義父母からの「困ったプレゼント」一番多かったものは!?
2022/09/07
自分の誕生日や帰省の際など、義父母から頂くプレゼントは嬉しいもの。しかし、なかには「これはどうしたらいいの?」と困った経験をした人もいるようです。それはどんな物で、どう対処しているのか、本音をサンキュ!モニターアンケートで聞いてみました。
7割以上の人が、扱いに困った物をもらった経験アリ
20代から50代の既婚女性135人に、「義父母からもらったプレゼントで扱いに困った物はありますか?」と聞いたところ、約7割以上が「ある」と答えました。では、実際にどんな物をもらったことがあるのか、その内容をくわしく見ていきましょう。
趣味に合わない物
一番多かった回答が、自分や子どもの趣味に合わないプレゼント。身に着けるのにためらってしまう人も多いようです。
「義母から好みでない和柄のポーチやティッシュケースをもらってしまい、処分しようにもなかなか処分ができなくて困った。義実家に行くと、そういうモノを押し付けられることが多い」(50代前半)
「義母から結構高そうなかばんを頂いたが、私の趣味と違って、どうしてよいかわからないので使わずにしまってある」(40代後半)
「義母からもらった子ども服が、あまり好みのデザインじゃなかったときに困った。着た写真を送って、子どもと一緒に御礼の電話をした」(40代前半・長子7~12歳)
高価であればあるほど、趣味が合わないからと言って処分するのにも罪悪感がわいてしまい、扱いに困っている人が多く見られました。
その場ではありがたく頂き、義父母の前でだけ身に着けて後はしまい込む人や、子どもの服であれば、お出かけ用ではなく部屋着や公園用の服にするなどの対処をしている人もいました。
使い古した物やデザインが古い物
二番目に多かった回答が、義父母のお古をプレゼントされるというもので、趣味が合わない上に新品でもないので、頂く際の反応にも困るようです。
「義母が着なくなった洋服や帽子を、新しいのを買ったからという理由で、その日まで使っていた物をもらったときは困った。ファンデーションがついていたし、かと言ってすぐ捨てるわけにもいかないので」(50代前半)
「義母からもらった、壊れたブランド物のバッグを、壊れたけれど修理すれば使えるからともらった」(40代後半)
「昔、親族が使っていた七五三の着物を義母から頂いたけれど、趣味も違うし、古い。でも年賀状で使わないとバレてしまうので、一生に一回のイベントなのに困った」(30代後半・長子7~12歳)
なかには、本当に好意でくれたのか疑ってしまうような物も含まれていました。
実父母であれば「私も要らないよ」と言えば済むのでしょうが、義父母となるとそうもいかず、モヤモヤしてしまいますね。
手作りの物・その他
次に多かった回答が、義父母のお手製の物。
「義母からもらった手作りの服。とても外に着ていけるクオリティではないので扱いに困った」(30代前半)
「義母がよく手作りお菓子や、漬け物などをくれるが、好みではないので困る。家族もあまり食べないから、結局消費できず処分することになる」(40代後半)
心のこもった贈り物であるだけに、その気持ちは嬉しく、それだけにすぐ処分するわけにもいかず困ってしまうよう。その他には、こんな回答もありました。
「義父が通信販売が好きで、ハサミや包丁などの刃物をよく送ってくること。縁を切りたいのかと思ってしまう」(30代後半)
これも実父母であれば気にしないのでしょうが、本音を言いにくい関係であるからこそ勘ぐってしまうのかもしれません。
欲しくない物を断れる?
結婚してしばらくは、要らない物でもありがたく頂く人が多いかもしれませんが、いつまでも断れないと毎回ストレスになってしまいますよね。
そうはいっても、性格上「断れない」と答えた人は3割弱いました。はっきりと断れる人は1割、夫経由で断ってもらう人も1割でした。
残りの5割は、自分の口からやんわりとお断りしているとのことで、その言い方はさまざま。
「『大丈夫です~!』というか、『その分自分に買ってください~』とか遠回しに要らないアピールする」(40代後半)
「『家にもたくさんおもちゃがあるので、こっち(義理実家)に来たときに遊ぶようにさせてください』という」(30代前半・長子0~2歳)
「『最近買ったんです~』や『既にいくつか持ってます~』といった感じでやんわり断っている」(30代前半)
感謝や喜ぶ姿勢は見せつつも、家には持ち帰らないようにやんわりと断っているようです。まだ購入していない段階で聞かれた際には、自分の欲しい物にさりげなく誘導するという人もいました。
これから先も良好な関係を続けていきたいからこそ、義父母の気分を害さないように自分の意思も上手に伝えていけるといいですよね。
義父母にプレゼントするときはこれに注意
自分が義父母にプレゼントをするときには、事前にどんなものが欲しいのかリサーチをして相手の好みに合わせるという回答と、できるだけ消える物にするという回答が目立ちました。
「長く残る物はあげない。お菓子やお花などなくなる物にする」(30代前半)
では、自分の予想やリサーチが当たって喜ばれたプレゼントにはどのようなものがあるのでしょうか。
「父の日に義父にあげたポロシャツは喜ばれました。定年退職して間もない頃で、お友達と遊びに行く服がなかったと言っていた」(40代後半)
「義母へあげた、亡くなった飼い犬がプリントされたマグカップはとても喜んでくれました」(30代後半)
相手のことを考えて選んだものが喜ばれたら嬉しいですよね。消えるものをベースに、ここぞというときには熟慮して選ぶといいいかもしれません。お互いへの贈り物でより関係か深まったら素敵ですね。
※『<サンキュ!>義理両親に関するアンケート』(2022年7月~8月実施、回答数135人)。