年中同じで大丈夫?防災アイテムも季節に合わせて入れ替えよう!
2024/09/02
「ワンオペでも無理なくまわせるシンプルライフ」がモットー、船員妻でサンキュ!STYLEライターのKota(コタ)です。
毎年3月と9月を防災用品の見直し月間にしているわが家。基本の備えはだいぶ整ってきましたが、ふつうに暮らすだけでも暑さがしんどい近年。季節に合わせた備えをプラスする必要性を感じています。
防災グッズをやみくもに増やすのではなく、日常的に使えて「もしも」の時も頼れる。そんな視点で準備している、わが家の暑い季節の備えをご紹介します。
水
季節を問わず、ライフラインが止まった時に欠かせないのが水。特に消費量が増える季節は、しっかり備えておきたいところ。
備蓄の目安は、飲料用と調理用だけで一人あたり1日3L、最低3日分の9Lが推奨されています。4人家族のわが家の場合、合計36L、2Lペットボトルで18本分が必要という計算に。
自宅は2階建て2世帯住宅のワンフロアのため、収納スペースには限りがありますが、分散収納することで置き場問題を解決しました。2Lボトル2箱分(12本)は廊下収納に、500mlボトル1箱分(24本)はパントリー代わりの収納に。これで合計36L。
メインでストックしているのはふつうのミネラルウォーターです。2Lボトルはふだんから冷蔵庫に入っていて、新しいものを出す時に自然と在庫数が目に入るので、買い忘れを防げます。500mlボトルは主に備蓄用。賞味期限が近づいたらお出かけの時に消費して、新たに24本を箱買いするのがルーティーンです。
日常的に消費するものだから、タイミングによっては在庫がぐっと減ってしまうことも。暑い季節は意識して、早め・多めに買い足すようにしておくと安心です。
暑さ対策アイテム
凍結ボトル
ライフラインが止まってクーラーや冷蔵庫が使えなくなると、熱中症のリスクが一気に高まります。
対策として常備しているもののひとつが凍結ボトル。コンビニやスーパーで買える冷凍OKのペットボトル飲料を、冷凍庫に数本ストックしています。災害時には保冷剤代わりに使えて、解凍すればそのまま飲むこともできるので一石二鳥。スポーツドリンクを選べば、水分と一緒に塩分も補給できて安心です。
災害時のほかにも、役立つ場面はいろいろ。屋外で活動する時間が長い日は、この凍結ボトルを持ち歩けば、飲み物の冷たさが長続きして◎。食材を持ち運ぶ時にクーラーバッグに入れておき、溶けたら飲み物としていただく使い方も便利です。
冷感タオル
室温を下げられない状況では、直接体を冷やすグッズが効果的。暑さ対策に今夏リピート買いしているのが、ビオレの「冷タオル」です。気温37℃の猛暑日にテーマパークで使って、涼しさが長続きする実感があったのがその理由。
ドラッグストアで手軽に買えて、電池や水が不要、開けてすぐに使える個包装で使い勝手◎。46cmの首にかけられる長さは、肌を冷やすだけでなく、拭くのにも十分なサイズ感です。さらには、密封パックで3年間の長期保存ができるのもうれしいポイント。
1枚あたり100円ちょっとで、ふだん使いにはためらうお値段ですが、屋外レジャー兼「もしも」の時用にストックしています。使い心地を知っているからいざという時も安心。
ベタつき&ニオイ解消グッズ
汗をたくさんかく季節は、ベタつきやニオイを解消してくれるものがあると、気持ちがだいぶ違うはず。汗拭きシートと水なしで髪を洗えるドライシャンプーは、日常のQOLを高めてくれて、「もしも」の時も頼れる心強いアイテム。
ドライシャンプーは、髪の毛がベタっとしてきた時にひと吹きすると、すっきり+ふんわり感が復活!汗拭きシートは、ボディだけでなく顔にも使えるタイプを選べば、ひとつで全身がさっぱり。自宅ではもちろん、外出時も持ち歩いて家族で使っています。
香りのバリエーションも豊富なので、自分好みのものを見つけておくと、ちょっとしたリラックス効果も期待できそうです。
さいごに:季節の防災アイテムも、いつもの暮らしをベースに考えよう
いつもの暮らしの延長線上にあるのが防災。特別な防災グッズばかりを買い集めるのではなく、日常的に使えて「もしも」の時にも役立つモノを選べば、日々の暮らしを圧迫することなく、自然と備えが整っていくと思います。
基本の備えはもちろん、季節に合わせた防災も、そんな視点で考えると続けやすいはず。暑さ対策をする時は、少し先の防災まで意識して用意をしてみませんか。
◆この記事を書いたのは・・・Kota(コタ)
夫が船員のため、年の2/3は小学生の娘2人との3人暮らし。
「ワンオペでも無理なくまわせるシンプルライフ」をモットーに、暮らしを今よりちょっと良くするための試行錯誤を発信しています。