なんとなく南っぽいイメージ?難読漢字「椰子」はなんて読む?

2023/06/02

日常生活で使う機会はほとんどないけれども、知っているとちょっと自慢できる難読漢字。漢検準一級を有するサンキュ!STYLEライターのdanngoさんがチョイスした、難読漢字をご紹介します。

国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの主婦でライター。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です...

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知っていると自慢できる!?難読漢字クイズ

こんにちは、サンキュ!STYLEライターのdanngoです。漢検準一級を持つ私、テレビの難読漢字クイズではいつも夫に答えを教えています。

「きへん」に「耳」に「おおざと」で「椰」、それに「子」という字がついて「椰子」。

まず「椰」がなんと読むのかわかりませんね。「子」はこのまま「こ」と読んでいいのでしょうか?

さまざまな想像を働かせながら考えてみてください。ヒントは、「なんとなく南っぽいイメージのするもの」です。

さて、なんと読むかわかりましたか?

正解を知りたい方は、もう少しスクロールしてみてくださいね。














正解は……

正解は「やし」でした!

「椰」が「や」と読むとわかれば簡単ですね。きへんをはずした「耶」でも「や」と読みます。「耶」は漢文でよく登場し「や」または「か」と読むと習うので、覚えていたらラッキーです。

ヤシの木というと南国でよく見かけるココナッツを思い浮かべる人もいるのではないでしょうか。実はヤシというのはヤシ目ヤシ科の単子葉植物全てをあらわす言葉。ココナッツを実らせるのはココヤシという種類です。

熱帯地方にのみ生育するわけではなく、亜熱帯や温帯にも広く分布します。

日本ではシュロという種類をよく見かけますよ。庭木として植えられることも。樹皮の繊維はほうきなどに使われていますね。

アブラヤシという種類のヤシの実からはパーム油がとれます。揚げ油や加工食品に多く用いられるなじみの深い油です。近年はアブラヤシ栽培のために熱帯雨林が伐採され、問題となっています。

というわけで、難読漢字クイズでした。いかがでしたか?ぜひご家族やお友達に「知ってる?」と聞いて自慢してみてくださいね。

◆記事を書いたのは・・・danngo
国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの専業主婦。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です。本を読むのが大好きですが、一度読み始めると家事がおろそかになってしまうのが悩み。子どもの遊び相手をすると本気になりすぎて怒られ、家事は手抜きになる一方です。甘いもの、日本の古いものをこよなく愛しています。

 
 

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