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パンのサブスクで食品ロス削減⁉今週の気になるSDGsニュースをお届け【39SDGs WeeklyNews】

2024/07/24

SDGsとは「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のこと。人々が安定して暮らしていくために定められた、2030年までに達成すべき具体的な目標を指します。サンキュ!読者の皆さんも、SDGsについて耳にする機会も増えてきたのではないでしょうか?

最新トレンドや社会問題について調査するサンキュ!STYLE取材班が、最新のSDGs情報をご紹介する連載「39SDGs WeeklyNews」。今回は、サンキュ!STYLE 取材班のマミがお届けします。

サンキュ!STYLE 取材班メンバー。以前家政婦として活動していた知識と20年超えの主婦業で培った経験を生か...

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Topic.1食品ロス削減につながるパンのサブスクの発送数が40000件を突破

食品ロス削減につながるパンのサブスクの発送数が40000件を突破

2021年よりスタートした、合同会社クアッガが運営するパンのフードロス削減通販プラットフォーム「rebake(リベイク)」。同社のサービス「rebake特急おたのしみ便」の発送数が、40,000件を突破したそうです。

「rebake特急おたのしみ便」は、rebakeが厳選した全国各地のパン屋さんからパンが届くサブスクリプションサービスです。おたのしみ便を通して届けられるパンは、パン屋さんの店頭で売り切れずに廃棄にまわってしまいそうな「ロスパン」と呼ばれるパンに限定。

パン屋さんは、まだ食べられるパンを捨てずに済み、購入者は全国のパンが手軽に楽しめるサービスです。到着するまでどのパン屋さんから届くかわからないため、新しい発見や出会いがたくさんあるのも魅力ですよ。

いろいろなパンが楽しめるだけでなく、フードロスの削減に協力できるとは、パン好きにはうれしいサービスですよね。3年で40,000件を突破した人気の高さもうなずけます。

Topic2.ロイヤルパークホテルズ 【ECO PROJECT 2024】を2024年7月15日~28日で実施 

ロイヤルパークホテルズ 【ECO PROJECT 2024】を2024年7月15日~28日で実施 

三菱地所ホテルズ&リゾーツ株式会社は、ロイヤルパークホテルズのSDGsへの取り組みの一つとして「ECO PROJECT 2024」を実施するそうです。この企画を通して、SDGs目標7の「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」と13の「気候変動に具体的な対策を」への貢献を目指します。

打ち水は、電気を使用せず、環境に優しく涼をとることのできる日本の伝統文化の一つです。気温が上がる前の朝や、気温が下がりはじめる夕方の時間帯に行い、涼を呼び込みます。一部ホテルでは、対象プランで宿泊している人も参加できますよ。

また、特に電力需要が増す夕方の時間帯に、ロイヤルパークホテルズ全24ホテルにて、ロビーやフロントなどのエアコンの冷房設定温度を通常時から1℃上げる取り組みも行います。7月27日・28日の2日間は、ホテル来館者に、手軽に使える涼グッズをプレゼントも。
※各ホテル先着100名(ロイヤルパークホテル・横浜ロイヤルパークホテルは200名様)チェックイン時にお渡し。

昔ながらの暮らしの知恵「打ち水」で、環境負荷なく涼を楽しめるのはいいですね。

ロイヤルパークホテルズ【ECO PROJECT 2024】 ■実施期間 打ち水  2024年7月15日(月・祝)~7月28日(日) 期間中、晴天の日に実施 節電   2024年7月28日(日)17時~18時 ■実施場所 ロイヤルパークホテルズ 24ホテル ※仙台ロイヤルパークホテル、ザ ロイヤルパーク キャンバス 札幌大通公園、ザ ロイヤルパーク キャンバス 銀座8は打ち水の実施はなし。

Topic3.オイシックス・ラ・大地とシダックスが小学校を対象に食育プロジェクトを開始

オイシックス・ラ・大地とシダックスが小学校を対象に食育プロジェクトを開始

オイシックス・ラ・大地株式会社と、自治体サービスのアウトソーシングを担うシダックス大新東ヒューマンサービス株式会社は、2024年6月より、両社共同による食育プロジェクトを開始しました。

グループ会社となった両社共同で、次世代を担う子どもたちに食の未来を考える機会として、特にフードロスをテーマとした食育活動をしていくプロジェクトだそう!

シダックス大新東ヒューマンサービス株式会社が、学校給食調理業務を受託する全国の各自治体の小学校(学校給食センターの調理業務を受託する小学校も含む)を対象に展開していきます。

フードロスの問題が身近になりそうな取り組みですね。

2024年6月に、大阪府内の小学校にて、小学4年生の子どもたち約110名を対象に、食育プロジェクト「ふれあい給食」を実施。子どもたちが給食を食べながら、日本や世界の食事情や、フードロスにつながる大切さについて、クイズ形式やスライドショーを通じて学んでいただきました。また、授業後には、子どもたちにも「フードロス」を減らすために家庭で取り組めることを書いてみるチャレンジワークも行いました。  実際に参加した子どもたちからは「(日本で生じる年間のフードロス量が)25mプールが約1万5千個分なんてすごい」「(今日食べた野菜スープも)にんじんを、使えるところぎりぎりまで切る工夫をしてるなんて知らなかった」という声があがりました。

給食を通してフードロスが学べるのは、子どもたちにとってわかりやすく、いい機会になりますね。

明日がちょっといいミライに!今日のワンステップ

SDGsと聞くと「ちょっと難しそう…」「自分には関係ない」と感じてしまいませんか?実はそんなことないんです!取り組みやすいこともたくさんあります。今週筆者がやってみたことをご紹介します。

扇風機との併用でエアコンの設定温度を上げて省エネ

今年も猛暑の予報で、すでにかなり暑い日々。節電も大切ですが、エアコンを使わないわけにはいきませんよね。そこで、エアコンだけで使うのではなく、扇風機を併用してエアコンの設定温度を上げることで節電にチャレンジしてみました。

エアコンだけで使うと、冷たい空気が停滞して涼しさを感じにくくなることも。扇風機で空気を循環させると、設定温度を上げても涼しく感じる効果があるそうです。早速我が家も、エアコンの温度を26度から27度に上げ、扇風機をセット。

エアコンに背を向ける形で扇風機を置くと、涼しい風が部屋中に送られてGOODでしたよ。「28度設定でも大丈夫かな?」と思うこともありました。今年の電気代がどうなるか?楽しみです。簡単にできますので、皆さんもためしてみてくださいね。

執筆者・・・サンキュ!STYLE 取材班 マミ
1976年生まれで小学生と大学生の母。更年期かな?という症状が見え始め、ライフスタイルを見直しているところです。元家政婦の経歴を活かし、サンキュ!STYLEにて家事に関する記事などを執筆中。

 
 

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