サンキュ!STYLEライターの持田友里恵です。
シーツ交換って、正直面倒に感じませんか?私は長い間、この家事が苦手で、気を抜くと「前に交換したのはいつだっけ?」と記憶があいまいになるほど、後回しにしてしまうことがありました。
なぜこんなに苦手なのか、あらためて考えてみると、そこには時間や手間の多さが関係していました。今回は、私がシーツ交換に対する苦手意識を克服した方法を、片づけの考え方とからめてご紹介します!
片づけの視点で考えた「負担を減らす方法」とは?
シーツ交換と言えば、それぞれのシーツやカバーを剥がして、洗って、乾かして、またつけ直すという一連の流れが、まさに一大プロジェクト。その労力たるや、朝から晩までかかることも珍しくありませんよね…
とくに、ベッドをくっつけている場合、隙間部分のシーツを取りつける作業が重労働!私はこれが嫌で、ついついシーツ交換を先延ばしにしてしまうことが多かったのです。
そこで思いついたのが、片づけの基本でもある「一気にやろうとしない」という考え方です。片づけが苦手な人が少しずつ物を減らすのと同じように、シーツ交換も分割してやることで負担を軽減できるのでは?と考えました。
「作業を分割する」シーツ交換の具体例は?
私が実践しているのは、以下のような方法です。
1. 交換スケジュールを決める
家族全員分を一度に交換するのではなく、シーツ交換の曜日を決め、毎週1つのベッドだけ交換します。
例えば
• 今週は「子ども1のベッドのシーツ」だけ
• 来週は「子ども2のベッドのシーツ」だけ
• 再来週は「布団カバー」だけ
このようにすることで、1回分の負担を軽くすることができます!
2. 一度にやる量を減らす
1日ですべてをすませようとすると、朝から晩までかかってしまい、心身ともに疲れ切ってしまいます。ですが、1回に1つのアイテムだけなら負担が少なく、無理なく続けられます。
3. 「片づけ」と同じ考え方を持つ
片づけの際も、一度にすべての部屋を完璧にしようとすると挫折してしまいますよね。だからこそ、まずは1ヵ所だけ、1アイテムだけ、という考え方で取り組むことで、自然とやる気も湧いてきます。
苦手な家事をラクにするには?
この方法を取り入れてから、私は「シーツ交換が大変だ」という気持ちが軽くなりました。1つのアイテムだけなら、「ちょっとがんばれば終わる」と感じられるので、取りかかるハードルがぐっと下がります。
さらに、片づけと同様に、少しずつ進めていくことで「家全体が少しずつキレイになっていく」という達成感を得られるのも、この方法の魅力です。結果的に、気がつけばすべてのシーツやカバーが新しいものに変わり、快適なベッド空間が完成します。
今回のシーツ交換の例のように、家事の中でもとくに苦手意識を持つ作業は、「一気にやろうとしない」「作業を分割する」という視点を持つだけで、驚くほど取り組みやすくなります。
家事も片づけも、すべてを完璧にしようとすると、時間もエネルギーもかかりすぎて、気持ちが続きません。だからこそ、無理のないペースで進められる方法を取り入れることが大切です!
シーツ交換が苦手な理由に向き合い、負担を減らす工夫をすることで、「やらなきゃいけない」という憂鬱な気持ちから解放されることができました。
片づけの基本的な考え方を応用して、家事を少しずつ進めるスタイルを試してみると、驚くほど気が楽になります。家事や片づけが苦手なかたは、ぜひ「作業を分けて負担を減らす」という方法を取り入れてみてください!
日々の家事が少しでもラクになれば、心にも余裕が生まれますよ。ぜひ、あなたも試してみてくださいね!
◆この記事を書いたのは・・・持田友里恵
整理収納アドバイザー。元・ナース。
小6・小4・1歳の3男子ママ。都内フルリノベマンションで5人暮らし。
お片付けのポイントやコツを発信し、お片付けの楽しさを知ってもらうため活動中!
自分の力で自分の家を綺麗にできる力をつけることを大切にしています。