迫力満点でことわざでもおなじみ!難読漢字「鴟」はなんて読む?
2023/09/05
日常生活で使う機会はほとんどないけれども、知っているとちょっと自慢できる難読漢字。漢検準一級を有するサンキュ!STYLEライターのdanngoさんがチョイスした、難読漢字をご紹介します。
知っていると自慢できる!?難読漢字クイズ
こんにちは、サンキュ!STYLEライターのdanngoです。漢検準一級を持つ私、テレビの難読漢字クイズではいつも夫に答えを教えています。
「氏」の下に1本線が入った形に「鳥」がついた「鴟」という字。
右側が「鳥」なので、鳥類の名前なのだろうということまでは予想がつきますよね。
場所によってはよく見かける鳥で、名前は誰でも知っているはずですよ。
さて、なんと読むかわかりましたか?
正解を知りたいかたは、もう少しスクロールしてみてくださいね。
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正解は……
正解は「とび」でした!
トビはトンビとも呼ばれ、「鳶」と書くこともできます。こちらの漢字は知っている人が多いのではないでしょうか?
「鴟」という字は、「ふくろう」と読むこともあるそうです。猛禽類のイメージなんですね。
「鴟」という字、あまりなじみがありませんが、「鴟尾」と書いて「しび」と読んだときは屋根の装飾をさします。寺の屋根などについているしっぽみたいなやつですね。
トビはわりと身近な猛禽類で、海岸などに行くと高いところでグライダーのように舞っているのをよく見かけます。翼が大きいので、たまに低いところに来たときはびっくりしますね。
動物の死がいや残飯を食べるため、イメージはあまりよくないよう。
「トビがタカを生む(平凡な親から優れた子が生まれる)」や「トビに油揚げをさらわれる(自分のものだと思っていたものを横どりされる)」といったことわざは、そんなイメージをあらわしていますね。
というわけで、難読漢字クイズでした。いかがでしたか?ぜひご家族やお友達に「知ってる?」と聞いて自慢してみてくださいね。
◆記事を書いたのは・・・danngo
国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの専業主婦。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です。本を読むのが大好きですが、一度読み始めると家事がおろそかになってしまうのが悩み。子どもの遊び相手をすると本気になりすぎて怒られ、家事は手抜きになる一方です。甘いもの、日本の古いものをこよなく愛しています。