1年に6回は見られる!難読漢字「角力」はなんて読む?

日本を代表する伝統のひとつ!難読漢字「角力」はなんて読む?

2024/09/03

日常生活で使う機会はほとんどないけれども、知っているとちょっと自慢できる難読漢字。漢検準一級を有するサンキュ!STYLEライターのdanngoさんがチョイスした、難読漢字をご紹介します。

国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの主婦でライター。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です...

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知っていると自慢できる!?難読漢字クイズ

1年に6回は見られる!難読漢字「角力」はなんて読む?

こんにちは、サンキュ!STYLEライターのdanngoです。漢検準一級を持つ私、テレビの難読漢字クイズではいつも夫に答えを教えています。

「角」と「力」で「角力」。1つ1つばらして見ると小学生でも書ける簡単な漢字なのですが、組み合わさるとよくわかりませんよね。

もちろん、「かくちから」などとは読みません。普段の読みとは異なる読みかたをするので、想像力が試されますね。

難しいかもしれませんが、「角」の字も「力」の字もヒントになっています。

1年の中で決まった時期におこなわれるものですよ。

さて、なんと読むかわかりましたか?
正解を知りたい方は、もう少しスクロールしてみてくださいね。

正解は……

1年に6回は見られる!難読漢字「角力」はなんて読む?

正解は「すもう」でした!

現在「相撲」と書くことが多い「すもう」ですが、かつては「角力」と書くことが多くありました。「角」の字には「くらべる」という意味があり、「力をくらべる」ということをあらわしています。

「角界」という言葉に「角」の字が使われているのは、「角力」という書きかたから。こんなところに名残があったのですね。

テレビでも放映される、すもうの本場所は1月、3月、5月、7月、9月、11月におこなわれます(2024年現在)。それ以外に巡業もおこなわれるので、地方在住でも遠出をせず直接観戦する機会があるわけです。

こう考えると、力士の人達はかなり忙しいのですね。

「すもう」の由来は「すまふ(あらそう、抵抗する)」という言葉からとされています。かつては「すまひ(スマイ)」と呼ばれていました。

かつては奈良・平安時代の年中行事で、陰暦7月におこなわれていたもの。国中から選手を集めて、天皇もその取り組みを観覧したそうです。

というわけで、難読漢字クイズでした。ぜひご家族やお友達に「知っている?」と聞いて自慢してみてくださいね。

◆記事を書いたのは・・・danngo
国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの専業主婦。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です。本を読むのが大好きですが、一度読み始めると家事がおろそかになってしまうのが悩み。子どもの遊び相手をすると本気になりすぎて怒られ、家事は手抜きになる一方です。甘いもの、日本の古いものをこよなく愛しています。

 
 

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