よく考えたら見たまんまだった!難読漢字「閂」はなんて読む?
2023/06/13
日常生活で使う機会はほとんどないけれども、知っているとちょっと自慢できる難読漢字。漢検準一級を有するサンキュ!STYLEライターのdanngoさんがチョイスした、難読漢字をご紹介します。
知っていると自慢できる!?難読漢字クイズ
こんにちは、サンキュ!STYLEライターのdanngoです。漢検準一級を持つ私、テレビの難読漢字クイズではいつも夫に答えを教えています。
「もんがまえ」の中に「一」の字。シンプルな構造ですが、そのわりにはあまり見かけない漢字ですよね。
もしかしてかなり難しいのかな?と考える人も多いでしょうが、答えを聞いてしまうと「そのまんまだ……」となってしまうと思います。
コツはひたすらじっと見ること。難しく考えずに漢字そのものを見続けていると、ひょっとしたら答えがおりてくるかもしれませんよ。
さて、なんと読むかわかりましたか?
正解を知りたい方は、もう少しスクロールしてみてくださいね。
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正解は……
正解は「かんぬき」でした!
かんぬきってなんのこと?と若い方は思うかもしれませんね。最近はあまり見かけなくなりました。
「貫木」とも書き「かんのき」が転じて「かんぬき」なったとされています。細長い木材を扉の左右または扉の両端にかかるように設置して、開かないようにするもの。
「閂」の漢字は、門に横棒を1本わたしている姿をあらわしているので、よく考えたら見たまんまの姿なのです。
寺の門や古い蔵など、探せばまだけっこう見つかるはずですよ。
相撲では、相手がさしてきた腕を外側からガシッとかかえこんでしまう技を「かんぬき」と呼びます。これをやられると相手は身動きがとれなくなるのですが、かなりの腕力がないと難しい技だとされています。
というわけで、難読漢字クイズでした。いかがでしたか?ぜひご家族やお友達に「知ってる?」と聞いて自慢してみてくださいね。
◆記事を書いたのは・・・danngo
国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの専業主婦。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です。本を読むのが大好きですが、一度読み始めると家事がおろそかになってしまうのが悩み。子どもの遊び相手をすると本気になりすぎて怒られ、家事は手抜きになる一方です。甘いもの、日本の古いものをこよなく愛しています。