【観葉植物のある暮らし】いろんな植物と上手に暮らす方法
2024/09/13
小さなころから植物に囲まれて暮らしてきたこともあり、今でも家のあちこちに植物を飾って暮らしています。自分で植物を育てるようになって約25年、枯らしてしまった過去もありますが、最近になってようやく植物と上手に暮らせるようになってきました。
今回は、「日々の暮らしをもっとラクに、もっと楽しく!」をテーマに、暮らしのアイデアを発信する整理収納アドバイザーの貝賀あゆみさんが、今までの経験から学んだ「いろんな植物と上手に暮らす方法」をご紹介します。
まずは2〜3鉢から!管理できる数の植物を育てる
最初からたくさんの植物を育てようとするとお世話が大変になるので、まずは2〜3鉢くらいから育ててみるのがおすすめ!小さな植物は土が少なく、枯れやすいものが多いので、15〜20cmくらいの中ぐらいのサイズの植物がおすすめです。
植物を買ってくると「育て方」が書かれているので、それを見ておおよその育て方を確認してくださいね。まずはトイレや洗面所など日差しが入らない場所は避けて、リビングの明るい場所で育ててみてください。
買う場所に迷ったら雑貨屋さんの植物がおすすめ!
「どこで植物を買ったらいいかわからない」というかたは、ぜひ雑貨屋さんをのぞいてみて!雑貨屋さんで売られている植物は、パキラやガジュマルなど室内で育てやすい植物がそろっています。
雑貨屋さんなら、おしゃれな鉢をいっしょに買うことができたり、ディスプレイされているのを見てイメージが湧きやすいというメリットも。インテリアに馴染みやすい植物が多いので、迷ったら雑貨屋さんをのぞいてみるのがおすすめですよ。
週に1度はたっぷりと水やりを
植物を育てるときに迷ってしまうのが「どれくらい水をあげればいいか」ということではないでしょうか。本来は一つひとつの植物で水やりの方法や頻度が違うのですが、わが家では「週に1度たっぷり水やり」+「毎日霧吹き」でいろんな種類の植物が元気に育っています!
夏の暑い時期には週2回の水やりにしたり、冬場は2週に1回の水やりにしたりとそのときどきの季節で変えることも必要ですが、まずは「週に1度たっぷり水やり」+「毎日霧吹き」で様子をみてください。
元気がなくなってきたサインは葉っぱが出してくれます。葉っぱがしんなりしてきたり、枯れてきたらSOSのサイン。毎日葉っぱの状態を確認してくださいね。
枯れてきたら場所をチェンジ!植物によって場所を変えてみる
植物を育てていると、しばらく元気ですごしていたのに、急に葉っぱが枯れてきたな…というときがあります。そんなときには植物の置き場所を変えてみるのがおすすめ。ずっと同じ場所で大丈夫な植物もありますが、枯れてきたら場所を変えるだけで元気になることもあります。
こちらはずっとキッチンで元気だったガジュマルですが、葉っぱが枯れてきたので日差しが強いキッチンから、リビングの棚の上に移動させたらすっかり元気になりました。
水やりがむずかしいアジアンタムは「室内で育てるもの」と思っていたのですが、室内のどの場所においても枯れてしまったので思い切ってベランダの日が当たらない場所に置いてみることに。
毎日たっぷりの水やりと霧吹きでぐんぐん葉っぱが出てきました。今度は少し夏の暑さでバテ気味なので室内に戻して様子をみようと思っています。
枯れてきたら思い切って葉っぱをとりのぞいてみる
こちらはわが家のシンボルツリーのウンベラータ。もう15年くらいいっしょにすごしていますが、年に2回、葉っぱが枯れる時期があります。
葉っぱを枯れる時期をみると、新芽が出てきている時期が多いので、枯れた葉っぱを取り除いて新芽に栄養が行くようにしています。
こちらは数年前に枯れた葉っぱを取り除いてみたときの写真です。
その後、ぐんぐん新芽が出てきてふさふさになりました!ウンベラータはぐんぐん育つので長く育てたいかたにおすすめの植物です。
以前は10鉢くらいがちょうどいいと思っていたわが家でしたが、今では室内だけでも20鉢を超えるまで増えました。毎朝霧吹きをして葉っぱや土の状態をみたり、ときどきベランダに出してお世話をするのも楽しい時間に。
雑貨屋さんで購入したゴムの木もぐんぐん育って今では4倍くらいのサイズになっています。雑貨屋さんでも手軽に買える植物なので、ぜひ暮らしに取り入れて楽しんでくださいね!
■執筆/貝賀あゆみ…「日々の暮らしをもっとラクに、もっと楽しく!」をテーマに、暮らしのアイデアを発信する整理収納アドバイザー。フォトスタイリストとしても活躍中。
編集/サンキュ!編集部