言い換える具体例】
・人間関係に不満があった
→チームで成果を上げることが困難な環境であったため、主体的に意見を取り入れてもらえるよう、新しい環境でチャレンジしたい。

・会社や施設のやり方に不満があった
→入所者一人ひとりに対して、時間をかけて信頼関係を築くことがコンセプトである御社で、質が高い介護サービスを提供したい。

転職サイトのキャリアアドバイザーに相談すると、採用にプラスとなるこれらの伝え方を教えてもらえるため、ぜひ聞いてみてください。

Q-5. 介護職の面接は私服ですか?スーツですか?

A. 基本的にスーツで行くようにしましょう。応募施設から、「私服でお越しください」と言われた場合でも、ジャケットを着用し、清潔感を意識した服装で面接に行くことがおすすめです。間違っても、TシャツにGパンなどのラフすぎる格好で臨んではいけません。

Q-6. 介護業界の面接では何を聞かれますか?

A. 介護業界における面接で最も重視されるのが「すぐに辞めることなく、長期的に働いてくれるかどうか」ということです。

このため、新しい職場に入る覚悟を確かめるべく、以下のポイントは多くの角度から聞かれる傾向があります。

・なぜ前の職場を辞めようと思ったのか
・施設の理念には共感しているか
・これからの仕事への熱意や情熱はあるのか

これらのポイントは「志望動機」や「自己PR」につながる点でもあるため、事前にしっかりと対策を練っておくことがおすすめです。

また、「介護とはどんな仕事ですか?」という価値観への質問もよく聞かれるため、あなたなりの回答を準備をしておくといいでしょう。

【「介護とはどんな仕事?」の回答例】 私が考える介護とは、高齢者に希望を持たせるための一助です。 そう思う理由は、高齢者の方といっしょに行ったリハビリを通して、以前よりも状態や体調がよくなり、以前よりも楽しそうに毎日をすごすようになったかたをたくさん見てきたからです。

Q-7. 夜勤がない介護の仕事をしたいのですが…

まず、夜勤のない職場に転職することは可能です。転職サイトに登録し、初回の面談で希望条件を伝える際に、「夜勤のない職場がいい」ということをキャリアアドバイザーに伝えておきましょう。

デイサービスやデイケアなど、そもそも夜勤がない施設や、日勤のみの条件で勤務可能な施設などを紹介してもらうことがおすすめです。

さいごに

おすすめの介護転職サイトや、転職活動でのポイントをご紹介しました。今回この記事で紹介した介護転職サイトのなかから、気になる会社2~3社にまずは登録してみましょう。

迷ったら、評価が高い上位3サイト(きらケア かいご畑マイナビ介護職)に登録すると、好条件の求人が集めやすくなります。

きらケア
 かいご畑
マイナビ介護職
WellCrew Agent
We介護転職

担当者との相性や、あなたの求める求人によって合う合わないなども出てくるかと思いますので、登録した2~3社を、比較しながら利用することがおすすめです。

あなたの転職活動がうまくいくよう、心から願っています。



■執筆・・・CareerTheory編集部
最高の転職を実現するために、転職コンサルタントが業界の裏情報まで含め分かりやすく解説している転職メディア

 
 

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