ありふれたものだけど縁起がいい!難読漢字「羊歯」はなんて読む?

2023/08/15

日常生活で使う機会はほとんどないけれども、知っているとちょっと自慢できる難読漢字。漢検準一級を有するサンキュ!STYLEライターのdanngoさんがチョイスした、難読漢字をご紹介します。

国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの主婦でライター。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です...

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知っていると自慢できる!?難読漢字クイズ

こんにちは、サンキュ!STYLEライターのdanngoです。漢検準一級を持つ私、テレビの難読漢字クイズではいつも夫に答えを教えています。

「羊」に「歯」で「羊歯」。もちろん、本物の羊の歯のことではありません。
「ひつじは」とは読まないですね。

難易度高めの難読漢字ですが、正体はわりと身近に存在するものですよ。

さて、なんと読むかわかりましたか?
正解を知りたい方は、もう少しスクロールしてみてくださいね。













正解は……

正解は「しだ」でした!

森の中の下草として、わりと普通に見かけるシダ植物。葉がギザギザしているので、羊の歯のように見えるような気もします。

「しだ」の名前は「しだれる」という言葉からきているらしいですよ。たくさんの種類があり、種子ではなく胞子で増えるのが特徴です。繁殖力の高さから子孫繁栄の縁起物として文様にされていて、皿などいろいろなものに描かれます。

鏡餅の下にはさまれることもありますよね。

あれは「ウラジロ」という種類のシダ植物で、葉の裏が白いことから長寿、左右対称に葉が広がることから夫婦円満といった意味があるという説も。

恐竜の時代にもあったシダ植物。なんとなく不思議なパワーを感じるものなのかもしれませんね。

というわけで、難読漢字クイズでした。ぜひご家族やお友達に「知っている?」と聞いて自慢してみてくださいね。



◆記事を書いたのは・・・danngo
国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの専業主婦。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です。本を読むのが大好きですが、一度読み始めると家事がおろそかになってしまうのが悩み。子どもの遊び相手をすると本気になりすぎて怒られ、家事は手抜きになる一方です。甘いもの、日本の古いものをこよなく愛しています。

 
 

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