魚は関係ないけどギョッとする花!難読漢字「薊」はなんて読む?
2023/05/02
日常生活で使う機会はほとんどないけれども、知っているとちょっと自慢できる難読漢字。漢検準一級を有するサンキュ!STYLEライターのdanngoさんがチョイスした、難読漢字をご紹介します。
知っていると自慢できる!?難読漢字クイズ
サンキュ!STYLEライターのdanngoです。漢検準一級を持つ私、テレビの難読漢字クイズではいつも夫に答えを教えています。
「くさかんむり」の下に「魚」と「りっとう」で薊。魚に関係ありそうな植物が想像できますね。
でも実際には魚に直接関係のあるものではありません。むしろ「りっとう」がしめす「刀」のイメージに近いものがあるかも……?
さて、なんと読むかわかりましたか?
正解を知りたいかたは、もう少しスクロールしてみてくださいね。
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正解は……
答えは「あざみ」でした!
あざみはキク科の多年草。赤紫色の花を咲かせるものが多いですが、赤や青、白に近いものも存在します。
「薊」は形声文字と呼ばれるもので、魚とりっとうは「ケイ」と読みこの漢字の読みをしめしています。
ふわっとまるい花はとてもかわいいのですが、葉や茎などにトゲがありうっかりさわるとチクッとしてあわてることも。
あざみという名前は、驚きあきれるという意味の「あざむ(あさむ)」という古語からきているという説もあるくらいなのですよ。
きれいなバラにはトゲがあるというのと同じく、かわいいあざみにもとげがあることは覚えておきたいですね。刀ほどの殺傷力はなくても、不意打ちでささるとかなりドキッとしてしまいます。
というわけで、難読漢字クイズでした。いかがでしたか?ぜひご家族やお友達に「知ってる?」と聞いて自慢してみてくださいね。
◆記事を書いたのは・・・danngo
国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの専業主婦。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です。本を読むのが大好きですが、一度読み始めると家事がおろそかになってしまうのが悩み。子どもの遊び相手をすると本気になりすぎて怒られ、家事は手抜きになる一方です。甘いもの、日本の古いものをこよなく愛しています。