【実録!】実際どうなの?二世帯住宅のアレコレについて。桃田家の場合
2023/03/25
こころとお金の情報発信する公認心理師で投資家で、サンキュ!STYLEライターの桃田くり子です。
こころ穏やかにお金を増やし、豊かな生活を送ることを目指しています!
筆者は夫・子ども・義母と二世帯住宅で暮らす主婦です。
今回は二世帯住宅を建てて生活してみるまでのアレコレをお伝えしたいと思います。
家を建てるとき絶っ対に同居は嫌だった!
いきなりネガティブですみません。苦笑
筆者は祖父母と父母と3姉妹の7人家族の家庭で育ちました。
こんなこと言うのも気が引けますが…母と祖母は仲良くありません。というか超仲悪いです。
幼いころからリアルな「嫁姑戦争」を見てきた筆者は「家族は仲良く助け合う」なんてただの理想論だと早々に悟り、自分が結婚するときは絶対に義家族と同居しないと心に決めていました。
結婚して今の土地を見つけて家を建てる話になったとき、夫から「1階に母親を住まわせたい」という提案は正直、身構えました。
夫からの提案
当時、義母は賃貸で一人暮らしをしていました。
仕事もしていてテキパキ働き、サバサバした性格で頼りになる存在。
しかし、いっしょの建物に住むとなると話は別。
幼少期から見てきた嫁姑不仲な嫌な家庭の思い出がよみがえります。
そんな筆者の表情を見て、夫は「完全分離型の二世帯住宅」を提案してきました。
そもそも二世帯住宅って?
親世帯と子世帯が一緒に生活することを前提につくられた住宅を二世帯住宅と言います。
大きく3タイプがあります。
1 完全同居型(生活に必要な玄関・リビング・水まわり設備など共有する間取り)
2 部分共有型(玄関などの一部は共有しますが、適度に生活空間を分ける間取り)
3 完全分離型(生活空間を完全に分けて、まったく別の世帯として暮らせる間取り)
夫は「3 完全分離型の二世帯住宅」を建てるつもりで提案してきたのです。
物理的に適度な距離
この時、筆者は大学時代の友人のことを思い出しました。
彼女は義理の両親と二世帯住宅を建てて暮らしており、筆者もその自宅にお邪魔したことがありました。
彼女の家は完全分離型の二世帯住宅。遊びに行ったとき、1階にいる義両親の気配をまるで感じない間取りだったので、帰るころには二世帯というのを忘れるくらいでまったく同居感がなかったのです。
この経験が「完全分離型の二世帯住宅なら…」と筆者の心を動かしました。
義母の意見は…?
筆者が「完全分離型の二世帯住宅なら」とOKしてスタートした新築計画。
完全分離型の二世帯住宅について義母がどう思うのか不安だったのですが
「私も完全分離がよいわ!同居はちょっとね。一人暮らしの方が気が楽!」と快諾!
どうやら義母もお姑さんとうまくいってなくて大変だったとのこと。
嫁姑問題はどの家庭にもあるのだな…苦笑
実際に住んでみて
間取りは玄関、リビング、キチン、水まわりすべて別。水道光熱費も別になるようにして、完全にプライベートを分けました。
イメージするならアパートの1階、2階。
住んで4年目になりましたが、今のところ大きなトラブルはありません。
義母とも良好な関係です。(先日コロナになったときはたくさん作り置き料理をもらい、とても助かりました!)
完全分離型の二世帯住宅でプライベートを分けたからこそ、よい関係を維持できていると思っています。
◆この記事を書いたのは・・・桃田くり子
公認心理師、精神保健福祉士、社会福祉士、保育士の国家資格を持っているママ。
以前は医療ソーシャルワーカーとして働き、現在は夫・子ども・義母と二世帯住宅で暮らす主婦。
趣味は節約、投資、サンキュ!を読むこと。お金やこころ穏やかに過ごすコツなど発信中。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。