ジュノ(2PM)【2024最新】イ・ジュノの出演ドラマ&映画12選!演技ドルから最優秀演技賞まで上り詰めた魅力を徹底解説!
2024/11/05
野獣系アイドルとしてK-POPの世界的な人気を牽引してきた2PMのメンバー、イ・ジュノ。俳優活動を始めると、特別な個性を武器に様々な役柄に挑戦しヒット作を連発してきました。
演技大賞などでノミネートの常連になると、ついに2021年『赤い袖先』で最優秀演技賞を受賞!名実ともに韓国のNO.1俳優となりました。
アイドルから演技者へ、そしてそのトップへと上り詰めたイ・ジュノの魅力とは?これまでの出演作情報なども一緒に、徹底解剖していきましょう!
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イ・ジュノ(2PM)基本情報!
イ・ジュノは1990年1月25日生まれのA型、身長178センチ。
2006年にオーディション番組『Superstar Survival』に参加したイ・ジュノは、6500人のトップに輝き、JYPエンターテイメントの練習生に。
2008年に男性アイドルグループ2PMとしてデビューし、リードボーカルとメインダンサーを担当しています。
圧倒的なビジュアル力や激しく迫力のあるダンスなど男らしい魅力で、2PMはデビュー直後から爆発的な人気を誇り、瞬く間にアジアを席捲しました!
2013年には日本でミニアルバム『キミの声』をリリースし、ソロデビューを果たします。
同年、本格的な俳優デビュー作となった映画『監視者たち』で注目を浴び、2015年には映画『二十歳』で初主演。その後も数々のドラマや映画に出演し、俳優としての存在感と実力を着実に伸ばしてきました。
そして2021年のドラマ『赤い袖先』で、MBC演技大賞のミニシリーズ部門男性最優秀演技賞を、百想芸術大賞でもTV部門男性最優秀演技賞を受賞。その他にも様々な賞を総なめにしました。
アイドル出身で俳優としても活躍する人を「演技ドル」といい、イ・ジュノは「演技ドル四天王」にも挙げられています。
しかし演技ドルの道を切り拓き、ついには韓国男性俳優のトップにまで上り詰めたという点では、全ての演技ドルのロールモデルと言えるのではないでしょうか。もはや「演技ドル」という肩書きは必要ないかもしれません。
「魅せる表現力を持つ男」イ・ジュノの魅力って?人気の秘密は?
笑うとなくなってしまう目が可愛らしく、幅広い世代から愛される柔らかく優しい印象の顔立ち。しかしそんな甘い顔の下には、鍛え上げられた男らしい肉体が!
特に『赤い袖先』の入浴シーンではその芸術的ともいえる肉体美に目を奪われた女性も多かったはずです!
イ・ジュノは積極的に社会貢献に努めていることでも知られています。
国際NGOワールドビジョンのチャイルドスポンサーとして発展途上国の子どもたちを支援し広報大使も務め、13年間も活動しています。2020年には新型コロナウイルス拡散防止のために約300万円を寄付。兵役中に勤めていた障害者施設には車を寄贈したというエピソードもあります。
2024年には1億ウォン以上の高額寄付者の集まり「オーナー・ソサエティー」の会員になりました。
過去に「自分は一発で人気を得られるタイプではない」と語っていて、2PMのデビュー当初は「ビジュアルも歌もダンスも飛び抜けて目立つものがない」と、人気の伸び悩みに苦しんでいたそうです。
しかしそこから得意なアクロバットをパフォーマンスに入れたり、表情や目線の使い方を工夫するなど、自分の個性を活かす努力を重ね、体型などの自己管理も徹底的にやってきたといいます。
ソフトで伸びやかなボーカルと、力強さと柔軟さが絶妙な男の色気ムンムンなセクシーなダンスは、イ・ジュノの大きな魅力の一つです!
冷静な自己分析と長年の努力で自分にしか出せない魅力を作り上げ、「魅せる表現力」を持った人の心を動かせる俳優になったイ・ジュノ。
高いプロ意識、負けず嫌いでストイックな性格、社会にも目を向ける誠実な人柄も人々から愛される理由であり、イ・ジュノの演技にはそんな生き様を感じさせるものがあると思います。
イ・ジュノ出演ドラマおすすめTOP4!
まずはこれを見てほしい!筆者のおすすめ、見逃し厳禁なイ・ジュノ出演作品がこちら!
おすすめ1:『キングザランド』(2023)
財閥キンググループの御曹司で聡明な頭脳と溢れる気品を持つク・ウォン(イ・ジュノ)は、キングホテルで本部長として働くことになり、最優秀社員チョン・サラン(ユナ)と出会います。
幼い頃に母親が突然失踪して以来、偽りの笑顔に囲まれて育ったトラウマから、作り笑いを軽蔑しているウォン。ホテリエという仕事に誇りを持ち、どんな時でも笑顔を絶やさないサラン。
最悪な出会い方をした2人は、事あるごとにぶつかってしまいます。
ウォンの父であるキンググループ会長の目に留まったサランは、ホテリエなら誰もが憧れるVVIPラウンジ「キング・ザ・ランド」を担当することに。
顔を合わせる機会が増えたウォンとサラン。次第にウォンはサランに惹かれ始めるのですが…。
歴代最上級の甘くハッピーなラブコメディです!
おすすめ2:『赤い袖先』(2021)
幼い頃から宮女として宮廷に仕えるソン・ドギム(イ・セヨン)は、達筆で朗読も得意。明るく真っ直ぐな性格で「NO」と言える意思の強さを持っています。
世孫イ・サン(イ・ジュノ)は実の祖父である王・英祖の歪んだ愛情や重い期待に苦悩しながら、またサンが王になることを阻もうとする勢力に緊張しながら、それでも必死に聖君になろうと日々努力をしていました。
サンの至密内人(最も近くで身の回りの世話をする宮女)になったドギムは、物怖じしない性格からサンに対してもハッキリと物申します!そしてその聡明さは時に王族の心も動かし、幾度となくサンを助けることに。
次第にドギムに心惹かれていくサン。しかし宮女として生きていくことに誇りを持っているドギムは…。
激動の時代の王宮を舞台に、王と宮女という立場の違う2人の純愛が、美しくも切ない感動のラブストーリーを紡いでいきます。
おすすめ3:『ただ愛する仲』(2017)
建築模型作家のハ・ムンス(ウォン・ジナ)は、12年前に起きたショッピングモール崩壊事故の生存者。一緒にいた妹は亡くなり、それが原因で両親は別居中。自分だけ生き残ってしまった罪悪感を背負いながら生きています。
崩壊事故現場が再開発されることになり、その建設に関わることになったムンスは、現場で働くイ・ガンドゥ(イ・ジュノ)と出会います。
ガンドゥもまた事故の生存者であり、事故で父親を亡くし、自身も足に大怪我を負いました。事故後、頼れる人もおらずその日暮らしな生活をしながら孤独に生きています。
運命に導かれるように出会ったムンスとガンドゥ。互いの存在を意識し始めますが、事故で負った心の傷は深く「幸せになること」に臆病になっています。そしてそんな2人を苦しめる更なる試練が訪れ…。
悲しみを抱え、それでも強く生きようとする若者の純愛ストーリーに、心を震わされます。
おすすめ4:『記憶~愛する人へ~』(2016)
敏腕弁護士のパク・テソク(イ・ソンミン)は仕事を理由に家族のことも顧みず、頭の中は裁判で勝つことばかり。新しくテソクの部下になったチョン・ジン(イ・ジュノ)も、勝訴のためならどんな手段も厭わないテソクのやり方に幻滅していました。
ある日、接触事故を起こし検査を受けたテソク。そこで「初期のアルツハイマー」だという衝撃的な結果を告げられます。
酔っ払って前妻の家を訪ねたり、財布や携帯を置き忘れたり、最初はただの「うっかり」だと思っていましたが、徐々に周囲の人々も疑問を抱くほどの症状が現れていきます。
しかしテソクにはやらなければならない事がありました。15年前に前妻との子どもドンウがひき逃げされ亡くなり、その犯人は未だ捕まっていない上、時効も迫っているのです。そして仕事に夢中になっている間に、現在の家族にも様々な問題が…。
テソクは失われゆく記憶の中、父として夫として1人の弁護士として、その使命を果たすことができるのでしょうか。
テソクの生き様と彼を取り巻く人々の深い愛に涙が止まらない感動作です。
イ・ジュノその他の出演ドラマは?
まだまだあります!イ・ジュノの多彩な魅力が楽しめる、その他の出演作はこちらです!
以下の作品のほかに、『むやみに切なく』(2016)や『セレブリティ』(2023)にカメオ出演しています。
『セレブリティ』ではキム・チョルギュ監督が「インパクトのある俳優に出て欲しい」と、『自白』で一緒に仕事をしたジュノに直接オファーをしたそうです。
『キム課長とソ理事~Bravo!Your Life~』(2017)
大手企業TQグループでは、横領していた経理課長が自殺未遂するという騒動が起きていました。TQ会長は事態の収拾のためエリート検事ソ・ユル(イ・ジュノ)を理事としてヘットハンティングします。
一方、お金に関して天賦の才能を持つキム・ソンニョン(ナム・グンミン)は「大企業で大金をピンハネしよう!」とTQ の採用試験に応募し見事合格!経理の「キム課長」となったソンニョンは「ソ理事」から極秘任務を任されることになり…。
2人のブロマンスも最高!スカッと爽快な新感覚オフィスコメディです!
『油っこいロマンス』(2018)
妻と仲間の裏切りで一流ホテルの中華料理店を追い出された天才シェフのソ・プン(イ・ジュノ)は、潰れた中華料理店「腹ぺこフライパン」を立て直し、ホテルの客を奪おうと復讐を誓うのでした。
アルバイトとして入ってきたのは、全てを失ったお嬢様タン・セウ(チョン・リョウォン)。そして腹ぺこフライパンのオーナーで元ヤクザのドゥ・チルソン(チャン・ヒョク)。
3人を中心に腹ぺこフライパンのドタバタな復讐劇がスタートします!
厨房ではセウに厳しく当たるものの、セウが食べたい物なら何でも作る究極のツンデレ男プンに、キュンキュンすること間違いなし!
イ・ジュノは天才シェフを演じるため料理を1ヶ月半猛特訓!見事な鍋や包丁さばきを代役なしで演じています。美味しそうな料理も次々と出てきて、見ているとお腹が空いてしまう作品です。
『自白』(2019)
死刑囚である父親の無実を証明するために弁護士になったチェ・ドヒョン(イ・ジュノ)は、ある殺人事件の裁判で容疑者の無実を勝ち取ります。
一方でその容疑者を犯人だと確信して逮捕した刑事キ・チュノ(ユ・ジェミョン)は過剰捜査だと激しい非難を受け、職を追われてしまうのでした。
しかし数年後、類似の殺人事件で逮捕されたのは、ドヒョンによって無実となった男だったのですが…。
様々な事件が繋がりながら真実に近づいていく、その真実の先に待っているものは!?本格法廷サスペンスです。
イ・ジュノ出演映画は?
サスペンスからロマンスまで!幅広いジャンルのイ・ジュノ出演映画はこちら!
『監視者たち』(2013)
凶悪犯の動向を監視する警察特殊犯罪課監視班の新人ハ・ユンジュ(ハン・ヒョジュ)が、班長のハン・サンジュン(ソル・ギョング)らと共に凶悪犯罪組織に挑む、スリリングなクライムサスペンスアクションです。
イ・ジュノはユンジュの先輩であるコードネーム・リス役。シリアスで緊張感のあるストーリーの中、常に明るい雰囲気を作り出すムードメーカーを演じています。
『メモリーズ 追憶の剣』(2014)
高麗の終わり、3人の剣士ユベク(イ・ビョンホン)・ウォルソ(チョン・ドヨン)・プンチョンは革命を起こそうとしていました。しかしユベクの裏切りによりプンチョンは命を落とし、ユベクと恋仲だったウォルソは姿を消してしまいます。
時は経ち国の権力者となったユベクは、武術大会で見事な剣さばきを披露する少女(キム・ゴウン)にウォルソの面影を重ねるのですが…。
少女は一体何者なのか、その正体には驚くべき真実が隠されていました。
イ・ジュノはユベクの部下となる才能ある剣士ユルを演じ、見事なソードアクションを披露しています。
『二十歳』(2015)
高校時代、ひょんなことから無二の親友となったドンウ(イ・ジュノ)、チホ(キム・ウビン)、ギョンジェ(カン・ハヌル)の3人組は、二十歳を迎え未成年から大人の男性になる岐路に立たされていることに気付きます。
ドンウはバイトを掛け持ちしながら美大進学を目指し、ギョンジェは名門大学に進学し先輩に片想い中、チホは親のスネをかじりながら自由奔放に暮らしていますが、彼らは自分の進むべき道を見つけられるのでしょうか?
記念すべきイ・ジュノの映画初主演作。
実際に同学年である3人が繰り広げる、二十歳らしいフレッシュさとおバカさが全開の青春コメディーです!
『薔薇とチューリップ』(2019)
原作は『東京タラレバ娘』などで知られる東村アキコで、イ・ジュノの邦画初出演・主演作品。
自由奔放で俺様気質な天才画家ネロと、心優しくお人好しな留学生デウォン。瓜二つの2人が日本で出会い、ネロのある目的のために入れ替わることに!?
イ・ジュノは性格が正反対な二人を見事に演じ分けています。
『色男ホ・セク』(2019)
生まれ育った妓房が経営難に陥っていることを知ったホ・セク(イ・ジュノ)は、端正な容姿・巧みな芸事・女性をときめかせる話術を武器に、女性客を相手にした朝鮮初の男妓生になることを決意!
噂を耳にし店に押し寄せる女性たちを、セクはたちどころに魅了していくのですが…。
鮮やかな韓服を翻し色気たっぷりに舞い踊り、甘い言葉で惑わすイ・ジュノに、あなたは惚れずにいられるでしょうか?笑って泣ける史劇ロマンスです!
元祖野獣系アイドル2PMメンバー!歌って踊る姿も必見!
イ・ジュノが所属するアイドルグループ2PMの名前の由来は「1日の中で最も活動的な午後2時に聞きたい音楽」。
日本デビューもしているため、日本語で歌っている2PMも観ることができます!ノリの良いアップテンポの曲が多く「野獣系アイドル」らしいセクシーなMusic Videoにも注目です。
イ・ジュノの公式インスタ・SNS・ファンクラブは?
Instagramの公式アカウント@le2jhのフォロワー数は759.4万人(2024/11/5現在)。俺様キャラのイメージが強いイ・ジュノですが、じつは複数の猫を飼っている愛猫家。時折、猫も登場する楽しいInstagramになっています。
イ・ジュノの兵役は?もう行った?
イ・ジュノは2019年5月に入隊し、2021年3月に除隊しています。
アクロバットの練習中に肩を負傷し大きな手術を受けた経験などから、社会服務要員として役務を全うしました。
障害者週間保護センターに派遣されたイ・ジュノは「とても誠実で身を惜しまず、休暇も取らずに毎日走り回るように一生懸命働いていた」と職員から称賛されていたそうです。
韓ドラマニアはイ・ジュノのここに夢中!
正直にお話しすると、2PMとしてデビューした頃は、筆者はイ・ジュノにあまり注目していませんでした。
しかし2013年の『監視者たち』、2015年の『二十歳』と俳優としての姿を見る度に何か胸がざわつくものを感じ、2017年『ただ愛する仲』で彼にしかない特別な魅力にじわじわと侵食されていることを自覚しました。
ずば抜けたビジュアルを誇るモデル出身俳優とか、一瞬で心を射抜くような強い印象のいわゆるイケメン俳優とは違うと思います。
彼の手の仕草、目の動き、眼差しの変化や顔の角度などの繊細な演技一つ一つは、女性が密かに求めているキュンポイントをいちいち突いてきます。紳士的な優しさと野生的な男らしさの配分が絶妙で、そこからは上質な色気が漂ってくるのです。
まるで薬が身体中を回るように、気付くといつの間にかどっぷりハマってしまっている…。イ・ジュノにはそんな魅力があると筆者は分析しています。
兵役を経てさらに人間力に磨きがかかり、復帰作となった『赤い袖先』イ・サン役では、そんな彼の魅力が見事にキャラクターに反映されていました。
苦悩の中でも努力を惜しまず、一国の王として一人の男として誠実に生きてきたイ・サンの姿に、これまでのイ・ジュノ半生と重なるものを感じました。
『キングザランド』では「これでもか!」というぐらいのコミカルでハッピーな演技を見せてくれましたね。
少年のような可愛さから、紳士的で大人の色気ダダ漏れなセクシーさまで!振り幅が広すぎるク・ウォンというキャラクターに魅了された方も多いことでしょう。
韓国NO.1俳優になっても進化が止まらないイ・ジュノ!
次回作はNetflixにて2025年下半期に配信予定の『CASHERO』です。今後の活躍も楽しみでなりませんね!
■執筆/JUMIJUMIさん…韓国留学を機に韓国の文化に魅了される。年間50作品以上の韓国ドラマを視聴し、またライターとして情報発信も積極的に行う。ただ作品の内容を説明をするだけでなく、食や生活様式など文化面から掘り下げた解説を得意としている。インスタグラムはjumistyle99。