包丁もキッチンばさみも使わない!ズボラ主婦が続ける野菜の冷凍法
2024/09/03
サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
食費節約のために、安いとき多めに買った野菜を冷凍保存することもありますよね。
巷にあふれている野菜の冷凍法を確認すると、たいていは細かく切ったり下味をつけたりゆでたりするため手間がかかります。
包丁もキッチンばさみも使わず、最低限の作業だけでできる野菜の冷凍法を紹介します。
細いネギはそのまま冷凍
ネギの冷凍方法を検索すると、決まって小口切りにして冷凍する方法が出てきます。
切って保存容器に入れなくてはならないうえ、余分な水分でくっつかないようキッチンペーパーをしく人もいて大変そう。
私は、小口切りにするという手間をはぶいています。
冷凍庫に紙パックでネギ専用スペースをつくり、そこに軽く洗って水けをとったネギをいれるだけ。
しばらくすると完全に凍り細い棒状になります。
使う場合、凍ったまま包丁やキッチンばさみで切ることも可能ですし、それすら面倒なら手でちぎればいいのです。
凍っている間は、手でちぎってもネギの汁が手につきにくいような気がしますよ。
トマトはへただけ取って冷凍
一般的に、トマトは水分が多いため冷凍に向かない野菜とされています。
確かに、1回冷凍してしまうと食感が変わり生のままのときのようなみずみずしさはなくなります。
そのかわり、炒めものやスープやパスタなど、加熱調理して食べる料理にはぴったりですよ。
ミニトマトの場合は、洗ってへたを取り水けをとって保存容器や袋に入れて冷凍庫へ。
大きいトマトの場合は洗ったあと、へたを取りへたのあったほうを下にして容器に入れて冷凍します。
へたのすぐ下のかたい部分を取り除かなくても冷凍はできます。加熱してやわらかくなってからへらなどで取り除けばいいのです。
食べるときは凍ったまま鍋やフライパンに入れて熱して溶かします。
水にさらすと簡単に皮がむけるので、湯むきが面倒なときにもおすすめです。
キャベツはちぎって冷凍
きれいに切って冷凍するほうが見ばえはいいのですが、こだわりがないのなら手で豪快にちぎるという方法も。
キャベツならちぎって冷凍してもさほど問題ありません。
トマトと同様、食感は変わるのでサラダには使わず、加熱する料理に使いましょう。
冷凍すると火の通りがはやくなるので、料理時間を短縮したい人にもおすすめです。
味もしっかり入り、おいしくしあがりますよ。
切らずに冷凍できる方法を紹介しました。
面倒くさがりで自家製冷凍野菜などつくれないという人も、切らないやりかたなら比較的チャレンジしやすいかなと思っています。
◆この記事を書いたのは・・・danngo
料亭女将のDNAを受け継ぐアラフォー。料理上手ではなく、おいしいものを嗅ぎ分ける能力のみに特化。魚介類と甘いものに目がありません。お酒に弱いけれど日本酒が好き。食生活アドバイザー(R)の資格を取得。