「SNS映え」より「家族の安心」!シンプルライフ達人の捨て方3カ条

2021/12/31

雑貨を飾って楽しむ暮らしから、物を「手放す暮らし」へとシフトチェンジ!収納をシンプルにしたら、家事の負担も軽減。心身ともに疲れにくく、安心して暮らせる環境の秘訣を教えてもらいました。

<教えてくれた人>
瀧本真奈美さん
51歳。2人の子どもは独立し、孫が5人いる。整理収納コンサルタントなどを行う「クラシング」代表。インスタグラムID:akimoto_manami

瀧本さんの捨て道3カ条

1 よけいな手間や時間、お金がかかる物は処分

2 高い位置の物、落下の危険がある物は排除する

3 「充分楽しんだ物」は気持ちよく手放す

40代半ばまで雑貨を飾って楽しむ暮らしをSNSで発信していた瀧本さんが、物を「手放す暮らし」へとシフトしたのは、16年の熊本地震がきっかけ。「体力的に物の管理や掃除が面倒だなと感じ始めていたこともあり、今の自分が心地よく感じなくなった物から手放していきました」。物を減らし、収納をシンプルにしたら、家事の負担も軽減。心身ともに疲れにくく、安心して暮らせる環境が整いました。

「SNS映え」する飾りより「家族の安心」を優先。物を間引くことで、疲れない暮らしに

【捨てた物】年を重ねて合わなくなった服
「今着ていて楽しい服」を基準に残した。

「捨てるか迷ったら、着てみて着心地や体形的に違和感があれば手放すことに。今着ていて楽しくなる服を選ぶようにしたら、自然と持つ量が減らせました」。

【捨てた物】飾り棚、造り付けの食器棚
"見せる収納"をやめ、安心して出し入れできる低い収納に。

before

カウンター上の飾り棚、ガラス扉の食器棚は、地震のときに落下、破損の心配が。「"見せる収納"に疲れてきたので思い切って処分し、背の低いカップボードに替えました」。

重いガラス製の米びつをやめて、軽い容器に。

以前はガラス容器が米びつ代わり。「重いうえに割れるのが心配だったので、プラスチック容器に変更し、冷蔵庫で保存しています」。

【捨てた物】棚板、収納ケース
体に負担がかかる場所には物を置かないようにした。

キッチン横の収納スペースは、上のほうの棚板を排除。「高い所に持ち上げたり、下のほうにしゃがんだりするのも疲れるので、手が届きやすい高さにだけ収納しています」。

【捨てた物】割れやすく、重さがある雑貨
軽い雑貨なら、安心&手入れもラク。

掃除や手入れが大変だった多数の雑貨は処分。「今は、落下しても危なくないドライフラワーやポスターなどを飾っています。飽きたら気軽に交換できるのもメリット!」。

参照:『サンキュ!』2022年1月号「豊かな老後のための捨て道」より。掲載している情報は2021年11月現在のものです。撮影/清水洋、林ひろし、一部本人の自撮り 構成・文/宮原元美 編集/サンキュ!編集部

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