もしかしたら自分がなっているかも!? 「ウザいママ友」と避けられてしまう人の特徴5選
2024/09/20
保育園、幼稚園、小学生のお子さまがいる人であれば、避けてはとおれない存在であるママ友。なかには「なんかウザい……」と思ってしまう人もいるでしょう。
そこで今回は、「恋人・夫婦仲相談所」の所長で、過去には大規模ママ友サークルを運営していた経験もある三松真由美さんに「ウザいママ友」の特徴を教えてもらいました。
秋はママ友との交流が活発になるシーズン!
秋は学校や幼稚園・保育園などの行事が目白押しの季節。
運動会、バザー、文化祭、お遊戯会など、母親がお手伝いに動員されることも多く、ママ同士の連絡が活発になる時期でもあります。そんな時にみんなをブルーな気分にさせるのが「ウザいママ友」。
「この人がいるだけで、LINEグループを見たくなくなる」
「DMの内容がマジでダルい」
「絶対に、この人とだけは一緒の班になりたくない」
こんな風に思われてしまうママ友ってどんな人?
今回は、保育園・幼稚園・小学校の現役ママたちに伺ってみた声をまとめてみました。
ウザママケース1:距離感近すぎ
よく言えば「フレンドリー」「親しみやすい」。でも、見方を変えると「遠慮がない」「馴れ馴れしい」ともいわれるのがこのタイプ。
「クラスの行事係に指名されて困っていたところ『一緒にやろうよ』と声をかけてくれたA美さん。最初は、誰にでも親しく話しかけていい人だなぁと思っていたけど、会って2回目で、もう『うちの子が仲良くしてもらっているみたいだから、今日、子どもと一緒にお宅に遊びに行くわね』と一方的に言われて、ちょっと引きました」(30代 幼稚園ママ)
「子どもの保育園が同じママのM子さんは、身体的距離感がバグっています。本人は無意識なのかもしれませんが、話しながら相手の腕や肩にペタペタ触れたり、急に体をくっつけてきたりするので、びっくりしてしまいます。私はパーソナルスペースをちゃんと取りたいタイプなので、勝手に触られるのがとても嫌。できるだけ彼女に近づかないようにしています」(20代 保育園ママ)
ウザママケース2:ネガティブすぎ
よく言えば「慎重」「用心深い」。でも、見方を変えると「視点がネガティブ」「場が盛り下がる」ともいわれるのがこのタイプ。
「幼稚園のバザーの模擬店チームで一緒になったC帆さんは、発想がとにかくネガティブ。食べ物を扱う場合は衛生に気を遣う必要があるのはわかりますが、食中毒を心配して『あれもダメ、これもダメ』とダメ出しばかり。極端に厳しい洗浄・消毒ルールを定めたことで、ただでさえ人が少ない現場はパンパン。もっとポジティブな人と一緒のチームになりたかったです」(30代 幼稚園ママ)
「息子のクラスのY菜さんは、LINEグループの中でも異色の存在です。特徴は、他人の意見に対してほぼ100%『否定から入る』こと。『そうは言うけれど……』『そんなに簡単じゃないですよ。だって……』などなど。みんなでアイデアを出しているときでも、彼女が片っ端から否定するので、場がしらけちゃいます」(40代 小学校ママ)
ウザママケース3:依存度高すぎ
よく言えば「従順」「さみしがりや」。でも見方を変えると「他力本願」「強束縛」ともいわれるのがこのタイプ。
「うちの小学校は3カ月に1度回ってくる通学見回り当番があるのですが、同じマンションのK奈さんの都合がつかず、あるとき私が代わってあげたことがあったんです。それ以来、すっかり彼女に依存されて困っています。『〇〇さんと一緒のスイミングにうちの子も入れたい』とか『うちの子も公園にいるから、一緒に連れて帰って来て』とか、頼られすぎて荷が重いです」(40代 小学校ママ)
「娘の親友のママ、S香さんは、一人でいるのが苦手なタイプなのか『保護者会、一緒に行きましょう』『運動会は何時頃行くの?』など、頻繁にこちらの予定を尋ねてきて、同じ行動をしたがります。私自身はいろいろなママと話して友だちになりたいのに、いつもS香さんがべったり付いてきて離れてくれません。いつの間にか私とS香さんだけ、クラスのママたちから浮いた存在になってしまって、困っています」(30代 幼稚園ママ)
ウザママケース4:自己犠牲しすぎ
よく言えば「やさしい」「人格者」。でも見方を変えると「恩着せがましい」「悲劇のヒロイン」ともいわれるこのタイプ。
「同じ保育園のH恵さんは、園の中で敬遠されています。その理由は彼女の過剰な自己犠牲アピールです。『私はこんなに頑張っています』『私って偉いでしょ!』と、育児と仕事を自分を犠牲にして頑張っています、というアピールが凄いんです。でも、共働きはみんな一緒だし、もっと激務の方もいらっしゃる。勝手に自己犠牲に酔っているところが鼻につきます」(30代 保育園ママ)
「幼稚園のバザーでは任意で手作り作品の提供を求められるのですが、毎年凄い量の手作りマスコットを提供するのがN実さん。彼女が何も言わなくても、みんなはとても感謝しているのに『2日徹夜したわ』とか『今年はスワロフスキーのビーズも付けたから、原価も高かったの』とか、自己犠牲アピールが凄いんです。それをこちらもプレッシャーに感じて、感謝する気持ちが逆になえてしまいます」(30代 幼稚園ママ)
ウザママケース5:メンタル弱すぎ
よく言えば「繊細」「ナイーブ」。でも見方を変えると「打たれ弱い」「扱いづらい」ともいわれるのがこのタイプ。
「息子のクラスに、T子さんというママさんがいます。お子さんがちょっとでも友だちにちょっかいを出されると、『加害者に謝ってほしい』とか『保護者会を開いてほしい』とか、担任や校長に迫るのだそうです。そんな方なので、正直 “触らぬ神にたたりなし”って感じで、みんななるべく近寄らないようにしています」(40代 小学校ママ)
「ママ友のひとりのW那さんは、こちらの何気ない発言に対しても『どうせ、私なんか』とか『その言葉、なにげに傷ついたー』というリアクションで涙ぐんだりします。そうすると、周りは彼女に同情して、まるで私が加害者みたいな印象を周囲に与えてしまい、損した気持ちになります。相手が傷つかないように慎重に言葉を選ばなくてはならず、付き合うのがとても疲れます」(30代 保育園ママ)
「ウザいママ友」に思い当たることはない?
いかがでしたか。様々なケースを通じて浮かび上がってきたウザいママ友のイメージ。
でも、もし自分も同じような言動をしていたと思うシーンがあったとしたら、皆さん自身が「ウザママ」になっていたかもしれません。
人のふり見て我がふり直せ、の気持ちを忘れないようにしましょう。
◆監修・執筆/三松 真由美
会員数1万3,000名を超えるコミュニティサイト「恋人・夫婦仲相談所」所長として、テレビ、ラジオ、新聞、Webなど多数のメディアに出演、執筆。夫婦仲の改善方法や、セックスレス問題などに関する情報を発信している。『堂々再婚』『モンスターワイフ』など著書多数。