大きなアジアの幸せな家族は、一緒に夕食のテーブルで昼食をとって時間を過ごします。小さな子供の娘は、父、母と祖父母と食べ物を楽しむ。多世代関係と家の活動

義父母宅への訪問は年に何回くらい?「楽しみです」「正直、行きたくない」みんなはどんな気持ち?

2022/09/21

年に数回以上は義父母の家を訪れるというかたは多いのではないでしょうか。今回のサンキュ!モニターアンケートでは、どのくらいの頻度で義父母宅を訪れているのか、また手土産や滞在時のすごし方などについて、20~50代の女性に聞きました。

義父母宅への訪問は年に何回くらい?

お盆や年末年始など、長期休暇を利用して義父母の家を訪問するというご家庭も多いのでは。
アンケートで、どのくらいの頻度で帰省をしているのかを聞いたところ、年に3回以下の人が約4割、1~3カ月に1回の人、月に1回以上の人が約2割という結果となりました。

頻度が少ないかたは、訪問した際には数日~1週間ほどの宿泊を伴う傾向にあるようです。
一方、家が近いかたは訪問回数は多いですが、宿泊を伴わない短時間のみの滞在が多数でした。

コロナ禍で、義父母宅への訪問回数が変化したという声もみられます。

どういう機会に訪問する?

つづいて、どういう機会に義父母宅へ訪れているのか聞いたところ、年に数回のかたは夏季休暇や年末年始などの長期休暇を利用して訪問しているという回答が多数でした。
それ以上多く訪問するかたの声には次のようなものがありました。

「義母が行きたいランチのお店を見つけたとき」(30代)

「週1で必ず行く。用があってもなくても顔を見せるようにしている」(40代)

「家が近いので用事があって子どもを見てもらいたいとき、上の子の習いごとのときに下の子を預けるなど」(20代)

「家でごはんをつくるのがちょっと面倒なとき(笑)」(20代)

「安否確認を兼ねていっしょに夕飯を食べるのが日課です」(30代)

「子どもたちがおじいちゃんおばあちゃんに会いたいと言ったときや、誕生日など」(40代)

頻繁に行くかたは食事だけや、子どもを預かってもらうためなど、気軽に訪問しているようですね。

訪問するときの手土産は?

義父母宅を訪問する際に悩むのが手土産、というかたもいるでしょう。持参する・しないや、その中身など手土産事情を聞いてみました。

「年末は義兄弟家族も集まるので、皆で食べられるデザートを持っていきます。お盆は仏壇にあげるお菓子を買います」(30代)

「東京限定や羽田空港限定のもののお菓子など」(30代)

「住んでいる地域の特産物を持っていったりしています」(30代)

「手土産はお酒を持っていきます。母は飲みませんが、父が酒飲みなのでとても喜びます。またお正月は蟹などを買って持っていくこともあります」(40代)

「『自分の家でしょ?』と言われ、お土産厳禁?です。でも、たま~に、おやつを買っていったり、たくさんいただいたものや、つくった料理をおすそわけしたりしています」(40代)

手土産の中身としては、お菓子類と回答したかたが目立ちました。

行く頻度が少ないかたの大多数が手土産を持参するのに対し、よく訪問するかたはあまり持参しないという回答が多数でした。訪問するたびに持参しないのも、気づかいのひとつなのかもしれませんね。

滞在中のすごし方

それでは、義父母宅へ訪問した際には、どのようにすごしているでしょうか。

「テレビを見たり、ゴロゴロしたりしてすごします。休んでいていいよと言われるので甘えています」(20代)

「食事して歓談するのがほとんどです」(40代)

「義母がたくさんおいしい料理をつくってくれるので、おいしく食べてのんびりすごしています。キッチンはあまりさわられたくないのかなと思うので、食後に食器を下げたり、掃除を手伝ったり、義母に何かやることはないか確認して、行動するようにしています」(40代)

「いっしょに動物園など子どもの好きな場所に行く」(40代)

「義母の手伝いをしてバタバタとしています(笑)」(30代)

「一般的に嫁のようなことはせず、わが家(実家)ですごす感じでのんびりすごしています」(40代)

「テイクアウトしたお昼を食べて、ゆっくりしたらおやつを食べ、そのあとみんなでトランプとUNOをして遊びます。夏は花火をしたり、冬は星空の観察をしたりします」(40代)

「嫁」だからと手伝いをしてすごすかたは少数で、のんびりさせてもらっているという回答が圧倒的に目立ちました。
時代の変化とともに、その関係性も変わってきているようです。

義父母宅への訪問、本当はどう思っている?

滞在中は、ゆっくりさせてもらうかたが多いという結果でしたが、義父母宅を訪れることについて内心ではどのように思っているのでしょうか。

「楽しみです。いつもおいしい料理をごちそうしてくれるのでとてもありがたいです」(40代)

「実家に帰るのと同じ。何も気をつかわないので」(30代)

「行く回数が多いので慣れましたが、最初は緊張していましたし、義父母といっても他人なので長時間はいたくないです」(20代)

「正直、あんまり行きたくないなという気持ちです。すこし嫌味を言われるため」(30代)

「無になる。何も考えず感じず、お客さんとして行くつもりにすると、和やかに終わるから」(50代)

「ごはんもつくらなくていいし、何もしなくていいので、気は楽」(30代)

「子どもを預かってもらえる喜びと、自由時間を得られる幸せな気持ち」(30代)

「正直、月1・2回はめんどくさい」(30代)

回答の結果、4割強のかたが緊張する・面倒・気疲れするなどと答えました。それをやや上回る割合で楽しみ・嬉しい・気楽などの回答がありました。

料理や子どもの面倒から解放されてのんびりすごせる時間を、ありがたく感じているかたも多いようです。

義父母宅への訪問を楽しみにして、滞在中はのんびりすごすという人のほうが、反対意見より多い結果となった今回のアンケート。義父母との関係性も、時代とともに少しずつ変化をしているからかもしれませんね。

※『<サンキュ!>義理両親に関するアンケート』(2022年7月~8月実施、回答数135人)。

 
 

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