机の上に100円硬貨が積み上げられた

整理収納のプロがあえて100均で買わないものとは?

2022/04/01

100均は日用品から文房具、雑貨、食料品に至るまで豊富な品ぞろえでそのアイテム数は数万点だそうです。新商品も次々と入ってきて、あれもこれも100円!とワクワク楽しくなっちゃいますね。

しかし、おしゃれな商品からコスパのいい商品が販売されている一方でじつはお得ではないものもあります。

今回は、衣食住をテーマに暮らしをちょっとのことでもっとたのしくする「SSS-Style+」に所属する整理収納アドバイザーで、セミナー講師なども行っている松下香奈さんに「100均では買わないもの」を教えてもらいました。

衣食住をテーマに暮らしをちょっとのことでもっとたのしくする「SSS-Style+」に所属する整理収納アドバイ...

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買わないもの1:筆記用具

学校、木製の背景に、オフィス用品
ollinka/gettyimages

5本入りのボールペンや数色入りのペンなど、お得のように思えるのでついつい買ってしまいがち。実際、ちょっとしたメモなどに使うぶんには100均でも問題はありません。

一方、日常的に使うものだからこそ使い心地にはこだわりたいという思いも。少しお高くても、大手メーカーの筆記用具を文房具店で買う方が結局はコスパがよい場合もあります。また価格面についても、意外とホームセンターなどでは110円より安く買えるものもあります。

買わないもの2:長く使うキッチンツール

キッチンツールのスタジオショット
kf4851/gettyimages

便利なキッチンツールがそろう100均ですが、日常生活で長く使うものについては買わないようにしています。金額は高くても長い目で見るとコスパがよい場合があるからです。

たとえばキッチンバサミなどの刃物は、価格によって切れ味に差が出やすいです。安いからと使いづらいものを使い続けると、家事の効率も悪くなってしまうかもしれません。キッチンツールは毎日のように使うものなので、丈夫で使い心地がよいもの、愛着が湧くものを購入しています。

ただし、初めて使うキッチンツールの場合、お試し感覚で100均のものをチョイスするのはアリかと思います。

買わないもの3:紙製の収納ケース

現実的な包装箱。紙ブランクホワイトボックス、カートン空のモックアップオープンクローズドパッケージテンプレートベクトル孤立
Olga Kurbatova/gettyimages

かわいいデザインの収納ケースも種類豊富においてあるので、つい手にしがちですが、紙製だと湿気を吸いやすく、劣化も早いので重さに耐えられなくなることもあります。

幸い、100均のプラスチック製収納ケースには優秀なものが多いので、そちらを選ぶのがおすすめ。ただし購入する場合は、収納場所の寸法をしっかりメモしてお店に行き、プラスチック製のものをメジャーで測りながら慎重に選ぶようにしましょう。

買わないもの4:食器

ホワイトのお料理
35mmf2/gettyimages

種類豊富、かつ驚くようなお手ごろ価格で購入できる100均のお皿。商品棚を眺めているとつい、「このサイズのお皿が必要だな」となんとなく買ってしまいがち。でも、なんとなく買った食器だと、いざ食卓に出すと気分が上がらないなんてことも少なくありません。結果、出番も少なくなり収納場所を取ってしまうだけのものになってしまいます。

100均でも本当に気に入ったものがあれば購入するのは問題ありません。しかし、そうでないのであれば、気分が上がるような自分のお気に入りのものをしっかりそろえたいですね。

買わないもの5:ラップ

パステル ブルー テーブルに製品を梱包用透明ポリエチレン食品フィルムのロールを使用して女性の手。テキストまたはロゴの空の場所。
FotoDuets/gettyimages

100均のラップはホームセンターやスーパーに売ってあるラップと比べるとやはり安い!けれども、気持ちよくカットできなかったり、粘着力が弱かったり、食器によってはピタっとくっつかないものもあります。ラップ類は毎日使うものなので、ストレスなく使いやすいものを選びたいですね。



◆執筆/松下香奈さん
衣食住をテーマに暮らしをちょっとのことでもっとたのしくする「SSS-Style+」に所属する整理収納アドバイザーで、3 人の女の子のママ。セミナー講師なども行っている。

※記事内の表示価格は、とくに記載のない場合、税込表示です。軽減税率の適用により価格が変動する場合もあります。
※商品情報は記事執筆時点のものです。店舗によっては取り扱いがない場合があります。

 
 

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