大人になった今、ありがたみが分かる「親に言われた心に残る言葉」
2018/07/31
子どものころ親に何度も言われて、今も心に残っている言葉はありますか? 当時は「うるさいなぁ」と思っていたけれど、大人になった今、そのありがたみが分かる…そんな人も多いかもしれません。『ウィメンズパーク』にも、親に言われて心に残る言葉がたくさん投稿されました。素敵な言葉の数々を、早速見てみましょう!
1. 仕事や勉強に関すること
「手に職をつけなさい」「辞書で調べなさい」など、仕事や勉強にまつわる言葉が心に残っている人も多いようです。その教えを守って手に職をつけた、自分で考えるくせがついたなど、いい影響があったという人もたくさんいるようです。
・「一度勤めたところを安直な理由で辞めてはいけない」。働いてお金を稼ぐのはそれだけ大変なことなんだと肝に銘じることができて、自分のためになったと思っています。
・「女が一人で働いて暮らせるように、手に職をつけなさい」。おかげさまで、三姉妹みんな手に職をつけています。
・「これからは女も一生仕事をする時代になるから、一生続けられる好きな仕事を見つけて頑張りなさい」。私は離婚しましたが、それも仕事があったから決断できたこと。今は再婚してますが、仕事を続けています。
・父には幼少期から「答えよりもプロセスを大切にしなさい」と言われて育ちました。宿題を見てもらうときも、解答よりもそこにいたる過程を確認されました。おかげで、何事に対してもよく考えるくせがついたと思います。
・親に「○○って何?」と聞くと、「まずは自分で辞書を引くなどして調べなさい。分からなかったらまた聞きに来なさい」と言われました。人に聞いたことより、自分で調べたことの方が記憶に残るんですよね。この行動は今でも変わらないし、子どもたちにも伝えています。
2. 日々の心がけ
人との接し方や、ものの考え方など、日々の心がけに関する言葉は、本当にいろいろなものが寄せられました。どの言葉にも「よりよく生きる」「楽しく生きる」ためのヒントが、たくさん詰まっています。
・「あいさつだけはきちんとしなさい」。これはずーっと言われました。大人になって実感。両親に感謝です。
・「笑顔でいなさい。人に優しくしなさい。美人でなくても、優しくて笑顔でいる人のところには、人が集まってくる」と言われて育ちました。お金持ちでも美人でもないですが、2人の子どもに恵まれて、幸せに暮らしています。
・「1日は1日」。笑って過ごす1日も、イライラ過ごす1日も、1日は1日。それなら無理にでも笑って過ごす1日の方がいいよ、という意味です。母にはたくさんいいことを教えてもらいました♪
・「してあげたことは忘れろ、してもらったことは忘れるな」。若いころは「そんな聖人君子みたいなこと…」と思ってたんですが、母になった今、このくらいの感覚でいる方が周りの人に恵まれるような気がします。
・「一度口にした言葉は、どんなに後悔しても返ってこない。だから、言葉には気をつけなさい」。大人になった今でも、本当に難しいなぁと思っています。
・母によく言われたのは「言いたいことがあるなら、面と向かって相手に言いなさい」です。白黒ハッキリした性格の母だったので、陰口を言ったりコソコソしたりするのが大嫌いでした。なので、私もハッキリした性格に育ったと思います。
・「人にしたことは、いつか自分に全部返ってくる」。私がいじめられていたときも、いじめた子は、いつかそれが自分に返ってくるんだよと言っていました。なので、私は人の嫌がることはしないように生きてきました。
・「きょうだい間でも友人間でも、お金の貸し借りはするな。もし貸すときはあげたつもりで貸しなさい」とよく言われてました。きょうだい間のお金の貸し借りはずっとなく、大人になって一度兄に借りたときもすぐに返しました。
3. まとめ
どれも、大人になってからも、いえ、大人になった今こそ大切にしたい心がけばかりでしたね。今回ご紹介した中に、皆さんが小さいころ言われた言葉もあったでしょうか。心にしみる素敵な言葉は、改めて心に刻んでおき、子どもにも伝えていきたいですね!
■文中のコメントは「ウィメンズパーク」から再編集したものです。