得意なのはかくれんぼ！難読漢字「隈魚」はなんて読む？

日常生活で使う機会はほとんどないけれども、知っているとちょっと自慢できる難読漢字。漢検準一級を有するサンキュ！STYLEライターのdanngoさんがチョイスした、難読漢字をご紹介します。

知っていると自慢できる!?難読漢字クイズ

サンキュ！STYLEライターのdanngoです。漢検準一級を持つ私、テレビの難読漢字クイズではいつも夫に答えを教えています。

「隈」と「魚」で「隈魚」。

「隈」の字には「すみ」とか「曲がりこんだところ」といった意味があります。

そこに「魚」がつくわけですから、なんとなく隠れがちな魚なのではないかと想像がつきますよね。

さて、なんと読むかわかりましたか？
正解を知りたいかたは、もう少しスクロールしてみてくださいね。
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓

正解は……

正解は「くまのみ」でした！

スズメダイ科で、サンゴ礁のある暖かい地域の海に生息する魚です。「熊の実」とも書くことができますよ。

イソギンチャクの触手の間に入りこんで泳ぎ、外敵から身を守ることで知られるクマノミ。かわいいので水族館でもよく展示されていますね。

目くらましになるだけでなく、イソギンチャクの毒がおそろしいためほかの魚は近づくこともできません。

クマノミ自体はイソギンチャクの毒にやられないのかな、と思ってしまいますよね。クマノミの体は粘液におおわれていて、毒から身を守れるようになっているんです。

性転換する魚としても知られていますよ。体の大きなオスがメスに変化して子孫を残します。少しうらやましいような気もする、面白い生き物ですね。

というわけで、難読漢字クイズでした。ぜひご家族やお友達に「知ってる？」と聞いて自慢してみてくださいね。

◆記事を書いたのは・・・danngo
国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの専業主婦。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です。本を読むのが大好きですが、一度読み始めると家事がおろそかになってしまうのが悩み。子どもの遊び相手をすると本気になりすぎて怒られ、家事は手抜きになる一方です。甘いもの、日本の古いものをこよなく愛しています。