子どもからの「紙ちょうだい」「折り紙どこ?」の声に毎回応えるのは、家事や考え事をストップされて、時間ロスとストレスになりがちです。
今回は、「誰でもできる仕組み」で暮らしをラクにする時短研究家ママのあらきあゆみが、100円ショップのプチプラアイテムを使い、子どもが自分で取り出せる収納方法を紹介します。

手軽にできるダイソーA5ファイルボックス収納術
今回使用するのは100円ショップ・ダイソーで手に入るA5サイズの書類収納ファイルボックス。A5サイズはA4の半分の大きさです。
子どもの手にフィットするコンパクトなサイズ感が魅力で、折り紙や裏紙、トレーシングペーパー、シールなど、紙類の種類ごとに分けて収納できます。
ラベルを貼るだけで中身がひと目でわかるので、子ども自身で管理しやすいのがポイントです。
A5ファイルボックスにはいくつか種類がありますが、この1か所だけクリップ止めするタイプは、子どもでも開閉しやすく、ラベルも貼りやすいのでおすすめです。
子どもが自分で取り出せる仕組みづくりのコツ
A5ファイルボックスは、A4の半分のサイズなので背が低めで机に並べても圧迫感がありません。また、カラーボックスの棚でもすっきり収まり、背が低いので取り出しやすさも抜群。小さな子どもでも無理なく扱えます。
種類ごとに分けたファイルボックスを並べておくことで、子どもが自分で何をやるか選んで自由に遊べる環境が整います。
シンプルな仕組みなので、文具や小物など紙以外のアイテム収納にも応用可能です。
お絵描き用A5紙を簡単に用意する方法
同じくダイソー商品のA5サイズのコピー用紙を合わせて購入すれば、お絵描き用の白い紙の用意も手間なし。
また、園からの案内などA4サイズの不要になった紙も再利用。内容を確認してすぐに半分に切って入れておけば、お絵描き用として活用できますし、なんとなく残してしまう書類にモヤっとせずに済みます。
色付きのラベルやイラストを使って子どもと一緒に作れば、楽しみながら整理整頓の習慣づけも期待できます。
このシンプルな収納方法で、親の「どこ?」と聞かれるストレスと時間を減らし、子どもが自分で必要なものを取り出す力も育てられます。子どもからの「紙ちょうだい」にモヤっとしたら試してみてくださいね。
■執筆/あらきあゆみ
時短研究家ママとして、100均アイテムやスマートホーム、デジタル活用などで暮らしを楽しく、ラクにする時短アイデアを発信。「がんばらなくても回せる」仕組みをつくって、家事・育児・介護・仕事を回す二児の母。Instagramは「@moyatto_jitan」。
編集/サンキュ!編集部