風水には興味があるし、金運も上げたいけど、玄関のたたきを毎日水拭きするとか、毎日パジャマを洗濯するとか、ラッキーフードを毎日食べるとか、ちょっと面倒な感じも……。
時間がなくても、いそがしくても、手間をかけなくても、効果はバッチリのそんな都合のいい風水って、あるんでしょうか?
風水の第一人者Dr.コパに、手抜きでも効果はバッチリの「手抜き風水」について教えてもらいました。

法事、墓参りを「家族レジャー」にすれば一石二鳥
たとえば、ご先祖様のお墓参りをすることは運気を上げるパワーが大きい。でも、夫の実家の法事やお墓参りは妻としてはなかなか気が重いことでもあるよね。
そういうときは、親戚の法事に出かけると思わずに「家族レジャー」のついでに、お寺にちょっと寄ると考えればいい。お寺はたいてい郊外にあるから、ドライブがてらに出かけて、お寺に寄って、帰りにどこかでおいしい物を食べて……と考える。
そう思えば気持ちがだいぶ違うよね。「今日は法事」と真面目に考えずに「家族レジャー」と思えばいいんだよ。それでも、ご先祖様のお墓の前で手を合わせれば、開運アクションを実行したことに変わりはない。
風水ではストレスはダメージ=厄とみなすから、ストレスを感じることをやっても運気は上がらない。考え方を変えて、ストレスを感じないほうが運気的にはプラスになるからね。
ほかにも、気持ちと手間は抜いても効果がある風水をこれから教えるよ。
玄関のたたきにブルー系マットを敷く
玄関のたたきには、外から持ち帰った厄が落ちているので、毎日、水拭きするのが正しい風水です。でも、ブルー系の玄関マットで代用してもOK。ブルーは「水」をあらわすので、ブルー系のマットを敷くことで、水の清めの作用があります。
2025年のラッキーフード入りの炒飯をまとめ作りする
2025年のラッキーフードは卵、牛肉、米、野菜。小さく切った牛肉と野菜を炒め、そこに溶き卵をとご飯を加えて、さらに炒めます。具だくさんの「開運炒飯」をまとめて作り、小分け冷凍。食べる分をレンチンして、ひとりランチや手抜き夕飯に◎。
また、卵は最強の金運食材なので、冷蔵庫内に入れておくだけで金運が上がります。
作りおきおかずでラッキーフードを毎日食べる
ラッキーフードを取り入れたおかずを毎日作るのが面倒なら、作りおきでOK。たとえば、今年のラッキーフードの鶏肉をしょうゆ、酒、生姜で下味をつけたものを用意して、今日は炒めてチキンソテー、明日は唐揚げ、明後日は焼き鳥、次の日は蒸し鶏など、1回下準備をした食材を毎日使い回してラクをしても、ラッキーフードを食べた効果は変わりません。
西にみかんを置く
「西に黄色で金運アップ!」は風水の王道ですが、わざわざ黄色の物を買わなくても、みかんで代用してもOK。もともと「西に黄色」の黄色とは、柑橘系植物の「橘」の実のこと。この実が黄色いことから「西に黄色」の風水が誕生しました。同じ柑橘系のみかんを西に置くことで金運パワーがしっかり発揮されます。
玄関に赤いボールを置く
風水では「幸運は龍の背に乗ってやって来る」と考えます。また、その龍は赤くて丸い物に飛びつく習性があると考えられています。そこで、玄関に赤い玉を置くと良いとされていますが、わざわざ赤い玉を買わなくてもOK。
子どものオモチャの赤いボールで代用しても、幸運を運ぶ龍はやってきます。
ベランダのサンダルを新しくする
2025年の幸運(=金運)は、北と南からやってきます。家の中の全部の部屋を掃除するのがたいへんなら、北側と南側にある部屋さえ掃除しておけばOK。たいていの間取りでは、南側にはベランダがあります。ベランダを掃除するのが面倒なら、ベランダ用のサンダルを新しくするだけでも、運気アップに効果あり!
ロボット掃除機で床を水拭きする
床についた厄は掃除をかけただけでは取れません。床の水拭きをして清める必要がありますが、ぞうきんがけするのが面倒なら、水拭き機能つきのお掃除ロボットに頼ってOK。お掃除ロボットが水拭きしても、厄はちゃんと拭き取れます。
平日と土日に使う食器を変える
毎日、同じ食器を使って食事をしていると運気が停滞します。日替わりで食器を変えるのが面倒なら、夕飯のときに使う食器を平日と土日で変えるだけでもよし。運気が活性化して、いい運がやってきます。
まとめ
「風水には興味があるけど、ちょっと面倒そう」と思っている人は、ぜひ「手抜き風水」を試してみてください。「面倒そう」という理由で、やらないと損をしちゃいますよ。手抜きでも、効果はばっちり実感できるはずです。
監修/Dr.コパ 文/村越克子