たくさんの魅力がある愛されやさん!難読漢字「雲雀」はなんて読む?
2024/02/26
日常生活で使う機会はほとんどないけれども、知っているとちょっと自慢できる難読漢字。漢検準一級を有するサンキュ!STYLEライターのdanngoさんがチョイスした、難読漢字をご紹介します。
知っていると自慢できる!?難読漢字クイズ
こんにちは、サンキュ!STYLEライターのdanngoです。漢検準一級を持つ私、テレビの難読漢字クイズではいつも夫に答えを教えています。
「雲」と「雀」で「雲雀」。「雲」は「くも」で、「雀」は「すずめ」ですね。
でも、そのまま「くもすずめ」と読むわけではありません。
すずめとは違いますが、鳥であることは確かですよ。名前もどこかで聞いたことがあるはずです。
名前に雲とあるからには、見た目がふわふわとしているのでしょうか?それとも雲と深い関係があるのでしょうか?
さて、なんと読むかわかりましたか?
正解を知りたい方は、もう少しスクロールしてみてくださいね。
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正解は……
答えは「ひばり」でした!
ひばりは、スズメ目ヒバリ科の鳥。すずめより少し大きいくらいの薄茶色の小鳥ですね。
昔から日本のいたるところで見られる鳥で、「告天子(こうてんし)」や「叫天子(きょうてんし)」などさまざまな異名があります。
「雲」や「天」など空に関する漢字が名前に入るのは、春にオスが縄張りを主張して空高く舞い上がる習性のため。
その様子は、『万葉集』の中の大伴家持の歌にも詠まれています。
高い声で長く複雑に鳴くのも特徴で、以前は愛玩用に飼われることもありました。
「揚げ雲雀」といって、ひばりを空高く飛ばせて高さやさえずりを競い合う遊びもあったそうです。「ひばり」の名前は「日晴り(晴れた日)」からとも、鳴き声が関係しているともされています。
今は法律により、愛玩のため飼うことが禁止されています。自然が失われて生息数が減った地域もありますが、身近にも残っていてほしい鳥ですね。
というわけで、難読漢字クイズでした。いかがでしたか?ぜひご家族やお友達に「知ってる?」と聞いて自慢してみてくださいね。
◆記事を書いたのは・・・danngo
国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの専業主婦。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です。本を読むのが大好きですが、一度読み始めると家事がおろそかになってしまうのが悩み。子どもの遊び相手をすると本気になりすぎて怒られ、家事は手抜きになる一方です。甘いもの、日本の古いものをこよなく愛しています。