ぐるぐる回るあれですよ!難読漢字「螺子」はなんて読む?

ぐるぐる回るあれですよ!難読漢字「螺子」はなんて読む?

2024/01/13

日常生活で使う機会はほとんどないけれども、知っているとちょっと自慢できる難読漢字。漢検準一級を有するサンキュ!STYLEライターのdanngoさんがチョイスした、難読漢字をご紹介します。

国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの主婦でライター。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です...

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知っていると自慢できる!?難読漢字クイズ

ぐるぐる回るあれですよ!難読漢字「螺子」はなんて読む?

こんにちは、サンキュ!STYLEライターのdanngoです。漢検準一級を持つ私、テレビの難読漢字クイズではいつも夫に答えを教えています。

「むしへん」に「累」を組み合わせた漢字と、「子」の字で「螺子」。

「るいし」と読めそうですが、それが答えではありません。

「らせん」かな、と思った人もいるでしょうか。それだとけっこう惜しいです。「らせん」は「螺旋」と書きますよ。

螺旋階段はぐるぐる回るようにして上り下りするのが特徴ですが、「螺子」もぐるぐる回るものです。そのイメージからいろいろ考えてみてください。

さて、なんと読むかわかりましたか?
正解を知りたい方は、もう少しスクロールしてみてくださいね。














正解は……

ぐるぐる回るあれですよ!難読漢字「螺子」はなんて読む?

正解は「ねじ」でした!

「螺」の字は、音読みで「ラ」と読みます。もともとは、からを背負った虫の姿をしめす漢字。

かたつむりのような淡水にすむ貝をあらわし、そこから巻貝のようにぐるぐるとしたらせん状の形のものを意味するようになりました。

「螺子」は音読みで「らし」とも読めますが、この読みはあまりなじみがないですね。「ねじ」は「ねじる、ひねる」という意味の動詞が変化した言葉です。一見すると音をあてた熟語のようにも感じられますが、意味による読みだったのですね。

ねじには大きく分けて「おねじ」と「めねじ」があります。「おねじ」は「雄のねじ」、「めねじ」は「雌のねじ」ということです。

「おねじ」はねじ山が上についていてらせん状のみぞが軸についているもの。「めねじ」は筒状になっていて、穴の内側にみぞがついているもの。この2つがセットになってうまくものを固定できるわけです。

というわけで、難読漢字クイズでした。いかがでしたか?ぜひご家族やお友達に「知ってる?」と聞いて自慢してみてくださいね。

◆記事を書いたのは・・・danngo
国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの専業主婦。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です。本を読むのが大好きですが、一度読み始めると家事がおろそかになってしまうのが悩み。子どもの遊び相手をすると本気になりすぎて怒られ、家事は手抜きになる一方です。甘いもの、日本の古いものをこよなく愛しています。

 
 

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