いそがしい人にこそやってほしい!片づけができるようになるたった1つのコツ
2022/01/13
子どもたちが小さかったり、仕事をしていたりすると、なかなか片づけをする時間をまとめてとるのはむずかしかったりしますよね。
かといって家に帰ってきてリビングやキッチンがぐちゃぐちゃした状態だと、気分もゲンナリしてしまいますし、家事の効率も下がってしまいます。
いそがしい人にぜひ実施してみてほしい簡単な片づけのコツを、時短家事コーディネーターで整理収納アドバイザー1級の資格を持つkaehalonさんに教えてもらいました。
片づけのコツはハードルを下げること!
片づけができない場合まず一番最初にやるべきことは片づけのハードルを下げることです。これは家事でも掃除でも仕事でも同じなのですが、ぐちゃぐちゃになってしまうということは自分の管理キャパを超えているということなんです。
だからまず自分で片づけられるところまでハードルを下げることが必要!
数を減らしてみる
ハードルを下げるのに一番有効なのが、管理できる量に減らすことです。すぐに捨てる捨てないを判断するのはむずかしいと思うので、いったん箱にしまって別の部屋に片づけるでも構いません。
玄関で靴がぐちゃぐちゃになるのであれば、靴箱に入れる靴を1人3足に絞ってみてください。クローゼットがぐちゃぐちゃになるのであれば、アイテムごとに3着に絞ってそれ以外を出さないようにしてみてください。
数を減らせば目で見渡せるようになり、ものを元の位置に戻すのも簡単になり、頭もスッキリして「いる・いらない」をその場で判断できるようになってきます。
置かない場所を決めてみる
ものが多いと頭の中の思考も停止してしまいます。そんな状況を避けるために心がけるといいのが1〜2箇所、ここには絶対ものを置かないという場所を決めておくことです。最初から家全体をきれいで片づいた状態にしようと思うとハードルが上がってしまうので場所を限定するのがポイント!
すべてがぐちゃぐちゃの状態だと片づける気も失せてしまいますが、何もなくてスッキリしたスペースが残っているとそこをとっかかりに頭のスイッチを切り替えることができます。できれば平面の面積が大きく目につく場所を選んで何も置かずきれいをキープするようにしてみてください。
片づけやすいところから片づける
片づけを始めるときに大物から始めるのは間違いです。片づけのハードルを下げるには、自分が片づけられる小さなスペースかつ短時間で終わる場所から始めるのがポイントです。
小さなところから片づけて、片づけられるという自信をつけていってください。「やれる」という自信が必要なのは子どもだけではありません。その小さな自信の積み重ねが次の片づけに繋がっていきます。
収納の仕方を変えてみる
収納する場所があるのに片づけられない場合、そこには「面倒くさい」という大きなハードルが立ちふさがっているのかもしれません。そんなときは、その「面倒くさい」を感じなくなるところまでハードルを下げることが大切です。
洗濯物がしまわれず置きっ放しになっているのであれば、放り込み収納に変えてみたり、すべてハンガー収納にしてみたり。ストレスを感じるポイントは人それぞれ、そのポイントに合わせてハードルを下げていってみましょう。
片づけはいかにハードルを下げるかがポイント!
いそがしい人にぜひ実施してみてほしい簡単な片づけのコツをご紹介しました。片づけられないという場合、最初にやるべきことは片づけられるところまでハードルを下げることです。
自分でも片づけられるところまで、ものの量や自分がこうあるべきと思っている姿、収納方法を変えてみてください。片づけができるようになってきたら、少しずつその量や片づける場所を増やしていくというステップが大切です。
自分で全部片づけようと思う必要もありません。今の自分のお家や部屋を見て片づけたいけど自分1人でやれそうにないと思う場合は、整理収納のプロに頼るのもOKです。その場合はきれいをキープするコツをプロから教えてもらいましょう。
■執筆/kaehalon…子どもが3人いる多忙なワーママ目線で、暮らしをラクにする情報を発信する時短家事コーディネーター。整理収納アドバイザー1級の資格も持ち、忙しいながらもスッキリと過ごす暮らしぶりが人気。
編集/サンキュ!編集部
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